しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

By

ローマに戻って「一人歩き」

南イタリアレッチェを散策してターラントに戻り、1泊して翌日には
イタリア半島のアドリア海側を列車で北上してプーリア州からモリーゼ州を通り、
アブルッツオ州も通過して、マルケ州の州都アンコーナに1泊しました。

アンコーナでは町を散策して、マーケットに立ち寄りました、込んでいる時間で
順番待ちは番号が書いてある小さな紙をちぎって待ちます、20番の人、なんて呼ばれます
待っている間に買うものを決めておくのですが、何種類か買うとちょっと焦ります。

翌朝アンコーナを出発してもう一度ローマに戻ります

12時半ごろローマに到着、ホテルに荷物を置いて、また息子たちと別行動、
私はテルミニ駅近くを散策することにしました

 

まずは腹ごしらえと向かったのは駅から徒歩で行けるポルケッタのお店
Er Buchetto 1890年創業のポルケッタ、子豚の丸焼きのお店です、
本で見たりネットで調べていたのですが、思ったより小型のお店でした

 

ニコニコでポーズを取ってくれたのは、オーナーのAlessandroさん、タバコを吸いに
外に出てきたのでちょっと話しかけてみたのです。

こちらのお店日本でも有名ですと言うと ”Tutto il mondo”世界中で、と言われました
店内にはいろいろな国の取材の写真や記事がたくさん貼られていると教えてくれました。

入り口を入ったところに見える子豚の焼いたのをその場で切ってくれます、そのままビール、
ワインとともにランチにしている人は多かったですが、満席でパニーノにしてもらい、外の
テーブルで若い女性2人の真似をして食べました、皮が少し付きそれが香ばしくてとても
美味しかった。

 

 

テルミニ駅に程近い共和国広場

広場に面している教会と思えない建物はサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ・ディ
マルティリ教会

サンタ・マリアは聖母、アンジェリは天使、マルティリは殉教者と言う意味で、
古代ローマ時代の浴場跡に1562年、ミケランジェロの設計で建てられた
教会です

ミケランジェロがローマ時代の面影を残して設計したとして有名な教会なのです

中はとても広く、美しい絵画が多く飾られています

荘厳な雰囲気です

広い床にも模様が

星座でしょうか?

こちらは日時計だそうです、この教会で最も重要なものとか、、

1702年に当時のローマ教皇クレメンス1世によって作られ、1849年まで
使用されていたようです

壮大な絵なので、離れてみても、近づいても何か惹かれるものでした

 

こちらはイタリア政府の教会だそうで、会葬を行うときには必ずこの教会で
行われるそうです

 

イタリアで教会を何箇所か訪れて、身近な仏教と違う荘厳さに触れて
あらためて心のより所にしている人たちの気持ちは仏教も同じと思えて
教会がとても身近に感じられました。

テルミニ駅から徒歩圏内のもう一箇所教会を訪れます。

By

6月24日は「誕生日」 

イタリアの旅を一休みします  ちょうど1年の半分を過ぎる頃めぐってくる
私の誕生日を息子夫婦にイタリアン ダイニングで祝ってもらいました。

 

久しぶりに出かけたのは虎ノ門駅近く、息子にも懐かしい場所でしょう、小学生まで
虎ノ門三丁目に住んでました、地下鉄を降りて外に出るとやっぱり景色が違います

息子夫婦と待ち合わせたのは三井霞ヶ関ビルの隣 東京倶楽部ビル 霞ダイニング

5時ではまだ明るい空、テラスから見た前の道は右に行くと溜池から赤坂へと続きます

「ミア アンジェラ」 私の天使?  北海道の食材を使う

イタリアンダイニング

土曜日の夕方時間が早かったので窓側の席は私たちだけでした

ワインは懐かしいプーリア州産  私には飲みやすい美味しいワインでした

生ハムとモッツアレラチーズのサラダ

ホカッチャは温かくなってました、オリーブオイルをつけて、、、 つい手が伸びます

帆立貝のロースト、レモンを絞り、熱々を頂きました

”日本一美味しい”と書かれていたので興味を持ったペンネのラグーソース、ラグー(ミートソース)に
白老牛を使っているとか、長く煮込まれてない?  我が家で作るラグーとはまた違った味でした
もちろんパスタ(ペンネ)はアルデンテで美味しかった

