久しぶりの六義園です、枝垂れ桜、もちろん紅葉のライトアップにも何度か出かけ楽しんで
いましたが、急に思いついき晴れた朝に出かけました
六義園は五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳澤吉保が元禄15(1702)年に
築園した和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園です
六義館跡の紅葉は少し散り始めていました
庭園に大きく広がる大泉水に架かる田鶴橋は渡れない橋です
奥に見える雪つりも見られる吹上茶屋にはあとで立ち寄りましょう
園内で一番高い築山で「富士見山」と呼ばれるところから眺めた景色です
渓流あたりにも下りてみました、通常閉門の染井門から入ると渓流沿いに歩くのですが、
この日は正門から入ったのでいつもと違う道を行きます
つつじ茶屋あたりも紅葉の見どころです
園内いろいろな場所で紅葉が見られるので楽しみです
吹上峰あたりはよく日が当たり、鮮やかな色が楽しめました
つつじのようです、この季節にと思いましたが葉が色づいているようでした
気が付いたらあちこちで見かけました、こんな歌が書かれていました
木枯峰 「秋の夜を吹上の峰の木枯に よこ雲しらぬ 山の端の月」 藤原家隆
秋の色です
対岸から見えた吹上茶屋に着きました
季節の生菓子とお抹茶を頂きました
お茶を頂きながら眺める景色は格別です
吹上茶屋はいつも楽しみです
こちらは滝見茶屋 日陰で薄暗く雰囲気が分かりにくいです
あづまやの横を渓流が走り、岩の間から落ちて水しぶきをあげて、水音も楽しめるようです
雪つりがきれいに見られます
吹上茶屋の右手の小さな橋は白鷗橋、手前に蓬来島も見えます
出汐港の対岸、ライトアップの時は神秘的でしたが、この辺りには通常入れません
広場の紅葉、奥の黄色く見えるのは藤棚でした
紅葉と石灯籠
正門近くの紅葉には日があたり、ひときは美しい色が見られました。
六義園の名の由来は、中国の詩の分類法(詩の六義)にならった古今集の分類の六体
(そえ歌、かぞえ歌、なぞらえ歌、たとえ歌、ただごと歌、いわい歌)に由来したものです
12月7日少し遅いかなと思いながら出かけた六義園で素晴らしい紅葉が楽しめました。
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