しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

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奈良 「長谷寺」

「室生寺」から次に立ち寄ったのは桜井市初瀬の「長谷寺」です。
室生口大野から各駅停車に乗り換えても20分ほどで長谷寺駅に着きます、駅から徒歩15分ですが、
約122段の階段と坂道が続きます。
参道を通り長谷寺に着くころには幸い雨はほとんど上がっていました。

万葉集に「こもりくの里」と詠われた初瀬、
こもりくとは「隠国」と記し、自然に囲まれた静かな景勝地です。

 

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真言宗豊山派総本山  山号は豊山神楽院  西国三十三観音霊場 第八札所です

前回訪れたとき、室生寺で出会った車でいらしていたご夫婦にこちらまで送っていただき、
この辺りで駐車場にいらした二人を待ったのですが大変な人出のときで見失い、とうとう
お会いできなくてお礼もちゃんと言えず心残りだった思いのあるお寺さんです。

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仁王門は総門で、楼上には釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されているそうです

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登廊(のぼりろう) 百八間、399段、上中下段の3廊に分かれています

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登廊脇にボタンの花壇があります

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牡丹は残り少なく、てっせん(クレマチス)が見ごろでした

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階段の先には月輪院

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一番上の登廊 風雅な長谷型灯籠が吊るしてあり、夜には美しい灯りが灯るようです

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本堂の舞台が見えました

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本堂ではご本尊大観音尊像の特別拝ができました

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小初瀬山中腹の断崖絶壁に懸造り(舞台造り)された大殿堂、擬宝珠高欄が巡らされた舞台です

「春の夜や こもり人床し 堂のすみ」  <松尾芭蕉>

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春には桜の花で埋まります、初夏は新緑そして秋には紅葉が美しいそうです

「花の寺 末寺一念 三千寺」  <高浜虚子>

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「大悲閣」 こちら祈りの回廊で夏季は朝6時から勤行が行われているそうです

 

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若緑に埋もれそうな五重塔は、昭和29年、戦後日本に初めて建てられた
五重塔で、「昭和の名搭」と呼ばれています

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桜の季節を想像してみました

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本堂の舞台を正面から撮った写真は見かけますが、ここからでは本堂は新緑の向こうでした。

長谷寺は「花の御寺」とも呼ばれます、桜は古都と並び千年来の名所、一年中いろいろな花が
楽しめるようです。
花譜に1月から12月まで咲く多くの花の名前が記されていました。
いつ訪れても花も楽しめそうな「長谷寺」です。

 

 

 

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駅に続く参道、以前ここで名物の草もちを買った覚えがあります、
大好物なので見つけて同じお店で買えました、柿の葉ずしも買い、
しっかり名物を手に入れ急ぎ駅に戻りました。

長谷寺で階段を上り下りしたあとに駅前122段の上り階段はちょっときつく、汗びっしょりでしたが、
気分は爽やかでした。

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近鉄奈良線長谷寺駅  以前訪れたときの喧騒が嘘のような山間の静かな駅です

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難波に戻り、荷物を取って関西空港に向かいました。

この日は東京に帰り日常に戻る旅の最終日でした。

 

 

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奈良 「室生寺」

奈良県宇陀郡室生村の「室生寺」に行くのには列車やバスの時刻を調べておかないと、思いがけない
時間がかかってしまいます。
近鉄奈良線で大阪難波を7時6分に出て室生口大野着が8時9分、バスも1時間に1本程度しかなくて
8時20分出発です。
予定通りに到着したのですが、残念ながらこの日は朝からあいにくの雨模様でした。

 

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バスに乗ると運転手さんが、帰りは室生寺発9時50分か、10時50分ですと案内があるくらいなんです、
私は9時50分で駅に戻る予定です

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バスは駅を出ると間もなく山道に入り、10数分ぐらいでしょうか川沿いの参道入り口に到着、そこから
徒歩5分ほどでこの太鼓橋に出ます、ここが大好きな室生寺の入り口です

