しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

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令和元年の大晦日

今年も思いがけないことがいろいろありました

家族が新年を病院で迎えこの道を通いました

この日は1日だけの入院で心配ないことでしたので、帰り道少し散策しました

以前ここを紹介したときも病院に通っているときでした

よく通った道です

今年は新年を家で迎えられそうです。

 

今年もちょっとマンネリのブログをご覧いただきありがとうございました。
来年は何とかもう少し変わった話題が投稿出来たらと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

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向島百花園の「お月見」

向島百花園は、墨田区東向島にある都立公園です。

年間を通して何度か紹介していますが、今年は「虫ききの会」にも行けなかったので
「お月見」だけは出かけたいと思いました。

 

例年この季節は曇り空が多く、3日間開催の初日9月12日は空を気にしながら出かけました

この催しものの時は園内はかなり暗いです

初日の今日は絵行燈の火入れ式もありました

園内にはお琴の良い音色が流れています

多くの方が楽しんでいました

暗くなるほど映える絵行燈です

ことしのお月見のお供え物

かぼちゃ、さつま芋、あけび、柿やりんご、里芋などそして主役はやっぱいお団子

残念ながら月は見えてなかったので園内を散策、ここは萩のトンネル

奥に見えるのはもちろんスカイツリー

美しい色でした

トンネルの中は通れます

園内ところどころで絵行燈は見られられます

あづま家に下がっているタイプもあります

ひょうたんの棚にはこんな行灯が下がっていました

ブルーベリー摘みの時に紹介したヘビ瓜、百花園のは小さな棚でした
その向こうののれんは言問だんご、売り切れのようでした、この辺りは
テーブルが用意されて飲食を楽しんでいる方たちも多かったです

空ばかり気にして、いつも月が見えるここにもう一度戻りましたが、
この日はあいにく見えなくてがっかりでした

こちらは子供たちが描いた灯り

何度も空を見上げましたが、月が見えなくて諦めて帰ることにいました

向島百花園のお月見の初日は月が見えたのでしょうか。

 

 

翌日13日は十五夜、この日も私が見たとき月は全く見えませんでした、そして満月の14日

夜8時半ごろ気が付いて外に出て空を見たら雲間から時々顔を出していました

雲の動きがすごく早くて、すぐ隠れてしまいます

それが神秘的でした

ほんの10分ぐらいの満月のショーでした

お供え物と月が一緒に見られなかったのが残念でしたが、毎年気をもむ行事です。

 

お月見の3日間の間全く月が見られなかった年もありましたが、
14日土曜日に百花園に行けなかったのがちょっと残念でした。

 

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ブルーベリー摘み

連日の暑さにちょっと躊躇していたブーベリー摘み、従姉妹に頼んで
東京郊外の立川に出かけました。

西武線玉川上水駅に朝6時半に迎えに来てもらことになり
この日は5時少しすぎに家を出ました。

ブルーベリーの果樹園のお宅には、いつもきれいな花が咲いています

7月後半従姉妹にブルーベリーの熟れ具合を聞いたら、梅雨明けが遅く、酸味が強いと聞き
ちょっと延期していました

連日の暑さでブルーベリーが食べごろになったという連絡に出かけたのです

熟れるのが遅かったようですが味見をすると、美味しい!  無農薬ですから味見できます

例年は一枝もってほとんど全部摘み取るような取り方をするのですが

今年は熟れたのだけを摘み取るのでちょっと手間のかかりました、従姉妹と5㎏も摘みました

よく熟れたのは甘く、まだひと月近くも摘めるようです

でも今年は、ブルーベリーのスペースがまた狭くなっていました

大型の柿の木が植えてありました

これはヘビ瓜、向島百貨園で見たことがありますが、こんなに沢山は初めてです

猿の被害にあっている地方ではこれを植えることで被害が軽減されているとか、
このあたりでは猿は出没しませんが、、、 ヘビ瓜は珍しいです

 