おなじみボンゴレのビアンコ(白)のアサリも北海道産とか、、、程よい塩気で気に入りました
本来ならロッソ(赤)のほうが好みですがパスタとの相性は抜群でした

このきれいな盛り合わせは北海道産、銘柄豚のロースト、アスパラ、ポテトなどももちろん北海道産、
厚切りポークも美味しくいただきました、揚げたハーブはセージのようでした、シチリアで食べた
アサリも入った魚以外の海の幸パスタにはルッコラの揚げたのがのってました、ちょっと思い出して、、

思いがけないことにお料理が終わるとこんなサプライズが、右側は花火だったのですが、
驚いてしまい、私が写真を撮るころには火花が消えてしまいました

何歳になっても元気に迎えられた誕生日は嬉しいものです、誕生日当日ではなおさらでした。

 

それにしても1年の何と短いこと、年々早くなるように思えます、あまり早く過ぎて欲しくないと思って
いるからでしょうか?
去年もそんなこと思った気がしますが、、、。

友人からメールが届いたり、妹からカードが届いたりと今年もよい誕生日でした。

By

プーリア州 「レッチェ」

ブリンディシから列車で約30分のレッチエに向かいます。
プーリア州の観光地としてはアルベロベッロのトゥルッリという真っ白な壁に、灰色の円錐形の屋根を
持つ建物が有名で魅力もありましたが、私が行きたかったのはレッチェでした。

 

それは去年見たイタリア映画「カプチィーノはお熱いうちに」が レッチェが舞台だったのです

それでコースを決める時にレッチェを選びました

駅前に停車中のバスに、「プーリア州、レッチェ町」と書かれてました、こんな遠くまで来てしまったと
あらためて思いました、レッチェは長靴型のイタリアのかかと部分サレント半島にある町です

 

ドゥオーモ広場  駅から古都の町並みを楽しみながら徒歩で行けます

 

右側がドゥオーモ 12世紀の教会跡に1659年から70年にかけて造られました

 

このときは息子夫婦と一緒だったので、またあとでゆっくり寄るつもりでした

 

町中はレッチェ独特の石灰岩を使ったレッチェ・バロック芸術の宝庫となっています、
ここでも見かけたストリートミュージシャン

レッチェバロック様式のファサードをもつ、サン・ティレーネ教会
このあたりではアジア系の人にはほとんど出会いませんでした

サントロンツォ広場に出ました

 

広場にそびえ立つ一本の柱は、ブリンディシにある2本の「ローマ円柱」のひとつ、
(ブリンディシで見られなかったのが今でも残念に思います)

こちらの円柱の上には町の守護聖人サントロレンツォの像が見守っている

 

円柱の横には保存の優れたローマ時代の円形闘技場、ちょっと目立つブルーの椅子が並べられて、
ステージも造られてコンサートの準備でしょうか

 

ちょうどお昼時、プーリアの名物のひとつ、品数の多いアンティパストをメインに食べられるお店で
ランチにしました。

 

たくさん並んだ中から好みのものを選びます

 

茄子にズッキーニ、パプリカ、ビーツにフィノッキ(フェンネル)など選びました、野菜ばかりで
さっぱりしているのでかなり食べられます

 

以前に何回か紹介した東京広尾のプーリア料理店「アンティキ サポーリ」で知ったアンティパストです
本場で食べてみたいと思ってました。

 

飲み物とカネロニ(ひき肉をパスタで巻いてホワイトソースとトマトソースをかけて
焼いたもの)と白ワインのランチです

 

広い窓側の席は満席でこちらは奥の席

アンティパストは前菜ですから本来ならこれにパスタや肉料理を頂くのですが、たっぷりの前菜だけで
パンも食べきれないほどでした。

 

 