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山間にひっそりとたたずむ山門 「女人高野室生寺」 石碑の上の模様は桂昌院の実家本庄家の家紋
九目結文(ここのつめゆいもん)だそうです、今回はじめて知りました

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仁王門  「女人高野」とは女人禁制の高野山に対して言われるようになり、
女性に人気だったそうです

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仁王門を入るとすぐ左手の「鎧坂」をはやる気持ちで上ります

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鎧坂を上りきると左手に弥勒堂、内部の須弥段に安置されているのは本尊厨子入り弥勒菩薩立像
脇壇には釈迦如来坐像

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正面には金堂  内陣には一木造のご本尊・釈迦如来立像を中心に向かって右側に薬師如来像、
地蔵菩薩像、左側に文殊菩薩像、十一面観音菩薩像(いずれも平安初期・国宝・重文)の各像が並び、
その前に運慶の作と伝えられる十二神将像(鎌倉時代・重文)が一列に並べられている。
本尊の背後にある大きな板壁には、めずらしい帝釈天曼荼羅図(平安初期・国宝)が描かれています。

杮葺きの金堂は懸造り(かけひずくり)形式、段差のある場所に建築せねばならないほど室生寺は
地形的にハンディがありました

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金堂脇の階段を上がると本堂(潅頂堂) 室生寺のご本尊如意輪観音菩薩立像(平安時代・重文)が
安置されています
ここは真言密教のもっとも大切な法儀であります

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本堂横の雨にぬれた新緑の美しさにしばし足を止め見入りました

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どこも趣のある階段ですが、寂しいほど人影はありません

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見えました美しい五重塔、外に建つ最小そして室生寺では最古の建物だそうです、弘法大師の
一夜造りの伝えがあります
自然の風景に溶け込み、新緑も紅葉の季節も美しいですが、階段の両脇に石楠花が咲く季節には
それはいつまでも見ていたいような美しさなんです

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1998年台風で樹齢650年の杉の巨木が五重塔に倒れ掛かり大きな被害を
受けました、再建の全工程をTVドキュメントで見て感激したものでした、
その少し前に石楠花の季節に2度目の訪れでしたが、もう20年近くにも
なります、ここに立ち胸が熱くなる思いでした

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その石楠花が雨に濡れながら少しだけ残っていました

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素朴な石仏が並ぶ後ろにも石楠花が咲きます

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奥の院に続く階段です、雨で足元がよくなかったし、あまりにも寂しくて
行くのを諦めました
原生林に囲まれた石段を上がると御影堂があります、眺めも美しかったと
記憶しています

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シーンと静まり返った境内でした

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仁王門のところに下りてくると行くとき気が付かなかった池がありました

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護摩堂も新緑に埋もれそう

 

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何と本坊手前に1本だけ石楠花が雨に濡れて見事に咲いていました、感激です!

 

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お寺さんの方に伺うと、今年は花が小さめだったようですが、この1本だけ今頃に咲いたと言われて
本当にうれしかった

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桜が咲くころも美しいことでしょう

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出入りはできませんが、山門の内側から太鼓橋が正面に見えます

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もう一度仁王門を眺めて室生寺をあとにします

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雨に濡れた太鼓橋は朱色の欄干が鮮やかでした

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奥深い山と渓谷に囲まれた室生寺は、古くから神々の坐ます聖地と仰がれていました

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振り返ると緑に囲まれ山の中にあるのがよく分かります、もう少し留まりたい気がしましたが

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この先寄り道もあり、帰路のバスの時間も気にしながら急ぎ足で回ってしまったようですが、
久しぶりの室生寺に心洗われました。
そしてまた石楠花の季節か、紅葉の季節に訪れたいと心から思いました、室生寺が華やぐ季節も
また別の美しさに出会えますから。

 

この日往路のバスで一緒だった東京の男性とお話ができたのですが、前日は私と同じ高野山に
行かれて、私と反対のコースで回られ、感激された様子でした。
室生寺ははじめてで、奥の院まで行かれたそうでバス停まで急ぎ足で戻られました、このあと飛鳥に
行かれると話されていました。

