月別アーカイブ: 2017年5月

Roma街歩き「そのⅡ」

道を間違えてトレヴィの泉に行ってしまい、気を取り直して地図を見直し、道を聞いたり、
水を買ったりしながらようやくたどり着いたのが第2目的地「パンテオン」ほっとしました。

 

世界最大の石造りの建築で現存するローマ建築のもっとも完全な遺構のようです。
「パンテオン」とは「すべての神々の」という意味で、すべての神々にささげられた神殿です。

歩き疲れてというより不安な気持ちがいっぱいでしたからこの前に立ったときの嬉しさは
格別でした

 

中に入ると人は多かったですが、ひんやりした空気で強い日差しの中を
歩いたので心地よかった

 

内部には遺構がいろいろ見られます

 

厳かな雰囲気の中ひと休みできたのは幸せでした

 

クーポラの天窓から光が注ぎます、この窓は直径9m近いとか、そして内部の唯一の光源です

 

神秘的な光です

 

床にこんな模様を何箇所かで見かけましたが、何なのかは今でも不明

 

ラファエッロのお墓  37歳で亡くなったラファエッロは、ここに埋葬するように
言い残し、墓にはロレンツエットに聖母子像を依頼したといわれます

 

 

 

元気を取り戻して外に出ました、観光客と比べると建物の大きさが想像できると思います

 

パンテオン前のロトンダ広場も帰りには目に入りました

 

そしてストリートミュージシャンも。

 

ここから次の目的地までに2箇所の教会に立ち寄る予定でしたが思わぬ時間がかかってしまい
その道に出られなかったのも残念でした。

Romaの街一人歩き

ローマに出発したのは5月9日夜でした。
息子夫婦と一緒でローマからイタリア南部を列車で周遊する12日間の旅です。

ローマに到着した翌日2人は郊外に列車で出かけて私はローマの街を一人で見物しました。
ローマはドイツに出かけた時に立ち寄り観光バスで見物して以来2度目ですが、今回は
一人歩きをしてみることにしました。

出かける前にローマだけは調べてあったのでテルミニ駅から満員の路線バスに乗り、まずは
ヴェネチア広場で下車、不安な気持ちでヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂へ向かいました。

イタリア統一を記念して造られた白亜の殿堂は、初代の国王となったヴィットリオ・エマヌエーレ
2世の偉業を記念して建てられたそうです。

広場はかなりの広さで、信号のない横断歩道は歩行者の後について渡り、ようやく建物の
ところに到着しました。

 

正面でなく横の階段を行くとまず一つ目の目的「フォロロマーノ」が見えました。

 

こちらを見るのには時間がかかりますので一部をこのあたりから眺めようと思ったのです。

 

ちょっと雰囲気はわかりました。

 

階段を上がるとカンピドーリオ広場です。

 

こちらはカピトリーニ美術館、この日は見物の時間がなさそうで右手の奥を回りカフェテラスに
向かいます。

 

テラスからの眺めです、ローマの街が見えます。

 

こちらにたどり着いただけで方角を確認する余裕はありませんでした。

 

コロッセオも近くのはずですが、こちらでしょうか?

カンピドーリオの丘にある広場、古代ローマ時代には神殿が置かれ常にローマの中心地でした

天才ミケランジェロによって生まれた美しい空間、正面の建物は市庁舎です。

帝政時代の巨大な像が広場の入り口を守ります。

 

こちらが正面の階段です。

 

この後ナヴォーナ広場に向かう予定が反対方向に歩いてしまい大失敗、すごく歩くことになって
しまいました、何度も道を尋ねて自分の居場所が分かり、ようやく見覚えのある道に出たら
何とそこはトレヴィの泉でした。

 

混んでいるのは分かっていたので今回こちらに立ち寄る予定はありませんでした。

 

こことスペイン階段はスリや押し売りがもっとも多い所と言われていたので前回見てるし
行く予定ではなかったのです。
ところが今回は様子が変わってました、パトカーが停まっていたり、テロ警戒でしょうか
重装備の警察官なども多く見かけました、治安は大丈夫そうです。

でも写真はこの1枚だけ、ちょっと見て次の予定地に向かうことにしました。
たどり着けるかちょっと心配でしたがすぐ歩き出しました。

 

ちょっと面白い光景

以前にも紹介していますが、息子夫婦の住むマンションからの眺めは見飽きません

 

列車が通過しました

 

すぐ下の小学校の校庭では徒競走の練習でしょうか?

