京都 「南山城の仏像」展

上野公園の木々も少しづつ色ずき始めたようです

 

9時開館、多くの人が門に集まっていました

 

国立博物館は久しぶりです、楽しみでした

 

京都「南山城の仏像」展

京都府の最南部、木津川に育まれた風光明媚な一帯は南山城(みなみやましろ)と呼ばれます。
奈良県と隣接し、二つの古都の影響受けたこの里山には、魅力あふれる優れた仏像が数多く
伝わります。

最近修理が完成した浄瑠璃寺の九体阿弥陀仏も出展されていました

 

南山城に大好きな浄瑠璃寺があります、京都や奈良によく出かけるようになったのは、もう40年も
昔の頃からで、浄瑠璃寺には数回行きましたが、奈良駅からバスでした、時刻表を見て行かないと
回数も少なかったころからです

(最近浄瑠璃寺に行かれた友人は京都の木津駅から行けたと言っていました)

浄瑠璃寺の九体の阿弥陀仏

 

この日会場で写真撮影が許可されていた仏像を紹介しましょう

阿弥陀如来坐像 平安時代。久安3年(1147) 木造、漆箔

像内の銘文から、久安3年に丹波の有力者であった源貞包夫婦が、息災や安産を祈願して製作した
ことが分かります。仏像製作の地方への普及を物語る貴重な作例で、大ぶりな目鼻立ちや素朴な
彫が特徴です。

菩薩立像 平安時代・10~11世紀 木造、彩色

眉と目の間が広く開き、目がやや吊り上がる厳しい表情は平安時代前期の仏像に共通する特色で
胸や腹部の括り線を深く刻んで弾力のある体つきに表す一方、衣の襞は浅く彫られています。
穏やかさを基調とする和様化の進む時代に作られたと考えられます。

毘沙門天立像  平安時代・9世紀 木造、彩色 和歌山・道成寺

目鼻を強調した怪異な面貌が目を引きますが、装飾性に富み随所に獣面をあしらう異国的な意匠の
甲も見どころのひとつです。
量感豊かな太づくりの体躯や、鋭く緊密な彫り口もあわせて、中国・唐時代の仏像に近いです。
足元の邪鬼を含む全身を一材から彫り出します。

 

 

思ったより展示品は少なく、外に出ましたがせっかくなので本館北側の庭園に立ち寄りました

五重塔

お茶室

応挙館は休憩所になっていました

九条館

池を中心に5棟の茶室があります

四季折々の花や紅葉に彩られます。

 

平成館にも立ち寄りました

黒門の内側あたりも散策

法隆寺宝物館  こちらは初めてでした、またの機会に立ち寄りましょう。

 

秋晴れの日に東京国立博物館を楽しみました。

 

(11月2日)

谷中散策

連日11月とは思えないような気温の日が続き、街中を散策しても半そで姿も目立つ晴れた日に
気分転換にと思い久しぶりに谷中界隈に出かけました。

 

いつも迷いますが、細い路地の道を行くとようやく築地塀がある道に出ました

 

古い建物が多く残されている谷中界隈です

 

少し迷いようやく谷中ぎんざ入り口に出ました

 

11時前でしたが、飲食店やお菓子店などは外で待つ人の姿もあり、久しぶりでしたが人の多さに
ちょっと戸惑いました、以前はあまり見かけなかった外国人観光客も多かったです

 

おなじみ「夕やけだんだん」 すぐ左手に魅力的なベーグル専門店があり足を止めたのですが、
こちらもレジ前で並ぶ人の姿が見えて通り過ぎてしまいました

懐かしいような建物、どこもお店のようでしたが、外国人観光客の写真スポットになっていました

 

日蓮宗寺院 大円寺

本堂

笠森お仙は、笠森稲荷神社前の茶屋「鍵屋」の看板娘で。江戸三美人の一人。
絵師鈴木晴信は錦絵に描きました。 (大円寺は笠森稲荷を合祀している)

 

こちらは慶長14年(1609)に創建された古刹 日照山 長明寺

日蓮宗の寺院  お参りさせて頂きました

春には境内の枝垂れ桜が見事だそうです(左側に少し枝先が見えるのが枝垂れ桜の木です)

 

よみせ通り 地下鉄千駄木方面に向かう途中で福丸饅頭というお店を見かけて立ち寄り
バラエティーに富んだ小さいお饅頭が並び迷うほど、小型なのでいろいろ買えました

最後の目的地の指人形笑吉に立ち寄りましたが、指人形劇が始まっていて次回まではかなり時間が
あり、残念ながまたの楽しみに取っておきました、以前立ち寄ったときに見たことはありますが、
この日は店内にも入れず残念でした。

 