同じ電車に乗りましたが、私は次の目的地長谷寺に寄るためすぐ乗り換えでした。

 

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「高野山」 その2

奥の院を後にしてお寺さんが並ぶ町を散策しながら地図を片手に歩き、高野山の中心地に入りました。

 

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四国八十八カ所を巡り、結願成就した人たちが高野山に詣でると聞きます

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金剛峰寺にお参りです、正門は建物の中で一番古く1593年創建

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弘法大師により名づけられた高野山の総称でしたが、現在は高野山弘法大師御廟を信仰の中心として
結成された高野山真言宗3600ヵ寺の総本山の名称として知られています、ご本尊弘法大師像は、
16年ぶりのご開帳です。

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主殿に足を踏み入れると華麗な襖絵の数々は狩野派を代表する絵師らの筆になるもの

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梅や柳、つるなどが生き生きと描かれていました

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「柳の間」は秀吉の甥・豊臣秀次が切腹した部屋で「秀次自刃の間」と呼ばれているそうです

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美しい襖絵の部屋を見て周りました、新緑の庭にも心和みます

 

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広間で講和が終わったところでちょっと残念!

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受戒

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阿弥陀聖衆来迎図

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日本最大級の石庭「幡龍庭」は雲海の中で雌雄一対の龍が奥殿を守っているように表現されている

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外の喧騒をひと時忘れるような静寂に包まれた石庭でした

 

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東塔

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三昧堂

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不動堂   住宅風の仏堂は国宝です

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大戒堂

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愛染堂

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鐘楼

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根本大塔  壇上伽藍の搭は昭和12年に再建されたもの

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朱塗りの大塔の内陣に胎蔵大日如来をご本尊として金剛界四仏が安置され、16本の柱と壁に
極彩色で描かれた緒尊とともに曼荼羅世界を表わしていました

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金堂の横は集合写真スポットです

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三鈷の松 高野山開創の起源を語り継ぐ松です、唐に留学していた空海が「伽藍建立にふさわしい地を
示したまえ」と願って投げた仏具の三鈷杵(さんこしょう)が、はるか海を越えてこの松に掛かりました。

帰国した空海は地主神に導かれて三鈷杵を発見し、高野山を修験道場に定めたのです。

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空海の御影(肖像画)を本尊とする御影堂

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逆指しの藤  平安時代に活躍した高僧に祈親上人という方がいらっしやいました、
西暦1016年に上人は高野山に上られますが、当時の高野山は荒廃し、無残な
世界が広がっていました。
悲しんだ上人は高野山の再興を誓い、「願掛け」として藤を地面に逆さに植えたのです、
不思議なことにこの藤は芽生え始め、それと共に高野山の再興の兆しが見え始めたと
いうことです。
祈親上人は高野山再興の功労者であり、弘法大師の生まれ変わりとして多くの
人々から慕われました。

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金堂  819年に弘法大師が創建されましたが幾度も消失し、現在のお堂は7度目で昭和7年(1932)に
再建されたものです、ご本尊の薬師如来は初公開です

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高野山開創1200年を記念して172年ぶりに再建されたばかりの中門

高野山を開いた弘法大師空海は、唐の都・長安に渡り、真言密教の教えを受けました。
わずか2年でそのすべてを受け継ぎ、密教の宇宙観を表わす両界曼荼羅や法具、経典などを持ち帰国。
弘仁7(816)年に国家の鎮護を祈り、僧侶を育成するために、標高およそ900mの高野山の地に、
修禅の道場を開きました。

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高さ25,1mの大門は一山の総門にふさわしく威風堂々とした門構えです

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金剛力士像は江戸時代の仏師康意作 阿形像

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運長作 吽形像

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高野山は平成16年(2004)に「紀伊山地霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。

 

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この大門に映える夕日が美しいと聞いていたので見たいと思いましたが、奥の院から大門まで全工程を
徒歩で周り、かなり疲れて日が沈むころまで待てなかったのも少し心残りでした。

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大門前よりバスで高野山駅に向かいましたが途中の女人堂前で下車しなかったのもちょっと残念!

