ナローゲージに乗りに行く

ナローゲージについて

ゲージとは線路の幅のこと。

日本の鉄道は新幹線、路面電車、一部大手私鉄などが標準軌と言われる1435mm(4フィート8.5インチ)

JRの在来線はすべて狭軌(1067mm3フィート6インチ)、私鉄にはその他のゲージも存在する。

そんな中、もともと軽便鉄道(馬が引いたり)だった名残で、ナローゲージと呼ばれるものが存在する。

線路幅は762mm(2フィート6インチ)で、標準軌の半分近い。

旅客鉄道として現存するのは、三重県を走る内部線と三岐鉄道。

日本の鉄道ではいちばん狭い、762mmの鉄道に乗りに行く。

まずは内部(うつべ)線に乗車

※乗車当時は近鉄内部線だったが、2015年4月より、四日市あすなろう鉄道が運営している

近鉄四日市駅からスタート。

さすがは日本一の営業キロを持つ近鉄の運賃表

一日乗車券の類はないので、普通乗車券を購入して入場したものの乗り場がわからず。

内部線のホームは全く別な場所で、一度出てから階段を降り、別なのりばへ。

完全にローカル線のホーム。列車は30分に1本程度しかない。

遊園地ののりもののような電車が入ってきた。

運転席は車両中央。ワケとは途中駅追分のこと。まりもっこりのキーホルダーがついている。

バス窓が並ぶ

終点内部までは17分230円。八王子は行き止まり駅でまた運賃と時間がかかるため、諦めて桑名まで購入。

内部駅

単なる住宅と農地なので、来た電車で折り返す。駅の横には車庫と車両工場。

バスのような車内

近鉄四日市まで戻り、次のナローゲージの始発駅である桑名を目指す。

特急名古屋行き、さっきの電車と同じ会社とは思えない

桑名駅から見た駅前ロータリー

三岐鉄道のナローゲージ

JRと近鉄は改札が同じでつながっている。

桑名駅の南側はずれにある、西桑名駅から三岐鉄道は発着する。

三岐鉄道は三岐線と北勢線の二線だが、元々の鉄道が別会社なので接点がない。

三岐鉄道両線に乗れる一日乗車券1,000円(2015年2月現在1,100円)もあったが、こちらを選択。

終点の阿下喜(あげき)までは片道460(平成27年2月現在470円)、入浴料が500円なので、単純往復ならこの乗車券の方がお得。

内部線と線路の幅は違うが、車両の雰囲気が少し違う。運転席は一般の電車と同じ左寄り。

車内はオールロングシート

人が座ると狭いの実感(向かい合って座るともっと実感)

さすが元近鉄、近鉄電車に似た運転台

デッドマン追加工事完了車のデッドマンとは、運転士に何らかの異常があったときに非常ブレーキがかかるというもの。

左のマスコンハンドルを手のひらで上部を握ることでスイッチが入り、離すことでデッドマンがかかる。ただし、ワンマン運転をすることから片手が離せるように、足下にペダルを設置し、そのペダルから足を離すと非常ブレーキがかかるようになっているのかもしれない。

難読駅名

滋賀県の京阪電鉄石山坂線にも同じ漢字の駅名、行政町名は大津市穴太(あのう)

駅近くにホクセイショッピングセンターがあるが、使われていないスペースの方が多い。
2014年11月にホクセイスーパーは自己破産申請して完全閉店してしまった。250円弁当などが有名だった模様(食べみた)

道路の向かい側の阿下喜の湯

阿下喜温泉Webサイト

サイトには天然温泉、かけ流しと微妙な表現。加温して循環式と記載してあるので、かけ流しとは少し違うような気がするが…

地元の衆と地元の人になりきって入るお風呂は好きで、ドライブ中でもよく入る。今回は電車利用なので、お風呂上がりにビールを飲むこともできる。

あらかじめ時刻を調べておいて、駅に戻る。

元近鉄モニ20形

四日市スポーツセンターで動態保存されていたものを、きれいに復元したもの、1931年(昭和6年)製造。

並ぶと小さいのがわかる

再び50分揺られて桑名へ戻った。