広場にも近いレッチェで有名なジェラーとお菓子屋さんの「NATALE」(ナターレ) クッキーを少し買い、
もちろんジェラートも食べました

 

ここで2人と分かれて私は1人で町をもう少し巡ります。

 

市立公園は市民の憩いの場所なのでしょうね、賑わっていました

 

公園の向かいの政庁舎の中庭を通り地図を確認しながら歩きましたが、
このときも教会を1箇所見逃しました

通りかかった人に聞いてもよく分からなかった教会の前を通り地図を見ながら
歩いたのですが目的の広場は見つからなくて

その次に行くつもりだった凱旋門(ナポリ門) 前に出てしまいました、こちらは内側、
なぜか飾りのある表側の写真がなかったのです、気持ちが落ち着かなかったのでしょうか

その先にはオベリスク   凱旋門の前をまっすぐに行けばドゥーモの前に出るはずでした

 

行けども行けどもドゥオーモ広場に着きません、車の通行できない道にはこんな乗り物が通ります

お昼前に通ったサントロンツォ広場に出たのでドゥオーモ広場への道が分かりました

ドゥオーモ広場から出発してもまた分からなくなり、教会内のクーボラのフレスコ画を見る余裕も
ありませんでした、自転車に乗ろうとしていた人を見つけて駅への道を尋ねました

私の持っていた地図を見ながら教えてくれたのですが、行けども行けども駅には
着きません、旧市街のせっかくの町並みも写真を撮る余裕もなかったようです、
息子たちと待ち合わせの時間は迫るし心細くなりました。

通る人も少なく広い道に出たところで立ち話をしていた女性に尋ねたら、斜めに駅から
遠ざかる道を歩いていたようです。
かなり歩き、教えてもらったロータリーのところに出て駅が見えたときはほっとしました。
どうして地図を持っていたのに間違えてしまったか、、、町歩きに自信がなくなりました。

 

レッチェは素敵な町です、道を教えてくれた人たちも優しかったし治安もよいそうです、旧市街の路地で
迷ってしまったことがとても残念です

往路は駅前のこの道に沿って行くとドゥオーモ広場に出たのですが、何故迷ったかトロリーバスを
見ながらこのときはまだ信じられない気分でした。
もう少し余裕を持ってというか、もっとしっかり調べておけばよかったと思いました。

 

映画はこの町の人たちが暮らす新市街なのでしょうか、雰囲気がかなり違いました。
雨の中、主人公2人が屋根のある小さなバスの停留所で出会ったシーンを思い出します。
ちょっと残念な町歩きで、是非もう一度訪れたいと思ったレッチェの町でした。

 

 

By

プーリア州 「ターラント」と「ブリンディシ」

イタリア半島の先端、長靴のかかと部分に細長く広がるプーリア州。
アドリア海とイオニア海に囲まれた、山が少なく平坦な地形です。 イタリアでも最も農業が盛んな
州として知られ、オリーブ、パスタ用の小麦の生産と共にワイン用のぶどう、アーモンド、一般野菜
などの生産は抜きん出ているようです。

マーニャ・グレーチャ(大ギリシャ)の中心地であった町、ギリシャ人たちが住んだ町はすでに地下に
埋没しているが、大量の遺品が出土し、はるかいにしえの繁栄を偲ばせる。

旧市街はすっかり荒廃が進み、旅人を寄せ付けぬ威圧感さえあると、観光案内の本に書かれてました。

この夜は始めて雨が降りましたが、この町の散策予定はなく、駅至近で拠点にしたので2泊しました。

こちらでは朝食は自分で用意します、このときは終わった後でパンやビスケットはなくなっていました。
冷蔵庫には水や牛乳などありました。
夜にお掃除と朝食の用意のため係りの人が来ましたがオーナーさんは最初の手続きの時に会った
だけでした

キッチンにはこんなテーブルが5,6卓あります、他にお客さんもいらしたようですがほとんど顔を
合わせることもありません
どちらのB&Bでも共通しているのは、外の門からドアーなど4種類ぐらいの鍵を渡されることです