高野山には七口といわれるように七つの入り口があり、明治5年に女人禁制が解かれるまで、
高野山内に入れない女性のために参籠所が設けられていました。

現在ではその中でも一番大きかった不動坂口の女人堂が唯一残っています。
高野山の町に入る門のすぐ前でした、バスの中から見えましたが古い建物のようでした。
弘法大師が密教の教義を立体化するべく形成した壮大な仏都、高野山。
東西約6km、南北約3kmの盆地全体に密教大伽藍が広がっていました。

 

高野山は平成27年に開創1200年を迎え4月2日から5月21日までの50日間、
記念大法会が執り行われました。

(5月15日撮影)

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「高野山」 その1

天空の聖地「高野山」に一度行ってみたいともいつつ、なかなか機会がなくて、開創1200年の
記念の年に行くことができました。

大阪はまったく知らないところ、難波駅からホテルを探すのも地図が便りでした。
こちらは南海高野線のなんば駅ホーム。

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滞在2日目の朝、高野山に出発です

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ホームにこんなきれいな列車が停車中

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高野山開創1200年の記念の橋本まで行く特急列車です

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急行でもほんの1時間ほどのところなので車窓からの眺めを楽しむことにしました

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橋本駅で乗り換え、ここからはカーブが多く登山列車のような時速30km走行

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単線でのんびりカーブした駅で行き交います

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山間のどかな景色も見られました

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30分ほどで極楽橋駅に到着、往路も帰路もケーブルに乗り換え時間が短く、急ぎケーブルに誘導されて
極楽橋の駅舎は見られませんでした、この橋は駅に着くちょっと前に見えた橋です

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極楽駅から駆け足でケーブルへ、乗客は満員

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5分で目的地高野山に到着

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くねくねカーブしながら列車で登り、ケーブルで一気に頂上に付いた感じなのにそこには町がありました

 

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高野山駅から路線バスでまず一番奥の奥の院入り口まで乗車、高野山は町の全域が真言密教の
霊場で、奥の院に至るまでに117もの寺院が密集しています

そして杉木立に囲まれた奥の院の入り口です

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前日雨に降られ、この日は朝から日差しがいっぱいで、心地よい風が
通り抜けるような参道を行きます

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御廟橋の手前に休憩所があります、立ち寄ったのは帰り道です

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熱いお茶がいただけました、カメラを持っているのを目にしたからでしょうか、お坊さんが”写真をどうぞ”と
言ってくださったので1枚撮らせていただきました

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外に出たときちょうどお大師さまにお食事を運ぶ列に出会いました

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これもまた千年以上も繰り返されてきた営みのひとつ、連綿と受け継がれる篤い信仰です

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御廟橋から先は最も神聖な場所「弘法大師」の御廟があるところ、写真が撮れるのはここまで

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御廟がある燈籠堂が見えます、カメラをバッグに入れてお参りしました、このお堂の奥に御廟はあります、
経を唱える人、お参りをする多くの人で御廟前も賑わっていました

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橋の手前には水向地蔵

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御廟参詣の帰り道は、何百年も経た老杉が高くそびえる奥の院参道を戻ります

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そしてここには20万基を越える墓碑が並びます

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豊臣家の墓所には秀吉公と豊臣一族が眠ります

 

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信長をはじめ多くの大名たちの墓所や供養搭があります

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芭蕉句碑

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杉の根元ににも石仏

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みろく石  (別名重軽石)  小さな祠に収められた石を持ち上げられたら
願いが叶うとか、 石に触れることにより弥勒菩薩と縁を結ぶとも書かれていました

順番を待ちもちろん試しましたが、とても重くて持ち上がりません、持ち上げ
にくい石のようで男性でも無理の人が多かったようでした

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汗かき地蔵をお祀りするお堂、汗かき地蔵は世の中の人々の苦しみを身代わりになり、
一身に受けているのでいつも汗をかいていると伝えられています

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すぐお隣には「姿見の井戸」この井戸を覗き込んで自分の顔が写らなければ3年以内に死んでしまうと
言われているのだそうです、恐る恐るのぞいてみました、顔が写ったので ほッ!

