【添乗員同行】青森ねぶたと東北の遺構を訪ねる旅2024

個性ある夏祭りが、ツアーの夜を彩ります
遺跡、集落跡、復興へ向かう街へ
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向島百花園 「虫ききの会」

百花園での「虫ききの会」は天保2年(1831)に没した園の創設者の
追善供養する殺生を戒める儀式から始まったそうです。

 

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雨では「虫ききの会」は中止になるので雲行きを気にしながら我が家からは
スカイツリーの前でバスを乗り換えて百花園へ

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17時から放虫式、その前に園内散策のため早めに入園

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9種類もの虫たちが並んでいました、たまたま見物の人がいないときに撮りました

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スズムシ、マツムシ、カンタンなどです

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放虫会が始まるまで大好きな園内の散歩です

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女郎花と桔梗、ちなみに秋の七草はこの2種に萩、すすき、撫子、藤袴、葛、
藤袴はまだ開花前、撫子はあるのですがこの日は見かけませんでした

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この日はうるさいほどのセミの鳴き声が恨めしく思えました

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もう枝先に咲くムクゲの花や

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ススキごしのスカイツリーに季節の変わり目を感じました

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ジンジャーの花、白も見かけました

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カクトラノオ  行儀よく並び咲く四角い茎の花はとてもきれいでした

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とうていらん(洞庭蘭) 和名の洞庭は瑠璃色の花の色を中国の洞庭湖の
美しい水の色に例えたといわれます、江戸時代にはすでに園芸植物として
栽培されてその頃につけた名前だそうです

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トンネルの萩の花の開花はまだでしたが園内には何本か咲いているのも
見かけました

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百花園お馴染みの萩のトンネル、萩祭りはお月見のあと9月13日からです

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暗くなる頃には明かりが灯ります

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あさざは睡蓮のような浮き草

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ちょっと不気味なへび瓜

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いつものへび瓜の棚に今年は瓢箪が生っていました、こちらも連作は駄目だそうです

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こちらは熟れた苦瓜、収穫しないのであまり見かけない姿になっていました

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芙蓉の花は閉じてしまう時間です

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しろみのこむらさき(白実の小紫) 紫式部の白バージョンのようです

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庶民の庭として整備されてきた百花園は自然の風情があります

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よく手入れされています

 

放虫会が始まる時間になりました

 

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説明を受けて一匹づつ入ったかごを係りの人から受け取ります

 

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子供たちが受け取り残りは大人が好きな虫を選びます

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どこに放そうか迷っていると、早々と放している人がいました、スズムシのようです

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私はカンタンにしました、3cmほどの薄緑色です、なかなか出てくれません、ゆっくり待ちました

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もう少し濃い色の葉に放せばよかったかな、でも目立たない方がいいかな・・・なんてひとり言

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あとで知ったのですが、カンタンは ルルルルルルと鳴き、夏から秋の夜に鳴く虫の女王といわれて
いるそうです、コオロギの種類で飛ぶのは得意とか、クズやヨモギの葉が多い草地に生息し、
よく見かけるる虫のようですが、都会では儚げな美しい声はなかなか聞けないですが、この夜は
しっかり聞こえました

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葛の棚の下には縁台と蚊取り線香  この時はまだカンタンがクズの葉を好む
ということを知らなかったのです

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花が咲き始めていましたが、葉の上にはまだ小さなカマキリが、今夜放した
虫たちは食べないでね、なんてこれもひとり言、カンタンがこの葉を好むのを
知っているではないでしょうが・・・

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18時からは絵行灯の点灯が始まります

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点灯の仕方を教えてもらい

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何組かに分かれて園内35基の絵行灯に火を入れます

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句会の人たちの作品に絵が添えれています

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今年のお月見はもう来週です

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お月見には絵行灯も変わるそうです

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スカイツリーの明かりも良く見える時間になりました

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萩のトンネル内の行灯にも火が入りました

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虫に音を聞きながらのお茶会

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かごの虫たちも静かに見ていると美しい音を聞かせてくれました

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暗くなると行灯が美しい園内です

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虫の音をいつまでも楽しみたいと思う帰り道でした

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帰るころには提灯にも火が入っていました、風情ある虫ききの会を楽しみました

 

放虫が始まる頃少し雨が降り出しがっかりしたのですが、たいしたこともなく
無事に放虫できました、いろいろな美しい虫の音も楽しめました。

今朝早く公園に向う途中の草むらで虫の音が聞こえました、静かに耳を澄ますと
回りでも聞こえますね。
お彼岸前ですし、まだこのまま涼しくなるとは思えません、虫の音は8月から
聞こえるようですがやっぱり秋が似合います。

 

 

 

 

 

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