従姉妹もお手伝いしている畑の作物を頂けることになり収穫しました

このきれいな花は胡麻の花

トマトがとても美味しかった

この芙蓉のような花はオクラです、大型のオクラでした

茄子はまだ小さかったので収穫しませんでした

白いゴーヤ、丸い形です、苦みが少なくて生でもいただけました

このツルはゴーヤ、外側からは生っているように見えませんね

内側に入ると日陰ですが沢山なっていました

食べごろを過ぎてしまったのもあります

こちらは食べごろ、細長いタイプではなくこの形です、こちらも苦みが
少なくて瑞々しくとても美味しいゴーヤでした

自家用にいろいろな野菜が少しづつあります、ネギの向こう側には里芋

こちらはピーナツです、いろいろな野菜を育てていますが、炎天下での草取りなど
大変だそうです。

 

連日の暑さに今年もどうしようか迷いましたが、出かけてみたら摘むのに夢中で
暑さを忘れたくらいでした。

ブルーベリー果樹園のご主人が例年作られる梅干し、今年はケースに詰めている最中でした
売り物ではなく、知り合いの方たちに配るようです、私も出来立ての美味しい梅干を
頂いてきました。

従姉妹の家でのんびりさせてもらい楽しい夏休みになりました。

 

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喫茶店「ブーケ」

メトロ丸ノ内線新高円寺駅近くの喫茶店「ブーケ」を紹介します。

 

義弟が営むお店です、妹が嫁ぎ長い年月が過ぎました

 

”喫茶店”という名が似合うような懐かしい感じの店内です

 

マスターは地元出身、この12月で50年記念だそうです

 

窓際の席で外を眺めていたらしばらく時のたつのを忘れそう、人通りも車の往来も多いです

 

青梅街道沿いで、メトロ新高円寺駅出入口から2件目なんです。

エピソードがあります、甥っ子が「地下鉄の駅を出たら6歩で家に着く」と友達に話したら
信じられなかったようで、見に来たと言っていたのを思い出しました。

近隣のお店は大夫変わりました、右隣の松屋は確か新聞や雑誌を売るお店、左隣のオリジンは
日本蕎麦屋さん、こちらは2階で営業していますが、その数軒先はJR高円寺駅に続く商店街で、
阿波踊りの時は踊り手さんと見物客で多変賑わいます。

今年の阿波踊りは8月24,25日の2日間、毎年出かけています、楽しみです。

 

時々立ち寄りますが、いつも長居をするので、私が顔見知りの常連さんもいらっしゃいます。
店内にはマスターこだわりのコーヒーの良い香りが漂うお店です。

 

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「イタリア好き」

これはフリーマガジンのタイトルです。

イタリア文化会館で入手した小冊子なかなか楽しいので紹介しましょう。
今回はイタリア半島の付根あたりのエミリアロマーニャ州の特集です。

 

バルサミコ酢の歴史と伝統はモデナ人の誇りとなって現在もなお
しっかりと引き継がれています、表紙のルイジさんはマエストロに
なって20年以上のベテランです。(エミリアロマーニャ州モデナで)

Bar tabacchiのある風景

日本でいえば市民体育館みたいなところ、体育館に道場、トレーニングジム、集会室もあり
厨房もしっかりあるので大きなパーティーなども行われる施設。
そこにあるバールは、スポーツ後のリラックスの場でもあり、地域のおやじさん達の社交場
でもある。 カードに熱中する人、ビリヤードを楽しむ人、新聞を読む人それぞれがここでの
時間を有意義に過ごしている。

 

アペニン山脈の麓パブッロで、家族でアグリトゥリズモを営む
ミネッリさん一家、その食事を一手に担うマンマのレシピは
この地方では欠かせない郷土のパン。

クレッシェンティーナ 丸形に焼いたパン、蓋ができる小さな鉄のフライパンで焼きます、
角型のはニョッコ・フリット、油で揚げたもの、生ハムなどをはさんで食べます。
このパン最近のBS放送のイタリアの小さな村で見かけた郷土料理のひとつ、マンマが家族の
ために作っていたのがクレッシェンティーナで気になっていました、鉄の蓋つきの専用鍋に
パン生地を挟んで焼いて、この焼き立てパンに生ハムやサラミなど挟んで食べる郷土料理
だそうですがパン好きには気になる光景でした。