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汗かき地蔵堂のすぐそばの中の橋、この辺りが奥の院のちょうど中ほどでしょうか

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橋を越した辺りには石田三成、明智光秀、伊達政宗などの供養搭もありました

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木漏れ日の中お堂が神秘的でした

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老杉の根元の祠にも石仏が安置

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高野山町石道 町中にも多く見られたこの石は、五輪搭婆の形をした聖地高野山への道しるべと
されました、町中に1町毎に180基、弘法大師御廟まで36基建てられました

「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年にユネスコの世界文化遺産に登録されました

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奥の院1の橋を出るとすぐのところに「かりかやどう」 親子の名乗りをあげないまま修行に明け暮れた
刈萱道心と石童丸の悲しい物語ゆかりのお堂です。

 

その2に続きます

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春の宵は鶏料理とハイボールで乾杯

めずらしく上野広小路に息子夫婦と出かけたのは、松坂屋前の
鈴の屋ビルにある居酒屋「鳥福」
こちらのビルには人形町「今半」があるので何回か出かけたことが
ありますが、この居酒屋さんは初めてでした。

 

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この夜は初夏のような陽気でものすごく冷えたハイボールを1杯

 

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お刺身はあまり好まないのですが、新鮮でいただけました

 

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メインの鶏料理はただいま調理中

 

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シンプルなもも焼き、聞きなれたセリフですが、皮はカリカリでふっくら焼かれて
美味しかった!  知覧鶏だそうです

 

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あら引き手こね塩つくね、塩麹で熟成させた岩手県みちのく清流鶏だとか、
少し歯ごたえのある味のあるつくねでした

 

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2人は塩味が好みの焼き鳥も塩味のみでおかわり

 

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私はたれ焼きが好みです、レバーともも、やっぱり焼きたてがおいしい!

 

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日本酒のお供はカレイの一夜干し

 

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そしてこちらのお店のお勧めゴロ焼き、スモークされたような味です。

 

鶏肉好きにはうれしいお店でした。
息子夫婦との乾杯は楽しいひと時です。

 

 

 

 

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横浜の休日

連休に横浜の息子夫婦のところに出かけてました。
この日は「ザよこはまパレード」が行われると聞き出発点の山下公園辺りに行きました、
予想はしていましたがどこもすごい人出で、とても近づけません。

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出発を待つ出演者、ジャケットを着ているのがかわいそうなくらいの炎天下でした

 

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山下公園で一休み、見慣れた建物が見えます

 

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2年前の5月、同期会の翌日、同級生たち6,7人でここに来て向かいのホテルでランチを楽しみました

 

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そのときこのバラ園で写真を撮りましたがもう2年も過ぎたとは、今月末には同期会があります。

 

 

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パレードが見られる所を捜しましたが沿道はどこもいっぱい、とても近づけません

 

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とうとう関内辺りまで来てしまいました

 

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大型の装飾した車が5台ほど出場したようです、こちらはその1台

 

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踊り手さんたちも汗だくでした

 

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民族衣装の女性たちは神奈川朝鮮中・高級学校の生徒さんたちのよう

 

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少しだけ近くで見えました

 

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こちらは都筑太鼓

 

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心地よいリズムです

 

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和装のご婦人たち、民族衣裳文化普及協会の方々でした。

日陰で見るのは不可能で、少しの時間の見物でした。

 

関内駅に向かう途中でこんな神社を見つけ立ち寄りました。

 

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厳島神社  ひと月ほど前に広島に行ってきたばかりでしたからちょっと
懐かしい気がしてお参りをしてから駅に向かいました。

 

