【添乗員同行】徳島阿波おどりツアー

本場徳島市の阿波おどり2024
淡路島、室戸岬、DMVと四国鉄道文化館見学
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台湾一周鉄道ツアー1

台湾到着、台南へ

台湾までは4時間30分。LCCの狭い座席では限界に近いフライト時間。羽田空港からの便は松山(ソンシャン)空港、成田空港からの便はほとんど桃園(タオユエン)空港に到着します。

松山は台北からMRT(地下鉄)で行かれて便利ですが、桃園は台北から30キロ以上離れており、リムジンバスなどで1時間以上かかります。台北まで直行リムジンバス(110元~≒400円前後)の場合、各社のバスが台北駅はもちろんホテルにも直行していて、トイレ付きの豪華車両も走っています(1元≒3.47円 2014年4月現在)

今日の目的地は台南なので、高鐵(新幹線)桃園駅までの直行バス(30元≒100円強)を利用。参考までに、桃園から台北までの高鐵は15分(330元≒1,150円)

窓口の女性は「サンジュゲン」という日本語で話してきました。

大きな半分は乗るときに係員が切り離します。

バスはほぼ全員が座ると発車して、すぐに次の車両がやってきます。高鐵桃園駅までは高速道路経由で15分くらい。台湾鐵道の桃園駅はまったく別なところです。

清明節で臨時便をだしているせいか、高速バスに利用されている車両がきました。

いつもはこの車両

高鐵の乗車券は窓口でも購入できますが、自動券売機で言葉がわからなくても何とか買えます。

大きさはテレホンカードサイズでJRより紙が薄めでペラペラ

自由席は10~12号車、信用上下はクレジットカードの意味。

空港から駅までのバスが15分で30元であったことを考えると、新幹線はひと駅15分でも高めです。

高鐵桃園11:57→新竹12:08 645列車自由席 135元

高鐵桃園駅

きっぷを入れる方向があって、裏にした状態で入れると、きっぷが出てきます。出てきたきっぷを抜き取ると、通せんぼしていたゲートが開きます。JRと違い、取るまでは開きません。

新竹駅を降りると、目の前に支線である六家駅があり、北部幹線の新竹駅へ向かいます。

六家12:17→新竹12:37 區間車1727列車 16元(JRの一般的な自動券売機のきっぷより、一回り小さい)

改札口横に四角い小さなハンコがあり、それを自分で押すことできっぷを持って帰れます。持って帰る人は、領収書の代わりにするようです。JRでいう「無効」印と同じですね。

區間車とは普通列車で、冷房付きという種別。20分くらいの乗車で16元だから、60円以下。車両は韓国製で、電装がドイツのシーメンスの車両と、電装が東芝製の車両が存在します。

車内はすべてロングシートで、トイレ付き

最新の日本車両設計の區間車はこちら

セミクロスシート

新竹12:49→台南17:01 莒光号551列車(海線) 346元(無座2割引)

(JRの指定席券とほぼ同じ大きさ)

窓口には長蛇の列、仕方ないので自動券売機で購入するも、出てきたきっぷは「無座」

莒光号(チュカンハォー)と自強号(ツーチャンハォー)は全席指定で、一部の列車を除き満席でも「無座」という乗車券が発券されます。これは日本の自由席 のようなもので、空席に座っても良いですが、指定席を持ってきた人が来たら席を譲るという落ち着かない席です。

この日は清明節(故郷にお墓参りに帰る日)の翌日の日曜日ということで、相当な混雑。4時間10分もの乗車なのに、無座とは…かなり気が重くなりました。 後から考えると、後続の列車もすべて満席だったでしょう。特急に相当する自強号なら2時間強なのでまだマシです。

乗客をかきわけて、歩いても歩いても席は空いていません。先頭車両の一番前の席がかろうじて空いていたので、とりあえず座りました。これから4時間、駅に 着く度にこの席の持ち主が来ないことを祈らなければいけません。結果的に持ち主が現れなかったのは、予備の席だったのかもしれません。