私はシングル部屋、足の側にテレビ、テーブル、洋服入れ、エアコンなどが
ありますが、シンプルな部屋です

時計の向こうの壁に時計の写真、そして美味しいからと教えてもらった
お店は「時計」という名前でした、偶然でしょうか聞きそびれました。

その時計というお店は20時からの開店で、別に食材が買えるすぐ近くの
お店を教えてくれました。
夕方外に出ても”夜は注意”と言われていたこともあり、マーケットだけにしました。

ところがこのマーケットでその場でカットしてくれる美味しい生ハムを見つけて、
パンを選んでサンドウイッチを頼むと、”ハムは3枚?5枚挟むの?”と聞かれて
小型のパンだったので3枚づつ頼みました。
ここの生ハムが美味しかったのです、そしていつものようにオリーブやワインと
マリネなども買い部屋でのんびり過ごしました。

 

ターラント駅

明け方に雨が降っているようでしたが、出かける頃には青空になりました

線路脇の草花はよく見かけます

 

始発駅のターラントから約1時間でブリンディシに到着

短時間の滞在で、この駅のことはあまり覚えてなくて、写真を見て思い出しました

ドゥオーモ広場に出ました、ここは考古学博物館とドゥオーモが並ぶ町の中心地だそうです

さらに細い道を下ると

海岸に出ました、こちらの港はローマから南東へ延びるアッピア街道の終点であり、
東地中海への玄関口なのです

向かいに水兵の記念碑がありました

ブリンディシ湾の海岸通りには歴史ある建物が並び散歩道になっています

 

ただ残念なことにこの少し左先にあったアッピア旧街道の終点を示すシンボルの古代ローマの円柱を
見そびれました、少し先を急いでいたこともありますが、ちゃんと調べて行かなかったのがちょっと
悔やまれます

 

ブリンディシ駅に戻り、私が楽しみにしていたレッチェに向かいます。

 

イタリアの駅ホームはどこもこんな感じで低めです、列車に乗る時に数段上がることになります。

By

カラブリア州 「ラメッツィア テルメ」

空港もあるような街ですが、駅前はなんだか静かでした。

 

ラメッツィア テルメ駅 すぐ近くのB&Bに1泊です

 

夕方到着したのですが、リビングに自家製ケーキが何種類か置かれて、いきなり ”コーヒーいかが?
ケーキは好きなのをどうぞ!”  フレンドリーなオーナーさんでした。

そして”今日はイタリアでは「Festa di madre」(母の日)だよ”なんて言われて、気が付いたら5月14日
日曜日で母の日でした、日本でも母の日ですと言ったら、”5月第2日曜日に?”とちょっと驚いた様子。
私はイタリアに着いてから時差などから日時がよく分からなくなっていたのです。

 

列車の長旅に足を延ばしたくて外出するのはちょっと億劫でした、駅近くにはお店がなさそうでしたが、
少し歩くと大型マーケットがあり、ワインと惣菜、生ハム、果物など買い、部屋でゆっくり過ごしました。
翌日も移動時間が多く、旅の前半で体調も気になっていましたが休める時間があったのでよかった。

部屋やリビング、何種類も置かれたケーキなど気が付いたら写真がなかったのは残念でした。

 

お店に出かけた帰り道、閉まっていましたが 「YAMAHA」と書かれたお店があり、何と書いてあるか
調べたら日本と同じ子供たちの音楽教室のようで、ここで? なんだか懐かしい気持ちになりました。

 

 

翌朝、次の目的地はちょっと寄り道のカタンツアーロです

チケット売り場が自動販売機ではなく窓口です

ラメッツィア テルメ駅のホーム、Termeは温泉、少し離れたところに誰でも入れる温泉があるようです

 

