お月見を楽しんだ百花園に萩の花を見に出かけました
お月見の時は並んで入場しましたが、いつもは静かな庭園です
「お花の見ごろ情報 9月23日調べ」によりますと草木類だけでも
50種類以上でした、それに実もの、水生植物など多彩です
萩だけでも11種類も咲いているようです
萩の花のトンネルです
萩の花を見て種類がわかるわけではありませんが、花の大きさがだいぶ違うように思います
花が大きいです
素敵なトンネルです
「江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)骨董商を営んでいた佐原鞠烏が
文人墨客の協力を得て花の咲く草木鑑賞を中心とした花園として開園されました」
お月見の時の燈籠がそのままありました
「百花園とは、一説では「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたとされます、開園
当初は360本の梅が主体でした、その後詩経や万葉集など中国、日本の古典に詠まれている
有名な植物を集め、四季を通じて花が咲くようになりました、唯一現代に残る江戸時代の
花園です」
園内には29基の石碑があります、そのうち10基が江戸時代に建てられています、残りは、40年
以上おいて明治時代に建てられました、こちらは山上憶良の「秋の七草」の歌碑です
お月見の夜はスカイツリーのライトもきれいでした
萩の花は園内のあちこちで見られます
竹藪もあります
お月見の時は燈籠だけの明かりでしたから園内はどの道も暗かったです
白い萩、ここのは一番大きい花でした
「けふの月 さてもおしまぬ 光かな」
文政13年(1830)に建てられた碑です
素敵な秋の景色です
へちまの棚下、鉢の花は変化朝顔でした、お月見の夜は、奥の広場にテーブルがいっぱい
並び多くの人が楽しんでいました
「秋の七草」 萩、桔梗(キキョウ)、葛(クズ)、撫子(ナデシコ)、薄(ススキ)
女郎花(オミナエシ)藤袴(フジバカマ)
お月見の時、あまりの暗さに渡るのをやめた橋です
橋からの眺めです
萩の花やたくさんの草木、秋の風情を楽しみました
出入り口の近くでこんな鉢を見かけました、子供のころから名前を知っている植物でしたから
調べてみました「せんぶり」の名前の由来は、全草が非常に苦く、植物体を煎じて「千回振り
出してもまだ苦い」ということから「千度振り出し」が略されて名付けられたとされる、その
由来の通り非常に苦みが強く、最も苦い生薬(ハーブ)といわれるそうです
こちらの「とらのおすずかけ」は絶滅危惧種で、平賀源内ゆかりの希少植物でピンク色の
小さな花が咲くようです
こんなな長い植物でした
開園すぐの9時過ぎから入園しました、帰るころには多くの人が訪れていました。
夏の名残の草花、そして秋の草花と楽しんだので大変長くなってしまいました。
(9月25日)
コメント