イタリアツアー2017(のりもの2/4)

南イタリア周遊の旅

ローマから寝台列車でシチリアへ

今回のツアーの鉄道経路

Intercitynotte1955
Roma Termini(21:31)→Catania Centrale(8:18)

あらかじめ日本でインターネットのイタリア国鉄のサイトで予約購入してある。

巨大な電光掲示板で発車番線を調べる。30分前ではまだ表示されていない(決まっていないのだろうか)

車両が入線してきたものの、3号車の位置がわからない。飛んでいる数字もあるのでさらにわかりにくい。やっとのことで3号車を見つけて乗車し部屋を探す。

3段寝台で、小さな洗面所がある。お湯は出ない。

足下に横になっているハシゴをかける。ハシゴをかけると洗面所は使えない。ご覧の通りとても狭く起き上がれないくらい。夜行列車の楽しみ、お酒を飲む場所がない。2名なら真ん中の段は上げて広く使うこともできる。

列車の最高速度は160キロ、相当速くゆれる。

フェリーに積み込む一時間くらい前からトイレ使用禁止

うとうとするとお腹が痛くて目が覚めた。

トイレに行くと真夜中にもかかわらずみんな誰かが入っているのか、開かない。車両を移動しても開いていないので困っていると、「メッシーナを出るまで使えないよ」とイタリア人乗客が英語で教えてくれた。「OK?」

OKというより、お腹が痛い。困った…

 車両を切り離し列車ごとフェリーに積み込む

列車はほぼ定刻にVilla San Giobanniに4:25頃到着した。再び発車すると、前に行ったり後ろに行ってフェリーに積み込む準備をしているようだ。フェリーには分割して積み込むので、電源も切れて空調も消えた。夏はかなり暑くなりそうだ。この間ずっとトイレは使えない。

やっとのことでフェリーに積み込み、フェリーの船内に降りられるようになるとフェリーのトイレは次々と乗客が利用していた。

船内では電源が供給される

編成は二分割されていた

階段を上がると船室に行かれる。

トイレ以外に人はいない

時化ていたのか、手すりにつかまらないと歩きにくいくらい、かなり揺れる。

列車から降りた階段を覚えておかないと、列車に戻れない。

列車に戻ると列車が船の揺れを吸収するのか、あまり揺れない。

フェリーが着岸すると再び前に行ったり後ろに行ったりで編成を元通りにしたようだ。

Catania Centrale にほぼ定刻に到着。

シチリア最大の都市パレルモへ

Catania Centrale で小一時間待って乗り換え。

Regionale3805
Catania Centrale(9:32)→Palermo Centrale(12:29)

乗車口の段差が小さいバリアフリータイプ。トイレの鍵は壊れかかっていて、外からボタンを押すと鍵をかけていても開いてしまう。イタリアはこんなことばかり。

乗車口に段差がない代わりに、車内は階段状

車窓はシチリア名産のレモン畑、サボテン(食用?)

徐々に混雑して立ち客が出るくらい。ほぼ定刻にPalermo Centrale に到着。

パレルモでは、のりものに関して特にない。

再び列車ごとフェリーで本土へもどる

パレルモに2泊してLamezia Terme Centraleを目指す。

ホームで犬が寝ている。列車が入ってくるとどこかへ行った。もう一匹はベンチの近くにいた。

先頭車両は半分電気機関車で、日本にはないスタイル。

Intercity730
Palermo Centrale(9:55)→Lamezia Terme Centrale(15:56)

フェリーで海を渡り、本土の西側の街へ。

ドイツでは前後どちらも行かれる客車編成が多かったが、イタリアは必ず電気機関車が一番前になっている編成が多い。

推進運転で入線

先頭機関車は二両タイプの電気機関車

四人掛け向かい合わせシート

トイレは清潔だが、穴から線路が見える

車窓は素晴らしい。イタリアの海がこんなにきれいだと思わなかった。

Messinaから再び列車ごとフェリー

いったん入ったホームでドアが閉まり発車すると、違うホームに入り直して再びドアが開く。当然案内もなく突然ドアが閉まる。

フェリーに乗り込むところは明るくても乗ったままでは見えない。電源がなくなり車内は暗い。トイレは締め切りになっているはず。

フェリーに入ったところ

積み終わるとすぐに出港したようだ。

列車は海沿いを走り続け、15:56ほぼ定刻にLamezia Terme Centraleに到着。この後この列車はあと3時間ほどでRomaTerminiに到着予定。

Lamezia Terme Centrale

駅の目の前にあるB&Bに宿泊。

イタリアのディーゼルカー

ブーツのつちふまずのあたりをめざす

Regionale
Lamezia Terme Centrale(8:51)→Catanzaro Lido(9:37)

ディーゼルカー一両(ALn663形)エンジン二基のパワフル機

乗車口は中央一カ所でトイレがあり、客室は左右に分かれる。

一等車もあるようだが、イスも同じで運用は不明。

日本のように変速機とマスコンが別ではなく、回転軸方向が変速機、上下のレバーの移動でノッチが変わる。前後でノッチ、回してギア変速。ノッチを入れながら変速はできないしくみ。ブレーキはおそらく左手。

Catanzaro Lidoから徒歩数分のところに、私鉄であるFerrovie della Calabria Srlの駅がある。

おかしな位置に立っていると思ったら、向こうのホームに列車が入り、ジーパン姿の人は運転士だった。イタリアの鉄道は車掌は制服だが下はGパンのこともあるが、運転士は制服がないみたい。

海岸沿いに行き、ランチを食べて駅に戻る。

Intercity612
Catanzaro Lido(14:41)→Taranto(19:07)

ディーゼル機関車が客車2両を牽いてやってきた。

車両はすべて元一等車で4人掛け向かい合わせと2人掛け向かい合わせの3列席。

車端部にはコンパートメントもあった。一等車なので足下も広く快適。

コンビナートやクレーンが見えてきてTarantoに到着した。この時期の日没は20時頃なので、19時過ぎではまだまだ明るい。

3/4につづく