寄り道したのは長靴型のイタリアで言えば土踏まずのあたり、カタンツァーロ駅、少し歩くと
美しい海岸に出ました、夏には込み合うのでしょうか

リゾート地のようです

パニーノやブルスケッタそしてピッツァが店頭で買えるお店でしたが

店内で頂くことにしました

フリットは野菜やお魚、揚げ立てで美味しかった

私はちょっと苦手な魚系のトマト味、でも出来たてはやっぱり美味しかった

オリーブやフェンネル、きのこ、などのピッツァ、かなりの大きさで3人で2枚でも食べきれないほど、
こちらでは一人1枚のようです

ジェームス・デイーン ? ずいぶんレトロな写真を使った店内の広告写真です。

支払いの時レジで貫禄のあるSignora にどこから来たの?と聞かれたので、
答えるとここでも ”Buon viaggio”  と言われました。

 

 

いよいよプーリア州、ターラントに向かいますが列車は15分遅れとの表示

カタンツァーロ  リードは海岸という意味です、14時41分発ですからやはり遅れてました

Intercity がようやく到着です。 これまでの列車でそれほどの遅れもなく忘れていましたが、
こちらでは15分ほどの遅れは普通なのかもしれません。

 

バジリカータ州を少しだけ横切り、次の目的地はちょっと楽しみなプーリア州です。

By

シチリアからカラブリア州へ

シチリアでの宿泊はB&Bでした、シチリアの駅から徒歩で5分位だったでしょうか
絵や写真も飾られている部屋です。

 

浴室の調度などもかなりオリジナルな感じでした

 

朝食は簡単ですが、コーヒーは、エスプレッソでもカプチィーノでも好みで
熱いのをサービスしてもらえます

可愛いキッチンです

お菓子のようなパンとヨーグルトなどです、コーンフレークスやジュースも揃っています
イタリアの朝食は簡単と教科書にも載ってましたが、本当でした。

オーナーのsignoraがフレンドリーで、息子さんも紹介してくれました。

 

2泊して旧市街の散策や食事を楽しんだ翌朝パレルモ駅を出発です。

 

パレルモ駅ホームです、改札はありません

 

乗車したのはインターシティ、座席指定車でした

途中駅ではかなり乗客も多くなり、私の隣の席に年配のおじさんが座りました、アジア人3人の席で
困惑したかもしれませんね。

いきなり”Cinese” ?(中国人)と聞いてきました、私がno Giapponese (日本人)と答えると
いろいろ話しかけてきました。

シチリア出身、40年前にミラノに移り住み家族と住んでいること、毎年9月には自分の300本の
ぶどうの木でワインを造るためにシチリアに戻ること、そしてシチリアは海もきれい、食べ物は美味しい
だけどお金が稼げない、、、なんて言うようなことを話していたようです。
ちょっと聞いてみたけど日本のことはまったく知らないようでした。

美しい海の見える途中駅でいきなり”Buon Viaggio” (よい旅を)と言うと降りてゆきました

ティレニア海を眺めながら往きと違うコースで戻ります

オリーブ畑や柑橘、多分名物のレモン畑の見えるところを通ったり飽きることはありませんでした

フェリーに乗るメッシーナに3時間ほどで到着

列車は乗客を乗せたままフェリーに積み込まれます

 

列車はこのように2列です、乗客はデッキに出られます

ティレニア海とイオニア海が合流するメッシーナ海峡

美しい海の色です

フェリーの船内

この美しいメッシーナ海峡に橋を架ける計画はあるようですが、列車ごとフェリーに乗せて渡るなんて
経験できないことですからこちらの方が魅力です

デッキからずっと見えていた街と山は地図を見たらまだシチリアようです、30分ほどかかったでしょうか

カラブリア州の先端駅ビラ・サン・ジョバンニ駅に戻りました。

 

カラブリア州は、イタリア本土の先端(長靴の形のつま先辺りの州)です。
この日の目的地 ラメッツァ・テルメ駅に着くのは夕方です。

 

 

 

By

「パレルモ」 そのⅡ

パレルモのローマ通りから少し入ったところのトラットリアでランチを楽しみました。

 

イタリア料理は、アンティパスト(前菜)から始まり、パスタ、メインの肉料理や魚料理と進むのですが、
息子夫婦もたくさん食べる方ではないし、食べたいだけ食べられる気楽なお店にしました。