リコッタとほうれん草のトルテッローニ、茹でたホウレンソウをバターで炒め、
リコッタチーズ、パルミジヤーノチーズを混ぜたものを適量パスタに入れてからめ
食べる前にバルサミコ酢をかけたもの。

モデナはバルサミコ酢の有名な産地でした、宝を守るために協会が
設立され、試飲鑑定会は頻繁に行われるそうです。

 

 

洗練された郷土料理、こちらは厳選の食材、手前の素焼きの壺は、エミリア周辺で
液体保存に使われていた伝統の陶器、タラーニョ

地元食材で作ったこだわりの調味料やジャム類は自然な味わいだそうです

アペニン山脈で育った野生の鹿の煮込み、モデナのジビエ料理 料理人ミルコ ピンナさん作

ズッキーニのタルト

リコッタチーズのトルテッリーニ、パスタに包まれているのはリコッタチーズに刻んだ
ほうれん草を混ぜ合わせたフィリング、バルサミコ酢の酸味とチーズのクリーミーさが
引き立てあう一皿、こちらはミルコさん作です。

フリッタータ(オムレツ)ローズマリーとニンニクの風味がバルサミコ酢とよく合う一皿。

バルサミコ酢をなかなか使いこなせていないのでこれからいろいろな料理に使ってみましょう。

 

人口500人ほどの小さな村の食料品店から発信する古代小麦への熱い思いを、高地にある
小さな村のカマッタも紹介しています。

ホカホカのクレッシェンティーナに塗って挟んだのは、ベーストモデネーゼ、ラードに
ローズマリーとニンニク、塩が混ぜ込んであるそうです。

マリア テレーザさん 大きな貯蔵室にはチーズの王様とも称される
パルミジャーノ・レッジャーノが整然と並び、完成の日を待っていた。
エミリアロマーニャといえば、パルミジャーノなくては語れない。
圧巻のチーズ棚、銀行の担保にもなるとか、、、

イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノは本当においしいチーズです。

各々にグラスを掲げて盛り上がる。 ソムリエをしているマウリーツゥオさん(左端の人)

 

バルバビエトラ、(ビート)野菜の中でも群を抜いた甘さがあり、
濃い紅色、白、黄色など彩りも華やかな野菜で、種類も多そうです。
地中海沿岸が原産で古くから伝わる野菜だそうです。

 

「イタリア散歩」

 

1954年初上映の「河の女」復刻ポスター   コマッキオの星
ソフィアローレンとポー川のデルタ地帯なんて書かれているようです。

このソフィア・ローレンが主演の映画、もちろん私は見ています
日本では「河の女」という題で、ソフィアローレンが世界的にデビュー
した作品、映画の中で歌われた「マンボ・バカン」は覚えています。
大好きな女優さんで日本で上映された映画はほとんど見ています。

日本で紹介されたのとは違いますが、懐かしいポスターでした。

イタリア散歩は連載で、これは 文・写真が篠利幸氏 魅力的な
内容でしたので紹介します。

アドリア海沿岸を走り、ヴェネツィアへ向かう途中寄ったコマッキオ、
目的は昼食で特産のウナギ料理を満喫しようと思ったからだそうです。

コマッキオはポー川がアドリア海にたどり着いた中州に作られた町で、
エミリア・ロマーニャ州のフェラーラ県にあります。

ウナギ料理のレシピはなんと48通りくらいはあるそうです。
ウナギの種類はヨーロッパ種で大人の腕ほどの大きさの物もざらにあり、
ローマ時代から食されていたようです。
イタリアの伝統的な郷土料理はいずこもうまい!
と書かれてありました。  (上の写真はウナギのリゾットです)

 

http://italiazuki.com/      「イタリア好き」はこちらで買えます。

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「芝離宮恩賜庭園』

この季節らしい催しがあるようで出かけてみました。

 