谷中界隈は久しぶりでしたが、観光客がこんなに多いのは初めてでした、何軒かの飲食店を
調べておいたのですが、どこも外で待つ人がいるぐらい込み合っていて一人で待ってまで
入る元気もなく諦めました。

しばらく家にいることが多く、カメラを持っての散策にも出ることもせず、パソコンに向かう
機会も少なかったです。

秋は散策に良い季節です、外出も楽しみたいと思います。

 

(11月8日)

木場公園「区民まつり」

早朝歩きの木場公園、5時前はまだこんな暗さです

 

陸橋の向こうに見えるスカイツリーのライトもきれいに見えます

 

数日前から広場にたくさんのテントが張られていました

 

この日10月14日は江東区民まつりの朝でした

 

5時を回るとだいぶ明るくなります、木場の角乗が紹介される会場プールです

 

公園の帰り道5時半近い途中の小さな運河沿いの公園、まだ人影もありません。

 

土曜日に角乗のイベントがあると思い10時45分ごろまつり会場に行ってみました

 

角乗会場で、何の用意もされてないので変だと思い係りの人に聞いたら、日曜日の開催でした

 

たくさんのお店が出て大変な人出でした

 

無料バスも運行されていて、子供たちのパレードから始まり、ステージではいろいろなイベントが
行われるようでした、ふれあい広場では各地のバザールやフリマなどすごい数のお店でした

 

静かな朝の公園から賑やかな広場になってました、興味のあるお店もあったのですが、人の多さに
圧倒されて少し写真を撮っただけで帰ってきてしまいました。

今日も開催予定でしたが、残念ながら朝から雨でせっかくのイベントも中止と思います、年に一度
の区民まつり、晴れる日が多い10月なのにあいにくの日曜日です。

 

公園に行くとき通る我が家から近い平久川に架かる鶴歩橋の袂に、最近こんな看板が立ちました。

 

こちらは近くのビル1階に、去年クリスマスごろオープンしたカフェ、ペットを連れて入れる
ようです。

残念ながらまだ立ち寄ったことがなくて、今日の紹介は早朝の外観のみです。

横浜「三渓園」

三渓園は、明治時代末期から大正時代にかけて製糸・生糸貿易で財をなした横浜の実業家・原三渓
(本名富太郎)が、東京湾に面した”三之谷”と呼ばれる谷あいの地に造り上げた、広さ175000㎡の
日本庭園です。

 横浜上海友好園からすぐ近くに三渓園の南門がありました、こちらから入園するのは初めてでした

 

明治39年(1906)に一般公開された外苑と三渓が私邸とした内苑の二つの庭園からなり、京都や
鎌倉などから集められた17の歴史的建造物と、四季折々の自然とがみごとに調和した景観が見どころ、蓮の花を見に早朝に訪れた事もありましたが、久しぶりで楽しみでした

南門は友好園のすぐ近くでした

 

松風閣の展望台からの眺めを楽しみました

 

東京湾の景色が一望できます

 

松風閣を出ると出世観音の前を通り、「旧燈明寺三重塔」は近くです

 

公園内のほとんどの場所から見えている三重塔(重要文化財)移築年は1914年ですが、京都
木津川市の燈明寺(廃寺)にあった室町時代の木造の塔(関東地方の木造塔では最古)だそうです

眼下に緑いっぱいの景色が広がります

 

彼岸花が見られました

 

「寒霞橋」と石灯籠が素敵でした

 

「横笛庵」横笛像が安置されているようです、今から800年ほど前、平清盛の娘・建礼門院徳子に
仕えた女官で、出家後に住んだと言われます

 

まだ気温は高めでしたが、園内の緑に癒されました

 

大きな合掌造りの屋敷の前にでました「旧矢箆原家住宅」(やのはら)江戸時代後期建築、白川郷
からの移築は昭和35年、園内の歴史的建物の中で唯一内部を見学できる建物で、式台玄関や書院造
りの座敷など農家ながら立派な客室の空間を備え、現存する合掌造りでは最大級の民家、ダム建設
のための水没地域にあったため移築されたそうです

屋敷内の2か所に囲炉裏があり、家用と接客用だったとあとで知りました、飛騨の三長者のひとり
の家だったそうです

 

「十五夜」が近い日だでした

 

綿花でしょうか、珍しかったので撮ってみました

 

古き良き日本の景色です

 

小さな流れの畔の彼岸花とカラス

「旧燈明寺本堂」 建築は室町時代(1457)移築は昭和62年、三重塔と同じ京都燈明寺から移築

 

天満宮の前の橋、歓心橋

 

「三渓園天満宮」

 

大池畔の木で見かけた蝶は大きくてとてもきれいな色でした

 

この日見かけた一組目のカップル

 