こんな店内です

こちらがアンティパスト、シチリアはなすが名物、右側の煮込み風の(caponata)は茄子を揚げてから
トマトソースで煮たもの、いずれも野菜がメインの前菜です

パスタでもパンが付いてます、このときは白ワインにしました

こちらは鰯とフェンネルのトマトパスタ

こちらはかけて食べるようですが、チーズではありませんでした

私が注文したパスタは、アサリ、エビ、ウニそしてカリカリのルッコラ添え、魚以外の海のものです
ウニの溶けたソースは塩味もちょうどよくてとても美味しかった。

 

お店からすぐのところの狭い道沿いがヴィチリア市場でしたが、地元人らしい人達が食事中だったり、
道の両側には色鮮やかな野菜や果物、魚介類、乾物などが並んでいましたが、観光客も少ないようで
ちょっと写真が撮りにくかったですが、あとで思うと、聞いてから撮ればよかった、、、

 

市場の出入り口のところの左角のジェラートやさんで好みのを選んで食べました。

 

 

市場の入り口近くのドメニコ広場に面して建つのが、サン・ドメニコ教会

 

14世紀創建のバロック様式、内部はひときは堂々たる円柱に支えられた
三廊式です

シチリア名士の廟墓や記念碑が並びます

何か準備中のようでした

真っ白なドレスのお嬢ちゃんが登場

白いドレスの可愛いお嬢ちゃんたちとそのママたちのようです、洗礼式でしょうか?
ママ達は写真を撮るのに夢中、こんなに可愛いお嬢ちゃんたです気持ちはよく分かります。

 

リナシェンテはデパートで、お土産が買いたくて立ち寄りましたが、中は人気も
少なく、シチリアらしいお土産も見つかりませんでした。

(デパートの写真も撮れてなかった)

 

軽食のお店「アンティーカ・フォカッチャ・サン・フランチェスコ」

サン・フランチェスコ・ダッシジ教会の正面にある1834年創業の歴史あるカフェ兼レストラン、ここの
名物はモツ(脾臓)のスライス煮込みとチィーズを挟んだフォカッチャ・マリタータです

中央の大鍋でモツを煮込んでます、穴のあいたスプーンでスープを切って挟んでくれます

スナック類も豊富です

下段左端がシチリア名物お菓子カンノーロ、筒状のビスケットの中にリコッタチーズやドライフルーツを
詰めたもので意外に甘くなかったです

アランチーニ こちらのはおむび程度の大きさで、ライスコロッケとでも言いましょうか、サフラン色の
ライスの中には肉やチーズが入り、控えめの味付です

こちらがお鍋で煮ていた内臓のフォカッチャ、レモンがたくさん付いています。

 

アランチーニは何回か食べましたが、それぞれ味が違います、最初に食べたパレルモ駅近くのお店のが
いちばん美味しかったように思います。
そこで買ったもう1種類は小魚、烏賊などをから揚げにしたのをたっぷり挟んだフォカッチャでした、
もちろんレモンがごろごろ付いてました。

パレルモを発つ日が日曜日だったので、その前日にお店で ”日曜日開いてますか?”  と聞いたら
あんなに愛想がよかったおばちゃんが、何言ってんのと言わんばかりに ” ノー” と言われました。
とても繁盛店でいつもお客さんが外のテーブルで食べていたり、持ち帰る人も多いお店でした。

By

シチリア島「パレルモ」

ローマを散策した夜、夜行列車(Treno Notte)寝台車でシチリアに向けて出発です。

 

ビラ・サン・ジョバンニ駅から列車ごとフェリーでシチリアに渡ります。
早朝でも列車から降りたのですが、まだ薄暗く写真は帰りにと思い撮りませんでした。

 

シチリアのメッシーナからパレルモに向かいますが、ちょっと遠回りをするため南下して、
5月にサミット会場になったタオルミーナを通りカターニャ駅で乗り換えです。

 

カターニャ中央駅 8時過ぎでしたが、なんだからがらんとしてました。

 