庭園に入ってすぐのところで、雪吊りの作業を見かけました
催し物はこの雪吊りでした

繊細な縄の結びです

この縄は引くとするするとほぐれます、解説を聞いてから園内を
ひと回りすることにしました

回遊式泉水庭園でたくさんいる水鳥の中で1羽だけこんな水しぶきを上げて
ひときわ目立っていました

西湖の堤 西湖は江戸の人たちの垂涎の場所だったようです、中国杭州にある
風光明媚な西湖の蘇堤を模した石造りの堤です、古来詩や絵画の題材として
珍重されたそうです

雪見燈篭、松の木、雪吊り、紅葉、築山と日本の風景です

雪吊りがもう一か所完成していました

ちょっと高い位置でした、上の飾りや、縄の結びが制作中のとは
違うような気がします

質問すればよかったですが、、、

ちょっと中を覗いてみたくなりますよね

桜の紅葉は見ごろでした

紅葉と池、あづま家、素敵な景色です

池の対岸から雪吊りの経過を見ました、奥にモノレールの駅とその下では
新幹線の通過も見えます、この庭園は浜松町駅のすぐ近くなのです

海水を取り入れていたころの取水口跡です

ヒイラギの白い花が咲いていました、久しぶりに見ました

この秋はもみじも色づくのが遅れました

この建築中のビルは39階建てだとか、すごい存在感です

その姿は池には映り切れません

芝離宮恩賜庭園は小石川後楽園と共に、今東京に残る江戸初期の大名庭園の
ひとつです、回遊式泉水庭園の特徴をよくあらわした庭園で、池を中心とした
庭園の区画や石の配置は、非常に優れているそうです

園内を一周して戻ると作業は進んでいました、縄が何本か気になり
聞きましたら、この大きさだと80本だそうです、縄の間隔は
12から15㎝ぐらいと言っていました

以前に代々木公園で作業中を見たことがありますが、かなり大きい
タイプで上の飾りも違ったように思います、雪吊りにも種類が
あるようです


雪吊りは金沢の兼六園のものが有名で、りんご吊りとも呼ばれ、雪深い地方で
実用に適した雪吊りの基本型です

その他東京都の独自なものとして南部式と北部式があるそうです
兼六園から独自に派生させたもので、実用美の兼六園式に対して
この2つの雪吊りは、かんざしと呼ばれる丸竹の骨組みを用いた
回り縁に細めの縄を等間隔に細かく結束して仕上げる装飾美重視の
技法なのだそうです、だいぶ完成に近くなっていました

明暦(1655~1658)の頃に海面を埋め立てた土地を延宝6年(1678)
老中・大久保忠朝が4代将軍家綱から拝領しました。

忠朝は屋敷を建てるにあたり、藩地の小田原から庭師を呼び、庭園を
造ったと言われています。

庭園は幾人かの所有者を経たのち、幕末頃は紀州徳川家の芝御屋敷と
なりまし。
明治8年には宮内省が買い上げ、翌9年に芝離宮となりました。
離宮は大正12年の関東大震災の際に建物や樹木に大変な被害を受け
ました。
翌年の大正13年1月には、皇太子(昭和天皇)のご成婚記念として
東京市に下賜され、整備を施し、同年4月に一般公開しました。

 

 

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思いがけない動物

大きなカマキリでした、どこで見かけたかといいますと

 

父の命日に近い11月初めお墓参りに行きました

 

入り口階段のところで見かけたときはびっくり、ほとんど動く気配はなし

 

暖かい日とはいえ季節はもう秋、そっとそばを通りましたが、前回墓石の前に置いた父の好物
チョコレートを箱ごとカラスにさらわれたので、苦手な昆虫でもカラスにさらわれたらと思い
そっと目立たない植木に移動してもらいました

小平霊園です、日曜の朝でしたが人の気配はなく、ひと時カマキリに相手してもらい
両親の墓参でした。

 

こちらはカラス

まだ子供のようでした

 

バス停の椅子から周りをを見物、お気に入りの場所なのでしょうか逃げる気配なしでした。

 

 

 

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「南イタリアの食卓にようこそ」

4月に天王洲アイルでのイべント「ITALIA amore mio」の時にちょっと紹介しましたが、
その時入手したイタリア大使館貿易促進部の小冊子が興味深いのでもう少し紹介しましょう。

 

イラストもお洒落ですね。

去年の5月、南イタリアを旅行したので興味がありました。

 

