新幹線の寝台列車

上海駅から上海虹橋駅へ

上海駅は想像通り巨大です。


出発駅である上海虹橋駅に地下鉄で向かいます。

地図上の目的地をタッチしてお金を入れて購入します。

いつも行列ができていて、やっと順番が来たら一時的に小銭しか使えなかったりします。



地下鉄車内の様子。いつも混雑していて座れません。



地上区間の地下鉄から見下ろす、車両基地。

時間がたっぷりあったので、隣駅にある上海虹橋空港(Shanghai Hongqiao Airport) へ行ってみました。



赤字は遅延ですが、さすが。13時から20時まで表示されています。

羽田空港国内線ターミナルに少し似ています(世界的にこういう作りが多い)


上海虹橋駅発の新幹線

ながーい通路を歩き、虹橋駅(Hongqiao Railway Station)に到着するといつものように荷物検査。



はっきり言って、カタチだけです。インドの方がボディチェックもあったし、ずっと厳しかったです。



将来的には、空港に直結した上海最大の高速鉄道のターミナル駅になる予定です。

羽田空港に新幹線が乗り入れてくるのと同じです。

駅はかなり巨大です。



1000キロ以上先の北京まで、16両編成が4本運転されます。正点は定刻のこと。

発車3分前に改札が締め切られます(駆け込み乗車で列車が遅れないように)






東京から博多と同じ距離なので、日本と比較すると安いです。

北京市のサラリーマンの平均月収が3万円くらいだから、日本円で10万円位の価値…

実際に客層もかなり豊かな感じがわかります。でも声は大きい。

キップ売り場はどこもこんな感じです。節電でもないのに、全体的に暗い…



東海道・山陽新幹線の駅のようです。





Sleeping Car そう、寝台車なのです。


カーテンがありません。3人以下だと相席で下段は寝顔丸見えです。

下段は上段より少し高く、730元(=9,300円)

はしごはなく、壁の足置きでよじのぼります。テレビは電源は入りますが写りません。



通路も見慣れた寝台車そのものです。



日本では見なくなった食堂車も連結し、先頭2両は座席車です。



JR東日本の新幹線E2系がベースになっています。



JR東日本E2系



最高速度200キロの寝台列車で、電車なので乗り心地は客車の方がよいです。

客室はきれいですが、トイレはどんどん汚れていき、トイレットペーパーは二度と補充されません。

朝になり到着が近くなると、トントンとノックされゴミ箱の中のゴミを回収して行きます。日本では到着後にすることでしょう。


この旅から一ヶ月後、杭州駅発 福州南駅行きの列車が、衝突、脱線しました。

在来線に高速車両が走る路線で、車両が日本製、信号システムはドイツや他の外国の寄せ集めです。

衝突したのは、この2両でした。



左が川崎重工他の日本製、右に見えているのは、カナダのボンバルディア製の高速鉄道です。

衝突事故では、右の車両に左の車両が衝突した形です。


私たちが乗車したのは、上海虹橋駅から北京南駅。

事故は、反対の北京南駅から上海経由で福州南駅に行く列車でした。


※朝日新聞より転載


北京南~上海間も同じ信号システムを使用しているため、事故が起きる危険があったと思います。

中国の鉄道では、他にも多数の事故を起こしており、安全を軽視して、急速に発展させている感があります。

高速鉄道の歴史が浅く、ソフトが追いついていないのです。何よりも、職員の意識改革が必要でしょう。

実際に乗ってきて、中国の鉄道自体の魅力と、問題点がよくわかりました。