台湾ではまだシステムが未熟で、ダブって指定席券を発売するようなことが見られます。この区間の正規の運賃は432元ですが、346元になり、右上に割引 を表す「折」と書かれています。莒光号・復興号(ほとんどない)で81キロ以上無座で乗車すると運賃は8割(つまり2割引き)という規定があるのです。 ビックリなのは、このきっぷからわかるように346元≒1,200円、4時間も急行列車に乗って1,200円なのです。ように運賃+特急料金という考え方 ではなく、莒光号は1キロあたりいくら、自強号は1キロあたりいくらと運賃が決まっています。途中下車という概念もなく、キロあたりの運賃なので途中で降 りても運賃は変わりません。

車内はぎゅうぎゅうの混雑、どの駅でも乗ってくるばかりで降りるのは数人ずつです。特急停車駅で少しは降りると思っても、数人降りるだけでホームは長蛇の 列。トイレは車両の反対の端で、何とか行かれるか行かれないか。急行車両なのでつり革はもちろん、つかまるところは座席だけです。女の子は肩にもたれか かってくるし、肩がぶつかれば舌打ちされる日本と大違いです。人の上でおせんべいを食べるし。

40分くらい遅れて、ぎゅうぎゅうの列車が目的地の台南に着きました。ここでもそれほど降りずに、台湾第二の都市高雄まで行くようです。ベルが鳴り終わっても、まったく乗り切れずいつ発車できるのかわからない状態 。

【参考】

高鐵(新幹線)新竹→台南 70分約4,000円 
指定席1160元 自由席1125元 商務席(グリーン)1565元

自強号(特急列車)新竹→台南 3時間約2,000円
560元

莒光号(急行列車)新竹→台南 4時間約1,500円 
432元(無座346元)

台南の老舗、周氏蝦捲

台南では、便利な駅前ホテルに宿泊。

ホテルから歩いて10分かからないところに新光三越があり、その近くのフードコートへ。お酒を飲んでいる人はほとんどいないようです。

日本語訳:周さんの蝦捲(えびまき) 隣の安平豆花も豆花(デザート豆腐)の老舗です。

台南はエビが名産。蝦捲は、エビのすり身、豚肉、セロリなどを豚の横隔膜で巻いて揚げたもの。

1本55元(≒190円)
日本の貨幣価値で500円くらいな感じ

サクッと揚がっておいしいですが、少し甘いのが残念。

台湾最初の孔子廟

台南孔子廟は、台南駅から徒歩15分くらい、清代末期までは台湾最高学府でした。

孔子が祀ってあります

公園にはホンモノのタイワンリスがいっぱい。

担仔麺(タンヅーミェン)の度小月本店

台南駅から徒歩10分くらい。100年の歴史があり、漁師の人が漁に出られないときに天秤棒を担いで売ったのが始まりだそう。

空港にも支店がある度小月(ドゥシャオユエ) 顔はめ看板もある。

ルーツである屋台を意識して、下に座ってつくっています(写真は立っていますが)

注文すると「ニンニク、パクチーダイジョウブ?」もちろん大丈夫。

やってきたのはごはんのお茶碗くらいのもの。このお店で18杯食べた人が最高らしい。3杯くらいは食べられそう。エビをベースにしたスープと肉味噌がポイント。

看板メニューである担仔麺、アヒルの玉子(殻も食べられる)

麺とビーフンが半々のもの、名物肉団子トッピング。

お店のスタッフ全員で「アリガトウゴザイマシタ」

地元大人気の高級フルーツ店 裕成水菓(ユーチェンフルーツ)

日本でも果物を水菓子と言いますね(70歳以上)

このお店の営業時間はお昼の12時から翌朝5時まで。フルーツパーラーでも夜中の需要があるのですね。

このお店の名物はマンゴーかき氷。季節は4月下旬くらいから。原汁はジュース、切盤はカットフルーツ。

綜合切盤(1人前)80元(≒280円)

一人前がけっこうな量。トマトはくだもの、手前に見えるのは砂糖に塩が混ざっているもの 。

鮮果冰(フルーツかき氷)130元(≒450円)

どんぶりと同じくらいの大きさ。日本なら1,500円くらいだろうか 。

スイカはこれか。

よく見ると、イチゴは博多あまおうだった。イチゴがどっさりのった氷を注文したら、ガッカリじゃん。 清潔に作られているし、お店の人の感じはいいし。

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