太陽の道路を南下してゆくと、カンパーニャ州のたわわに実る果樹園に
入り、大地を赤く染めるようなトマトの畑が見えます。

その先にはカラブリア州の行く手を拒むような山地があり、

向こうの丘陵地帯では古代から生息しているポドリコ牛の乳で
チーズが作られています。

つきあたる眩いほどの海はギリシャに続き、東に行けばプーリア州のどこまでも広がる
ブドウ畑、西に行けばマグロが回遊する海に囲まれたシチリア州があります

 

南イタリアを覆うオリーブの樹々、全イタリアの82%を生産する
この地ではオリーブオイルは大切な料理の基本食材。
味付けに、保存にと多くの役割を果たしています。

島全体の60%以上を占める丘陵地帯にはたくさんのブドウが植えられ
ています。大粒の食用ブドウが多いのもシチリアの特徴です。

パスタの原料になる硬質小麦も内陸丘陵地帯の恵です、反対に海に面した
丘陵地帯と平野ではシチリアを代表するアーモンドやブラッドオレンジが
植えられています。
もっとも特徴的なのはトラーパニの塩田地帯で作られる塩や、ボッタルガ
(マグロの卵)など海の恵みを加工したものです。

 

郷土料理から紹介しましょう

 

ファルソマーグロ    Farso  magro

牡牛は農耕用、牝牛は牛乳と子供を産むためなので、シチリアでは牛肉を食べる習慣が
ありませんでした。これは年老いた牛を美味しく作り上げた、貴族の料理人の力作です。

ひき肉に引いた生ハム、粉チーズなどを混ぜて、肉たたきで伸ばした牛肉でゆで卵と包み
トマトソースで煮たものです。

 

カンノーリ Cannoli

典型的なカーニバル時期のお菓子、名前の由来はカンナ(葦)
生地を筒状のカンナに巻きつけて揚げたことから付いた名前だそうです、シチリアで食べた
のとは見た目が違いますが、詰め物のリコッタチーズは同じです。
砂糖漬けのフルーツやピスタチオ、チョコレートなどで飾ります。
以前紹介した代官山のお店で食べたのに似ていますが、いろいろな種類があるのでしょうね。

 

トラーパニ風クスクス Cous  cous alla  trapanese 9世紀から11世紀にかけてシチリアを
征服したアラブ人が残した料理です。
アラブでは鶏や羊を使いますが、この料理はシチリアに順応して、現地で手に入りやすい
魚介を使っています。
アラブ人の影響の強かったトラーパニ付近で食べることができます。

 

カラブリア州

食料を得るために1年中働いていた古代の人々にとって、収穫を終えた
時のワインは格別でした。
ワインをつかさどる神がディオニソスことバッカスです。
彼は子供のころからブドウの房をおもちゃにし、大人になってからは
ワインの作り方を教えて歩いたとされる神です。

 

州全体の90%が山と丘陵地帯というこの地では、なかなか農業は発達
せず、シーラ山を中心としたポドリコ牛のカチョカバロなどのチーズ
作りがほとんどです。

しかし海沿いでは、生産量は少ないものの生食用玉ねぎトロペーアや
抽出した油ベルガモット、木の根エッセンス「リクィリーツィア」
などの他にはない食材が生まれました。

 

カラブリア風リゾット  Risotto alla  calabria

シンプルな料理の多いカラブリアには珍しく、米を茹でたり、肉団子を作ったりと手の込んだ
料理です。
これは貴族料理の流れをくむもので切り分けると中からゆで卵などが顔を出す、見た目にも
楽しい豪華なひと品です。

 

ピッタンキューサ Pitta ‘n chiusa

カラブリア クロトーネのクリスマス菓子ピッザと同じ語源の生地でピッタをキウサ
(閉じ込めた)というところから出た名前です。

セモリナ粉の生地に刻んだクルミやアーモンド、干しブドウ、乾燥イチジク、オレンジの皮の
砂糖漬けをシナモン、ハチミツなどとともに、薄く伸ばした生地の乗せて2つ折りにして、
はじからきつめに巻き、型に入れて焼きます。

 