晴天続きの連休はかなり久しぶりだったようです。
例年あまり外出する気にもなれず、なんとなく家で過ごすことが多い連休ですが、
今年は横浜で楽しく過ごしました。

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神楽坂 「赤城神社」

新宿区赤城元町に「赤城神社」を地図で見かけて神楽坂に行く途中に
出かけてみることにしました。

実家の本籍が隣町赤城下町だったのでなんとなく懐かしくなったのです。
場所は東西線神楽坂駅からすぐのところでした。

 

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赤城神社は天和3年(1683)徳川幕府が江戸大社の列に加え牛込の総鎮守となりました

 

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赤坂の日枝神社、神田明神と共に「江戸三社」と称され、三社による祭礼の際に山車、練物などが、
江戸城の竹橋から内堀に入り、半蔵門より出ることを許されたのです。  モダンな感じの拝殿でした。

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蛍雪天神は学問の神様のようでした

 

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なんだか神社と不釣合いなものが、、、、、

 

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6,7人の人たちが境内で試運転のようです、今話題になっているドローンでした

 

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飛ぶ姿は始めてみました、右下に小さく見えるのは通りかかった飛行機です
場所柄不思議に思いましたが、神社の関係者の方々のようでした。

 

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拝殿脇にこんなお店がありました

 

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(ボケ写真ですが) 拝殿すぐ横です

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頂いたのはわらびもちとアイスティー

 

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ワインがそろっているお店です。

定期的にマルシェも開催されるようで、またお邪魔することにしましょう。

 

4月30日でしたが、この日はコメントをお寄せいただいている雲母舟さんの
グループの恒例の写真展が開催されたのでお邪魔する途中でした。

素敵な写真展を見せていただき、雲母舟さんにもお目にかかれたし、
帰り道に少し寄り道しました。

 

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神楽坂の迷路のような裏道に入ってみました、兵庫横町でした、粋な感じの
お店を見かけました

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兵庫横町の「兵庫」の名は、中世期にこの辺りが武器・兵器に関係する
郭だったことからとか、、、、、

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石畳、黒塀、見越しの木々と、最も神楽坂らしい一角なのだそうです

 

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神楽坂通りに出るとこちらはおなじみ毘沙門天善國寺、地元では毘沙門様と呼ばれて親しまれています

 

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神楽坂の中央にある日蓮宗のお寺さんです。
毘沙門天は天の四方のうち北を守るインドの神様で、多くの願いを叶えてくれる
「多聞天」です。

久しぶりの神楽坂散策でしたが「写真展」の帰り道でしたから、次回は魅力的な
横道散策をしてみたいと思いました。

 

 

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イタリア映画際

「Festival del Cinema Itariano 2015 Tokyo」 が4月29日から5月5日まで
東京で開催されていました。

2001年の春に始まった「イタリア映画際」は今年で15回目です。

4月28日にイタリア文化会館のホールで開催された前夜祭に参加できました。

 

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この夜観賞した映画のヒロイン(Paola Cortellesi)の挨拶、ステージの右隣が監督の
Ricarudo Milani 氏

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この映画祭には日本未公開の14本の映画が上映されましたが、その監督やヒロインが順次紹介されて
挨拶、観客の拍手も盛大で和やかな雰囲気でした

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内容は同時通訳のイヤホンで聞けました

 

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この夜見た映画は「SCUSATE  SE  ESISTO」 邦題 「生きていてすみません」

ミラーニ監督のコメディーで題名では想像できないすごく楽しい映画でした。

美人の主人公はコメディー映画で活躍の女優 パオラ・コルテッレージ、
相手役にはイケメンのラウル・ボヴァ。   実在の女性を題材にした喜劇です。

主人公セレーナは飛びぬけた才能を持つ建築家、国外で活躍していましたが、
故郷イタリアが恋しくなり帰国するが、待ち受けていたのは女性にとって厳しい
就労状況。
別の仕事を掛け持ちして何とか生計を立てる。

やがて建築家の仕事を得られるチャンスが訪れるが・・・  意外な展開に
イケメンがどう絡むか・・・   楽しい映画でした、劇場で公開の折には
是非ご覧ください笑いの絶えないほのぼのコメディーです。
(字幕スーパー)

