ヨーロッパ鉄道の旅

ヨーロッパは、なんといってもパスが便利でお得です。旅行期間、地域によって様々あります。

それでは簡単にご紹介しましょう。

ヨーロッパ中をまわりたい場合にお得なパス

ユーレイルグローバルパス ユーレイルグローバルフレキシーパス

28カ国すべてで有効で、期間は連続した15日間、22日間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月まであります。

連続しない5、7日間(有効期間1ヶ月) 10、15日間(有効期間2ヶ月)が、フレキシーパスです。

フレキシーパスの方が日程も短めなので利用しやすいですが、その分価格も高めです。

ドイツドイツ
オーストリアオーストリア
スイススイス
イタリアイタリア
フランスフランス
スペインスペイン
チェコチェコ
スウェーデンスウェーデン
ノルウェーノルウェー
デンマークデンマーク
ハンガリーハンガリー
ベルギーベルギー
オランダオランダ
ルクセンブルクルクセンブルク
スロバキアスロバキア
ポルトガルポルトガル
フィンランドフィンランド
アイルランドアイルランド
ルーマニアルーマニア
ギリシャギリシャ
トルコトルコ
ブルガリアブルガリア
スロベニアスロベニア
クロアチアクロアチア
セルビアセルビア
モンテネグロモンテネグロ
ボスニアボスニア
ポーランドポーランド

価格は為替レートによって変動します。

たとえば連続15日間大人1等を利用して、おおまかには、一日あたり5,000円です。これで日本でいうグリーン車に乗り放題ですから、かなりお得です。ユース(学生用)には2等もありますが、大人は1等しかありません。 二人以上のグループ(同一行程)に適用されるセーバーもあります。

いくつかの国を決めてまわりたい場合に便利なパス

ユーレイルセレクトパス

適用国26カ国のうち、隣接した4カ国、または3カ国を選ぶものです。隣接していても発券できないもの、隣接していなくても空路があれば発券できるものなど複雑です。

また、隣接した2カ国のパス(リージョナルパス)もあります。

一つの国をじっくりまわりたい場合のパス

各国内のパスもあります

たとえば、ドイツ鉄道(DB)全線に乗れるジャーマンレイルパス。期間は連続タイプ5、10、15日間と、連続しないフレキシータイプ3、4、5、7、10日間(有効期間1ヶ月)があります。二人用(ツイ ン)は二人目が半額になる特典もあり、有効期間の違いなどから 一日あたり10,000円から5,000円くらいまで安くなります。

2013年のツアーより

2013年のツアーでは、ドイツ、オーストリア、スイスを巡り、 ユーレイルセレクト3カ国パス8日間用セーバーを利用しました。日本のグリーン車相当が8日間(連続しなくても可能)乗り放題で 一人あたり36,000円くらい=一日4,500円で、かなり安かったです。

ユーレイルセレクトパス

これらのパスは原則的に外国人しか購入できません。また、いろいろな約束事がありますので、旅行会社に相談されるとよいでしょう。購入したまま何も記入し ないで、はじめに使うときに「バリデーション」という手続きが必要です。利用開始の証明を受けるようなものです。このパスでいうと、右の四角いハンコがバ リデーションの証です。

実際に乗車する日には、乗車する前に自分で日付と、行程表に乗車する列車名など記入します。これらを怠ると、厳しい罰則があります。外国人といえども、まったく容赦はありません。

このパス自体の有効期限は左の青い、クセのあるボールペンの字です。16/01/13、日本とは反対のヨーロッパ表記で、13年1月16日とありますね。 これらはバリデーションの際に、係員が記入します。バリデーションは窓口が混雑していることもあるので、前日までに、または国内で受けることもできます。 ただし、バリデーションを受けると、理由の如何に関わらず、払い戻しが一切できなくなります。

左下の小さな書き込んだ数字が、実際に乗る日にちです。ハンコは車掌が押してくれます。

ユーレイルパス類のみでは乗車できないのは、寝台列車、一等を超えるような特別席、全席指定列車です。これらの列車を利用するときは、座席指定席券などが必要です。

指定席について

一等の鉄道でも指定席ではないのか?すべての席が、自由席でもあり、指定席でもあるのです。指定してある席は、指定区間が表示されているので、その区間に は指定席券を持った乗客がやってくるしくみです。ユーレイルパスで指定席券を購入しないときは、この指定がない座席に座る、または 降りる駅よりも先から乗ってくる席に座ればよいのです。

座席の上に必ず指定席情報があります。

国際列車ECは手差しでした

ECの指定席情報

41番席は、PrahaからBratislavaまで指定されている、という意味です。

ICEなどの新しい列車はデジタル表示です

ICEの指定席情報

窓際の86番席は、HanburgからBerlinまで指定されています。

コンパートメントの場合はこのように表示されています

コンパートメントの指定席情報

6人の個室ですが、窓際の二つがKOLN(ケルン)からKIELまで指定されています。

指定席は変更ができないので、来ないことも少なくありません。また、入線したばかりだと表示されていないこともあるので注意が必要です。

ヨーロッパの鉄道は頻繁に進行方向を変えるため、座席は固定されていて回転しません。4人がけの座席には大きなテーブルがあり、一人でもそこを陣取って仕 事をするビジネスマンがたくさんいます。列車の中で眠っている人がほとんどいなく、本を読んだりパソコンをしています。スマートフォンはiPhone以外 はほど普及していませんでした。

一等のサービス

一等の座席にはメニューがあり、食堂車のメニューを席まで運んでくれます。

【メニュー】

食堂車のメニュー

【裏はドリンクメニュー】

ドリンクメニュー

高い部類に入るBrotzeittellerというのは、お皿にハムやソーセージ、パンなどが盛り合わせになっているもの。どれもボリュームたっぷり。ビールはコーラの価格とほとんど変わりません。