プーリア州

昔、アテナと海の神ポセイドンが、アッテカという土地を手に入れるため
争ったことがありました。

仲裁に入ったオリンポスの神々が出した提案は「人間に最も役立つものを
贈ること」 ポセイドンは塩水の泉、またはそこから馬に引かれた戦車を
出したと言われます。

一方アテナの出したのはオリーブの樹。  選ばれたのはアテナでした。
人間にとって大切なものは戦いを象徴する戦車よりもオリーブだと、
神々が判断したからです。

そのためでしょうか古代ギリシャにおいて競技の勝者にはオリーブの小枝や
月桂樹とともにオリーブの冠が与えられ、古代のローマでも聖書でも平和の
シンボルとして使われています。

 

イタリアにおいて油といえばオリーブ油をさし、何よりもOLIO(油)
という言葉がOLIVE(オリーブの実)から出ていることから、オリーブ油は
古代からすべての油の源であったことが分かります。

 

肉巻き煮込み  Rotolo di carne

南イタリアの肉の煮込み料理です。多めのソースはパスタと和えてプリモピアット(一皿目)
肉はセコンドピアット(二皿目)にします。

肉は子牛か馬肉(プーリアでは馬肉をよく食べます)を肉を肉たたきで伸ばし、細長く切った
パンチェッタ、チーズ、イタリアパセリ、スライスしたニンニクを乗せ巻き込みひもで縛り
焼き色を付けてから赤ワインとホールトマトで煮込みます。

牛赤身肉で作ってみました、似た感じのは以前から作っていましたが、パンチエッタヤや
チーズにこだわり作りました、とてもおいしかったです。
残ったトマトソースはもちろんパスタで頂きました。

 

サンジュゼッペのゼッポレ  Zeppole  di  San  Guseppe

サンジュゼッペはキリストの父親の名前で、日本ではヨゼフといわれています。
各地にこの名前が付いた菓子があり、イタリアで父の日(3月19日)に食べます。

日本の揚げパンのようなものでしょうか、好みでジャムやカスタードクリームを添えます。

 

お米のティエッラ  Tiella di riso

15世紀以降プーリア州がスペインに統治されていた時代に、パエーリアをもとに作られたと
いわれる料理です。
材料を重ねてオーブンに入れるだけですが、ムール貝などの旨味が全体に回り、特に日本人
には好まれる一皿となりました。
パエーリアより作りやすそう、試してみたいひと品です。

 

神話の時代からの食材 ヴィンコット (黒砂糖のような色の蜜状のもの)
まだ砂糖がなかった時代、甘味料はハチミツとブドウ果汁を煮詰めたヴィンコットでした。
ハチミツは花の咲くところで収穫するので、イタリア全域で、ヴィンコットはブドウの
生産量が多い土地だけで作られるので、プーリアが主な生産地なのだそうです。

 

カンパーニャ州

カンパーニャ州には、古代ギリシャの遺跡から古代ローマ遺跡までが
あり、往時の生活を肌で感じることができます。
この州が地形と気候に恵まれた豊饒の地であったため、いくつもの
民族が住みついたからなのでしょう。

ポンペイの遺跡では、植物も当時にあった物だけ制限して生やして
いるそうです。
ロースマリーやルーコラがそここに生えているので古代ローマでも
使っていたかもしれません。

古代ローマ時代には立派な料理書が生まれていたそうです。
「アピーチョ(アピキウス)の料理書」と呼ばれています。

古代ローマの料理書となれば、飽食の限りを尽くしたものばかりが並んで
いるように思われていますが、大麦や豆類のズッパ(スープ)肉のグリルと
そのソースなど、現在の料理の原型を見つけることができます。

 

ヴェスヴィオス風パスタ   Pasta alla vesvina

トマトやモッツアレラなどカンパーニャ州特産品で作られた料理です。
パスタはヴェスヴィオス火山を模した、ヴェスヴィオを使い、オレガノ風味です。

パスタを茹でる。 刻んだ玉ねぎを炒め、ホールトマトを加える、小角切りにしたモッザレラ、
オレガノを加えて煮込み最後に塩、胡椒をする。 パスタソース、粉ペコリーノを加え最後に
モッザレラを加えて耐熱皿に入れて、オーブンで10分ほど焼きます。

 