日が良かったのでしょうか、二組目のカップルも、写真を撮っていました

 

御門の所で三組目のカップル、皆さん結婚式写真の前撮りでしょうか

 

三渓記念館に立ち寄りました、見終わって出てきたところで館内が停電のアナウンスがあり、
しばらく続いていました、見学てきてラッキーでした

 

三渓記念館の入り口ロビー、以前ここで一休みした覚えがあります

 

小さな屋根が付いた木造の橋

 

内苑の「臨春閣」

 

「旧天瑞寺寿塔覆堂」 建築年桃山時代(1591)移築年明治38年(1905)豊臣秀吉が
京都・大徳寺に母の長寿祈願のために建てさせた寿塔(生前墓)を納めるための建築

 

四組目のカップルも撮影中

 

「聴秋閣」 建築年江戸時代(1623)移築年大正11年(1922)京都二条城にあったと言われる
徳川家光・春日局ゆかりの楼閣建築

 

「春草蘆」 建築年 江戸時代(小間)広間部分は三渓園に移築後増設大正11年(1922)
三畳台目(3,8畳ほど)の小間は織田信長の弟・有楽作と言われる茶室

 

何組ものカップル記念写真の場面に出会った日でもありました

 

「蓮華院」  建築年大正6年(1917)  三渓の構想による茶室だそうです。

 

長かった暑さも落ち着き、横浜の息子の家から出かけた「三渓園」はとても素敵でした。
蓮の花の季節とその前に一度の3回目でしたが、また新しい発見もありとても良い散策でした。
季節を変えてまた訪れるのもいいですね。

 

(9月26日)

横浜「上海横浜友好園」

 

この向こうが横浜三渓園のようです、駐車場近くです

 

三渓園に行くとき南門近くにこんなところがあったので立ち寄りました、本牧市民公園内の
「上海横浜友好園」で21年にリニューアルオープンしたそうで、始めてだったので驚きました

 

思いがけず睡蓮の花が見られました

 

建物は湖心亭というようです

 

横浜上海友好都市提携15周年を記念し、また横浜市制100周年、開港130周年を祝し、平成元年に
上海市から本市に寄贈された中国江南様式の庭園と建築で、老朽化と安全確保のためリニューアル
したようです

 

印象的な建物です

 

駐車場から三渓園の南門までの間で思いがけず出会った景色です。

 

(9月26日)

横浜市 「32階からの眺め」

以前紹介したこともある眺めですが、まわりに高層ビルが少なくかなり遠くまで眺められます
斜め右手には桜木町辺り、東京タワーも、スカイツリーも晴れていれば右手奥に確認できます

 

緑色の電車は横浜線、右手少し先に大口駅、大口駅はちょっと距離がありますが、何回が
歩いて散策したことがあります

 

東海道線、京浜東北線などは下を通ります

 

電車が通過するときは少し音が聞こえます

 

夕方からの富士山がきれいでした。

息子の家に久しぶりに出かけました。

「十五夜」

例年お月見は「向島百花園」に出かけるのですが、今年は開催の日程を1日間違えてしまい
残念ながら出かけられる日には曇り空で月が見られそうもなく諦めました

我が家から近い富岡八幡宮で週末に十五夜のイベントが開催されることを知り、出かけてみました

お団子とすすきの飾りができていました

境内の特設テーブルではお酒を楽しめるようになっていたようです

十五夜の夜に境内の特設舞台で催し物があることも知らなかったのです

深川芸者さん達でしょうか、素敵な姿の方たちも見かけ、出演させれるのかもと思ったのですが、
月も見えないので残念ながら帰ることにしました

和服姿にカンカン帽なんて粋なオジサマ

お神輿は見物できるようになってました

辺りを見回したけど残念ながらこの夜も月は見えませんでした

 

翌朝やっぱり月の姿を撮りたくて、早朝歩きの時カメラ持参しました、朝4時40分ごろでしょうか
早くも月はかけ始めているようでした

東の空に輝くのは金星でしょうか

だんだん夜が明けてきます

朝6時に近い空です

八幡宮境内にある近辺の地図、我が家は八幡宮のすぐ近くです。

近辺に散策ができる所も多く、散歩に良い場所ですよ、、、。

 

千歳烏山「妙寿寺」

法華宗 本覺山「妙寿寺」  世田谷区の寺町にる法華宗の寺院です
秋のお彼岸入りの日、お墓参りに行きました

緑に囲まれた伽藍には四季の花々に彩られます

山門を入ると秋の風情いっぱいでした

梵鐘  関東大震災で破損した梵鐘だそうです

宮沢賢治誌碑「雨ニモマケズ」

つつじ庭園の先が本堂に続く入り口

墓参を終えて山門に続く道、墓地が本殿の裏手なのです

本堂にお参り

 

