クリスマスローズの世界展

今年も春を待つ季節になりました、 楽しみなひと時です。

 

入り口には草月流の生花が美しく飾られていました。

 

クリスマスローズはヨーロッパ東部の石灰岩からなるアルプス山系が原産地
他の植物ではあまり見られない伝説と神話に満ち溢れています。

古代の民話に語られ、ゲルマン民族の間では聖なる花として語れています。

中世にはこの花にありとあらゆる治癒力や魔法の力があるといわれていました。

これはおそらく寒さ厳しい真冬に花を咲かせる強さから由来されていたのでしょう。

 

育種家の努力により様々な交配種が生まれます

ホワイトオーケストラ

チェリーシフォン

ピンクリバーシブル セミダブル

ソレイユダブル

ブラックマジック アンチーク

ヘレボスチベタノス  中国甘粛省天水で採取された東アジア唯一のヘレボルス

こちらの小さな花は野生の原種シクラメン、クリスマスローズと同じ場所で育つのだそうです

氷の薔薇  レッド  雪の中でも咲く新世代のクリスマスローズ

 

ヴィリテス 無茎種  歴史的にも最も古く認知され、薬用としても栽培されていたヘレボルスの
原点。 コンパクトに株がまとまり、育成も早く強健

トルカータス 花と葉の変異が沢山ある魅力的な種類、やや高山性の性質がある


ヘレボス原種ニゲル×チベタヌス ニゲルのヨーロッパとチベタヌスのアジア、古来その二つの
故郷を結ぶシルクロードの歴史にちなみ「絹」と付けられたそうです

フェチダス  めずらしく背の高い品種、細く分かれた葉にベル型の花を
たくさん咲かせます、育成が早く大柄

γ ガンマー γ照射によりより生まれた品種

こちらは額の絵ではなく立てかけた額の向こうに鉢がおいてあります

チベタヌス

ダブル  濃黄小輪

 

新花コンテスト受賞作品を何点か紹介します

「特別賞」

「特別賞」

奨励賞

「奨励賞」

「奨励賞」

一部です

素晴らしいクリスマスローズの数々でした。

 

大変美しくて沢山紹介してしまいました、最後までご覧頂き有難うございます。

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