駅構内によく見かけるバアール、コーヒーショップのようなお店です。

 

これは改札口がない駅ですから乗車券に自分で打刻する機械。

 

カターニャ駅からエトナ山の南を通りパレルモに向かいます。

出発は9時32分、定刻に出たかちょっとおぼえてませんが、ひどい遅れはなかったように思います。

シチリアは島の大半は、山地と丘陵地で覆われ、平地はわずかにカターニャの周辺に見られるだけです。

パレルモ中央駅に到着は13時ごろです。

 

駅前はまったく想像と違い歩道に出店が並びごちゃごちゃした感じでした。

パレルモは地中海最大の島、イタリアの州の中でも最大の面積だそうです。

夜はあまり出歩きたくないような雰囲気でした、ローマよりもっと多くの民族が
暮らしている感じです。
やはり夜行列車の疲れかこの日はホテル近くを散策しただけでのんびり
過ごしました。

 

翌朝は3人でパレルモの主な観光地の旧市街に行きました。

 

旧市街の中心はこのクワットロ・カンティ   四つの辻(十字路)の意味
17世紀に造営された4つの建物はその角を均等に弧を描くように丸く切り取られた
形になっており、各面に3段ずつ装飾が施されています。

一番下には四季を表現した女性が立つ噴水があります。

2段目には歴代スペイン総督。

3段目には町の守護聖女たちが見下ろしています。

 

マルトラーナ教会

プレトリア広場  クアトロ・カンティのすぐそばにある噴水を中心に持つ広場です。

旧市街の道はこんな感じ、やはり人気のようです。

 

可愛いショップも有ります。

「カテドラーレ」 パレルモ大聖堂  広大な大聖堂、創建は1184年のシチリア・ノルマン様式
以後600年にわたる外国の支配の中で様々な建築様式が複合してできたこの町の代表的建築物です。

中央の丸屋根は18世紀後半に建設されたもの。

14,15世紀を中心としたたび重なる増改築の果てに、しいて言えばイスラム色が濃い折衷様式となった。

内部装飾や天窓は概観とは裏腹に不評とか。

教会の中で休ませていただけるのもありがたいです、ただお祈りしている人もいますので、
邪魔はしないように気をつけています。

広場にお店が出てました。  3本足の不思議な絵はシチリアのシンボルマーク、その足は3つの岬を
表わしているそうです。

向かいに広がるのはヴィットリオ広場そして奥の門はヌオーバ門、ローマと同じ名前の
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りの終点です。

おみやげやさんに立ち寄ったりしながら旧市街を楽しみました。

この辺りには美しい教会などありました、もう少しゆっくり見物したかったです。

 

パレルモの休日のひと時でした、新市街も散策しました。

By

Roma街歩き「そのⅢ」

思いがけずに遠回りになったローマの一日目、ナヴォーナ広場(Pazza Navona)に着きました
途中寄りたいと思っていた二つの教会も、ナボーナ広場に行く分かりやすい道を通ったので
残念ながら見過ごしてしまいまいました。

 

ローマを代表する広場のひとつ、車の入らないこの広場は、噴水の水音に満ちていました。

広場はローマ時代Ⅰ世紀後半ここに競技場を造ったのが始まり、階段席に3万人を収容した南北に
細長い競技場の遺構で、競技=アゴーネagoneがなまってナボーナといわれるようになったようです。

 

ローマっ子の憩いの場所だそうですが、観光客も賑わっています、大きな噴水がありました。
こちらは「ムーア人の噴水」イルカと戦うムーア人の彫刻です。

 

こちらは「四大河の噴水」 円い大きな水盤の中央には岩が盛り上がり、
岩の下の空洞からはさまざまな動物が水を飲みに姿を表わしている。
その上に、ナイル、ガンジス、ドナウ、ラプラタの4つの川を表わす像が
乗っている。

これはキリスト教が世界に君臨することを表わしているのだとか。

観光客の衣服がカラフルだと写真を見て気づきました、そして私の緊張も
少しほぐれて楽になっていました。

 