パスタ エ ファジョーリ  Pasta e fagioli

インゲン豆とパスタを使った料理はイタリア全土にある料理です。
各地方により赤インゲン豆、白いんげん豆と生パスタなど使う食材の違いはありますが、
ここカンパーニャでは白いんげん豆と乾麺を組み合わせて、オレガノを散らします。

 

アクアパッツァ  Acquapazza

本来は海水で煮ていた起源の古い料理です。
豪華な魚は使わず、近海でとれる魚で作っていました。
ここでは小鯛、スルメイカ、ムール貝を使用、小鯛は下処理をして、内臓を取り中に塩、
ニンニク、野生フェンネルまたはイタリアンパセリを詰め、切込みを両面に入れる。

大鍋に油を熱し、粉をしたタイの両面を焼く、周りにイカ、貝を散らしにんにくを入れて
塩とオリーブ油をふりかけて、水を魚の半分ほどの高さまで入れ火にかけ、蓋をして煮る。

魚介類を皿に盛り付けたら、残りの汁を少しに詰めてからかける。
フェンネルを飾る。   *魚介はその時に手に入るもので作ります。

 

パスティエラ ナポレターナ  Pastiera  napoletana

復活祭の時に食べる焼き菓子です、煮込んだ小麦を入れ、その食感を楽しみます。
貴族料理の流れを汲むものだと思われます。

食材を見ても初めての焼き菓子です、食べてみたいです。

 

 

2018年「国際宝飾展」においてもMade in Italy を代表する部門
であるイタリア製の宝飾品が展示されることになったようです。
今年も特に南イタリアの製品が注目されます。

 

ルースカメオを使用したカメオジュエリー

 

 

魅力的なアクセサリーが紹介されているパンフレットでした。

 

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「北の丸公園」あたり

火曜日は九段下で地下鉄を降りてお堀の道を歩くのでカメラを持ち
出かけました。

 

前日昼間から降り出した雪は、東京都心で23cmの積雪でした

 

九段下に着いたのは午後1時ごろですから、牛ヶ淵の土手の積雪も
だいぶ少なくなっていました

北の丸公園の入り口

武道館がある北の丸公園の田安門

このあたりは桜の名所です

九段下からの歩道はかなり上り坂で雪溶け水が流れたり、雪も残り
歩きにくかったです

千鳥が淵に向かうお堀の歩道の雪景色は始めて見ました。
両側が桜の木で、美しい道になります。

 

ここは靖国通り沿い、反対側は靖国神社です。

九段坂上を左に少し下る内堀通り沿いにイタリア文化会館が
あります。

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国立劇場「歌舞伎公演」

昨年12月に妹から届いたチケットで歌舞伎を鑑賞しました。

 

半蔵門の国立劇場です、道路の向こうはお堀と皇居です

 

昼の公演でした

 

「今様三番三」(いまようさんばそう)大薩摩連中  長唄囃子連中

如月姫に当代雀右衛門が扮して華麗に踊りました

 

東銀座の歌舞伎座とはちょっと趣が変わります

 

通し狂言は「隅田春妓女容性」(すだのはるげいしゃかたぎ)
三幕九場

御存梅の由兵衛(ごぞんじうめのよしべえ)

大阪に実在した人物をモデルにさまざまな芝居が仕組まれ、
江戸の男伊達ー任侠として描かれるようになった<梅の由兵衛>
その芝居の集大成ともいえる並木五兵瓶の傑作。

 

この日はお席が花道に近く、梅の由兵衛役の吉衛門さんが登場すると
すかさず”播磨屋”の声がかかります。
女房役と丁稚の二役で登場した尾上菊之助さんは吉衛門さんの娘婿、
婿殿は美しい女房役でした。

当代吉衛門が由兵衛を演じました、忠義を貫き通す意気地と周囲の
人々への愛情、そして様々に織り成される人間模様の面白さでした。

 

吉衛門さんは池波正太郎氏に乞われてテレビ時代劇「鬼平犯科帖」の
実在の人物長谷川平蔵を演じ大人気でした。
残念ながら2016年冬シリーズで終わってしまいましたが毎回楽しみ
でした。
吉衛門さんにはまだまだお元気に活躍していただきたいです。