 

音楽が聞こえたので覗いてみたら、中央の小さな車は移動パン屋さんのようです

 

バスと車のロータリー

 

工事のゴンドラが止まりベランダで人の気配がして、慌ててカーテンを閉めたりしてます

何回か下の階で停車中のゴンドラです、覗いてみました

そしてこちらは上がってゆくゴンドラの床部分です

晴れた空に富士山が美しかったです、やはり冬のように澄んでくっきり見えませんね。

 

息子たちと旅行の打ち合わせで泊まりに行った時のことです。

 

(4月30日撮影)

 

「道明組紐作品展」

「第44回 道明組紐作品展」は銀座三丁目紙パルプ会館で開催されました
何回か紹介したことがありますが、久しぶりの訪問で会場が変わっていました。

 

 

有識組紐「道明」は上野にあります、友人は長くお稽古していた方です。

 

友人の長いお付き合いの根本さんは「技術賞」繊細で緻密な美しい作品でした、
作者も素敵な方です。

 

道明の方に許可を得て作品を撮らせていただきました。

 

本当に素晴らしい作品の数々です。

 

偶然お話を聞いた方が作られた作品の説明をしてくださいました。
飾りの組紐部分をつくり、素材やデザインを考えられたそうです。

自分でも洋服を作りますからちょっと興味がありました。

 

こちらの作品も同じ方の作品だそうです、ご年配の方ですが美しい組紐の
アクセサリーも付けていらっしゃいました。

 

 

組紐を楽しんだあとは込み合う銀座でしたが、6丁目松坂屋跡地に出来た
「GINZA SIX」でランチにしました

 

ソニービル「サバーティーニ」のカジュアルなイタリアンのお店が
こちらにあることを知り立ち寄りました。

 

アンティパストは3品、定番ですが丁寧な作りで特に手前の野菜のトマト煮が美味しくて
その日に家で作りました、ラタトゥイユと思いましたが、それはフレンチですね。

 

パスタはおなじみボンゴレ、あさりのトマトソース、太目のパスタです。

 

子牛の煮込み、マッシュポテト添え、ポテトとの相性は抜群の煮込み料理です。

 

デザートはおなじみ洋ナシのタルトとコーヒー  サバティーニのカジュアル店ですから
期待通りの美味しさで、結構食に厳しい評価をする友人も納得だったようです。

 

 

ニューヨーク在住の日本人アーティスト、おなじみの水玉模様は草間弥生さんの作品の
ようですね。

吹き抜けのビルは広々でしたが、土曜日の午後で散策の人も多くてかなり込み合ってました
銀座好きとしてはなんとなく気がかりで立ち寄りました。

ショップの散策はまた後日にゆっくりとということになりました。

 

(4月27日)

お墓参り

4月19日は母の命日で今年も妹とお墓参りに行きました。

 

今年はちょうどツツジが満開でした

 

小平霊園はかなり広く、帰り道でこんな可愛いスミレを見かけました

 

タンポポはかなりたくさん咲いていました

 

八重桜がこんなに満開の時期のお墓参りは久々の様な気がします
お彼岸のときはまだ肌寒い気温だったように思います

 

枝の先が下がるくらい咲いていました

 

新緑と共に楽しめました

 

白い花は花水木、大きな木で花は上の方です

ピンクも咲いてました

 

まさに春爛漫、日向では初夏のような陽気でした

 

石楠花も美しい花を開き、何本か見かけましたがみんな同じ色でした

 

霊園の外通路もソメイヨシノが葉桜になり、所々に八重桜が見られます
お花見スポットだそうです

 

タンポポはこの一本で100から200もの種を飛ばようです。
枯れた花から一気に丸く開く様子を映像で見ました。
根が大きく張っていてちょっと踏まれても、刈り取られてもすぐに芽を出して
花を付けるそうです、見かけによらず逞しいと知りました。

 

妹と母の命日にゆっくりお参りして散策も出来ました。