残念ながら外出が多く、他の作品を見る時間がなかったのですが、順次劇場で
公開されるようです。

 

 

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亀戸天満宮の藤の花

今年も亀戸天神の藤の花の季節になりました、このところの晴れ続きですっかり
開花したようで、連休始まりの29日込み合うのを予想して8時過ぎごろには
到着したのですが、もう見物の人で賑わっていました。

 

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境内のどこからでも見えるスカイツリーが春は藤の花と競演です

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赤い太鼓橋越しに見えるスカイツリーに藤の花

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開花してから時間がたったからかしら香が漂っていないように思いました

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藤の花の参道ももうこの人です

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花の房がちょっと短いよう気がしましたが、この辺りはちょうど満開のようです

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長い房も見られました

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藤棚の上からも顔を出します

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見事な長さです

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ひとつの房にどれぐらいの花が咲くのでしょう

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少し日当たりの悪いような棚は花も少ないよう、青サギも藤見物?

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年に一度、めいっぱい美しい花を見せてくれます

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本殿越しのスカイツリーは桜の木の陰

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展望台からこの藤の花が見えるのかしら

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美しい青空でした

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今年咲き始めと思われる黄色の藤、来年にはアーチに作られた棚いっぱいに
咲くでしょうか

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棚のどこら見たら美しいかしらと、ひと周りです

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どこから見ても美しく、優雅な趣でした

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1週間前に見たつつじも満開のころでしょう

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池のそばの藤の花   亀の甲羅干しの姿がいっぱいの池です

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気品が感じられるような白い藤

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赤い太鼓橋に藤の花、和ですねぇ

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青い実はさくらんぼ、ついひと月前には満開が楽しめた桜の木は、
小さな実を付けていました。

季節の移り変わりの速いこと、、、、、。

 

 

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 ドイツ風レストラン 「シュトゥーベン・オータマ」

4月19日が命日の母の墓参に妹夫婦と出かけました。
小平霊園には父母の命日とお彼岸には必ず行きますが、今年は3人で
出かけ、帰りにIkuさんがランチに誘ってくれたのはドイツ風レストランでした。

 

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東京郊米軍横田基地近くの福生(ふっさ)にあるお店です

 

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「大多摩ハム」直営店のお店で、ローテンベルグ調建築だそうです

 

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レストランは2階

 

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吹き抜けの天井にシャンデリアのおしゃれな店内、予約で満席も多いとかこの日のランチ時も
ほぼ満席でした

 

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ランチはブレードバーグランチ、シュトゥーベンサンド、ソーセージランチなど
数種類そろっていますが、TOKYOーXランチを注文。

 

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大好きなソーセージにハム、ベーコンとカツレツ(シュニッツエル風)そしてザワークラウトと
ドイツ風パンも美味しかった

 

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そしてこれはこちらの名物福生ドック(3分の1ですが)ちょっとしたいわれがあります。
福生には横田基地があり国道16号線がアメリカンな雰囲気で、その16号に因んで
ウインナーの長さが16cm、「ふっさ」のロゴあわせで太さが23mm、もちろん
TOKYOーXで作られて国産山桜のスモークはドイツ式という遊び心のあるドックです。

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窓辺にそっと置かれた人形の手にはビール

 

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そして1階には隣接した手作りハム工房からフレッシュな製品が並びます、TOKYOーXのあら引き
ウインナーやレバーペーストそして福生ドックも買いました。
パンもほしかったのですがこちらでは扱っていませんでした、特注なのでしょう。

 

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大多摩ハムは1949年マッカーサーGHQ本部が、日本に駐留する外国人や
その家族のために食品を提供する指定工場に認定したのだそうです。

 

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Ikuさん美味しいランチをご馳走さまでした。

 

ちなみに「TOKYOーX」とは東京都が開発した夢の豚肉のことだそうです。
豚プロジェクト、世界で初めての3種雌雄総交配5世代選抜なので「肉が軽く
ほぐれ、しかもジューシーな霜降り」なのです、と解説にありました。
(4月21日)