中央のオベリスクはローマ時代のもの、バロック芸術の華をぐるっと一回りして見物する人が多かった。

 

こちらは「ネプチューンの噴水」ネプチユーン、海の精、キューピッドが配置されています。
噴水の裏手の建物が緩くカーブしているのは、ローマ時代の競技場のカーブの名残だそうです

 

広場にはカフェやレストランが並んでいます、ちょっと立ち寄りたい気分でしたが
この先に目的がありました。

 

ナヴォーナ広場は比較的治安が良いと言われていますが、こういう光景は慣れない一人歩きには
安心感につながります。

 

ナヴォーナ広場の反対側からの光景です、ナボーナ広場近くのもう1箇所の目的地に向かいます。

 

ランチは1時からと知っていたのですが、このときはまだ12時20分ごろ、ナヴォーナ広場から近い
このレストランでランチを楽しむつもりでしたが、開店前でもうひと回りするのにはちょっと時間が
半端になり諦めました。

一人歩き半日ではレストランに入る勇気もなく、イタリア語を勉強中とはいえ道を聞くのがやっと
でしたから心細さもあり、次回にということにしましたが、ちょっと心残りもありました。

ナヴォーナ広場のあたりで行きたいところは、ゴベルノ・ベッキオ通りです。

何年か前ですがTVでこの通りの特集があり見ていたので歩きたかったのですが、
行ってみると古くからの小路と思いきやどちらを見ても観光客ばかりで、ちょっとがっかり。

アンティークや古着のお店があり、そして地元の人が行き交う小路と思っていたのです。

ジェラート屋さんもこの賑わい、早速私も列に並びました、ローマで始めてのジェラートは
すごく美味しかったけど種類の多さに決めるまで迷いました。

コベルノ・ベッキオ通りからバス通りのエマヌエーレ2世通りを渡り、反対側カンポ・デ・フィオーリ
(Campo de’ Fiori)広場に行きました。

 

賑やかな市の立つ広場です。 カンポ・デ・フィオーリは「花の野」の名前の通りかつては花が一面に
咲く野原だったそうで、その後15世紀には法王庁がヴァティカンに移ると、巡礼者の通り道となり
急速に発展、今なお古い家並みに囲まれ、独特の雰囲気のある広場です。

賑やかな市場もかつては処刑場で、広場の中央には、1600年2月17日異端の罪でここで火あぶりの
刑に処せられた哲学者、ジョルダーノ・ブルーノの像があります(1887年建立)

 

日曜祝日を除く毎日午前中に賑やかな市が立ちます、色鮮やかな野菜、肉、魚などの屋台が所狭しと
並び、活気があふれています。
サボテンの花が珍しいと思い撮りましたがこの先南の州で列車の通り道でたくさん見かけました。

 

 

こちらは有名なパニーノ(サンドウイッチ)のお店、お腹が空いたので買うことに
しましたが、あまりの種類の豊富さに迷い、大きさもかなりあるので迷った末に
少し水分のあるものが欲しくてズッキニとモッザァレッラの組み合わせを
選びました。

ちょっと食べにくくてやっぱり定番の生ハムにすれば良かったとちょっと後悔、
でもお腹が空いていたので噴水の縁に座り他の観光客たちと一緒に頂きました、
大きなパニーノを平らげて一休みです。

こちらのお店はパニーノの他にお隣のお店でクッキーやチョコレートなども有名
らしいのですが、まだローマ初日ではお土産も買えませんでした。

 

何度も道に迷い、でもようやく初日の行きたいところは回れました。
ローマでバスに乗り、一人歩きするなんて思いもしないことでした。
ちょっと勇気がいりました、心細くもなりましたがすごく楽しく思い出に
残りました。

列車で郊外に行っていた息子夫婦と待ち合わせ、この夜には夜行列車に乗り
シチリアに向かいました、疲れていたので寝台車でぐっすり休めました。
心配していた時差ぼけや、体調も心配なくほっとしました。

 

ローマはイタリアの南の州を巡ってまた帰りに立ち寄ります。

 

(5月10日)