鍋島客殿  麻布区(現在は港区)飯倉狸穴にあった蓮池藩鍋島家の住宅だったっそうです

(麻布飯倉は以前長く住んでいた場所の近くで、現在ロシア大使館あたりです)

つつじの開花時期は見事です

 

鍋島客殿に続く入り口  現在も妙寿寺の玄関です

 

北烏山の寺院通りには関東大震災により当地に移転した多くの寺院が並ぶ、通称烏山寺町通りと
呼ばれていている静かな通りです、お彼岸中は多くの人で賑わいますが、この日はまだ朝の内
でしたから静かな墓参でした。

 

(9月20日)

日本橋「福徳神社」

 

日本橋室町「福徳神社」

徳川家康公も参詣、貞観年間(856~876)よりこの地に鎮座している神社です

 

芽吹稲荷は二代将軍秀忠公により別名は「芽吹稲荷」と名付けられた、長い歴史を持つ神社です

 

心地よい木陰があります

日本橋室町と思えないほどの一角なんです

こちらが「浮世小路」古くは加賀藩出身者が住んでいたことに由来するそうです

新浮世小路 江戸中期以降には社務所周辺(現在)に有名な料理屋「百川楼」がありました

神社のすぐ横のコレド室町2

日本橋に戻る途中にこんな展示を見かけました

 

「ブリッジにいがた」新潟のアンテナショップのようでしたがまだ開店前でした

 

日本橋のすぐ下にある船着き場ではクルージング船が出発準備中

 

日本橋川に架かる橋で、国の重要文化財に指定されており、日本の道路網の起点となる橋、
現在工事中で、歩道通行は出来ます、景観は良くありませんが、たまたま人通りが多く
工事している箇所が見えにくくなっていました

石造りの2連アーチ橋です、やっぱり上の高速道路が残念ですね、いずれ道路は地下を通るように
なるそうですが、まだだいぶ先のことです

「日本橋」の文字は15代将軍の徳川慶喜の書です

 

現在の日本橋周辺はまだかなりあちこちで工事中が多く、日本橋からすぐのここにも高層ビルが
建設中のようです。

 

日本橋が好きです、コロナ前は時々いろいろなイベントがありました。
また復活してほしいと思いながらここから右手にある、この日目的のビルに向かい用事を済ませ、
帰りに”うさぎや”でおやつのどら焼きを買って帰りました。

浜離宮恩賜庭園の「キバナコスモス」

地下鉄大江戸線汐留駅から地上に出て、日陰のない大通りを築地川に架かる大手門橋を渡るころ
にはもう大汗をかいていました、とんでもない暑い日に出かけてしまったと思いました

大手門に到着したのは開園の数分前、外国の観光客らしい人たちも含めて10数人ぐらい
9時の開門を待っていました

門を入るとまず目的地に向かいます、オレンジ色が見えています

キバナコスモスです

この花が見たくて、暑い中出かけたのです

この公園は東京湾方面以外は高層ビルに囲まれています

あまりの暑さに急いで日陰に避難、目的の花が見られたからこのまま帰ろうかと思ったくらい
つらい暑さです

せっかくなのでもう少しだけ散策しようと内堀の小さな橋を渡り花木園に向かいました

この先は海岸方面、日陰で涼しそうに見え足を止めましたが、やっぱり次回にしましょう

花木園の休憩所で水分補給、そのあと少しだけ散策

内堀に架かる橋の奥に築地川を行く小舟が見ました

 

延遼館跡の広場に行ってみる事にしました、このままいくと大手門近くに出ます

 

外国からの観光客でしょうか3人ずれの方に、”おはようございます” と挨拶されました

大手門に戻ろうかと思いながら、もう少しだけ、、、 でもやっぱり帰ることにしました

もう一ヶ所の出入り口、中の御門に向かうここはソメイヨシノの並木です

日中外出しない日々が続いたせいか、とても我慢ならず今日は諦めて帰宅することにしました

いつもは地下鉄駅から近いこの中の御門から出入りしています、ビルの道を急いで地下鉄汐留駅に
戻りほっとしました、大江戸線汐留駅からは10分ほどで我が家の最寄り駅に着きます、暑さに負け地下鉄に乗ってほっとしました。

今朝も早朝歩きでひと汗かいてシャワーを浴びて出かけたのですが、家に閉じこもり気味の日々
暑さに負けたようです、朝9時からとはいえ公園に行くなんて無謀でした。

9月も半ばに近いのに、何とい暑さでしょうか!
この夏の暑さはちょっと辛かったです。

「浜離宮恩賜庭園」は涼しくなったらゆっくり散策したいと思います。