月別アーカイブ: 2023年8月

映画「仕掛人・藤枝梅安」

江戸時代好きで池波正太郎氏ファンです、今年は生誕100年になるそうです。

「仕掛人・藤枝梅安」は「鬼平犯科帳」「剣客商売」とともに時代小説の大家・池波正太郎氏の
三大シリーズとして長く愛されている作品です。

この映画を見たのはもう数か月前になりますが、第1作と2作が別々に上映されました。

世の中には、生きていてもらっては世の中のためにならぬ人間どもが、〔法〕の網の目から
こぼれ、ぬくぬくと生きている。
本格の仕掛人は、そうした連中のみを目ざして殺しをおこなうのがたてまえであった。

映画やテレビでいろいろな俳優が梅安を演じていますが、今回の主人公は大ファンの豊川悦司さん
が演じてます、主人公の梅安は2つの顔を持つ人物、人の命を救う鍼医と人を殺める仕掛人です。

仕掛人とは”蔓”(つる)から依頼を受け標的を暗殺する、報酬の半金を前金で受け取り、仕掛け後
残りの半金を受け取る。

1作は江戸、そして幼いころ自分を拾って鍼医にしてくれた恩人の墓参をするため相棒の彦次郎と
供に京に向かう、一作目の終わりの長々と解説の場面が終わった後、二人が京に向かう道中の
場面が写り、初めて2作目があることを知りました、ひと月後ぐらいに2作目が上映されました。

思いがけない共演者の天海祐希さんが”かっこよかった”、 梅安の恋人おもん役は菅野美穂さんで
した

こちらも思いがけない写真、黒の衣装に身を包んでいるのは共演者の4人と監督

「人間は善いことをする傍らで悪いこともする。悪も含めて人間である。
登場人物の人生を映画の中に焼き付けた河毛俊作監督です。

 

2作品が続けて上映されることは知らずに1作目を見て、見終わるときに2作目があることを
知ったので、二倍楽しめた気分でした。

高円寺「阿波おどり」

4年ぶりに高円寺阿波おどりが開催された8月26日、今年は義弟が51年目を迎えた喫茶ブーケは
お店を休んでいましたが、いつものように立ち寄りました

 

阿波おどりは5時から始まりました、お店から近くの踊りが出発する商店街へ行ってみたのですが
ものすごい人で、歩けそうもなく妹夫婦と横道を駅方面に向かいましたがますます観客は増えて
仕方なく二人と別れて駅に向かいました

狭い商店街通りですから、いつもなら両側は見物客が並び、歩く人は踊りの途切れた時に歩くの
ですが、両側歩く人がいっぱいで、ちょっとした飲食の出店も並びとても踊る人たちにも邪魔に
なりそうでした

警備の人たちが道を開けるように叫んでいました

 

ようやく高円寺駅に着いたのですが、ここも駅前広場に出る道は踊りに出発する人たちに道を
あけて待ちました

駅前もどこも人でいっぱい、義弟が空いていそうな道をメールしてくれたのですが高円寺駅改札口
に入る長い行列を見て明日早い時間に出直そうかとおもい、帰宅することにしました

駅員さんが整理しているホームから急いで撮りボケ写真ですが大通りも大変な人出のようでした。
よい場所での見物には相当早くから並ぶようですね。

今日も開催されていて早い時間に駅近くで見ようかと迷いましたが、暑さと人出を考えた結果
諦めました、やっぱり年ですねぇ~、、、

楽しみにしていた4年ぶりの開催も残念ながら終わってしまいました。

 

(8月27日)

富岡八幡宮例大祭 「深川八幡祭り」

53基のお神輿が氏子地域を練り歩く「神輿連合渡御」が開催される8月13日朝、まず八幡宮に
お参りです

台風の影響も気になる朝でした

冨岡八幡宮例大祭は赤坂日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭と供に「江戸三大祭」のひとつです
三年に一度行われる本祭りでは大小合わせて120数基の町神輿が町内を練り歩きます、そのうち
53基が勢ぞろいする連合渡御は圧巻です

八幡宮大鳥居の前でお祓いを受けて各町内のお神輿が順に出発します

出発の順番を待つ各町内の神輿、本祭りは6年ぶりだそうです

午前7時半、まず宮元のお神輿がお祓いを受けて出発、さあ連合渡御の始まりです

宮元は冨岡1丁目

静かな出発です、掛け声は「わっしょい、わっしょい」です

永代二丁目のお神輿が続きます

永代二丁目南

こちらは永代一丁目

佐賀

福住

わが町冨岡二丁目も出発しました

やっぱり応援しちゃいますね

仲町一丁目

清澄二丁目

三好一丁目

三好二丁目のお兄さんがカメラに気が付いたのか笑顔を向けてくれました

こちらは三丁目のお神輿

白河一丁目

白河二丁目

白河三丁目

平野一丁目

平野二丁目

平野三丁目

豊洲

枝川

東陽四丁目

東陽五丁目

東陽二丁目

東陽三丁目

出発するところを見ようと八幡宮前に移動、お神輿は一基づつお祓いを受けてから出発します

新川は中央区ですが、永代通りを越え八幡宮の氏子だそうです

出発するとすぐ水かけの洗礼を受けます、別名水かけ祭りなんです

新川一丁目  肩車の坊やにも水がかかってしまったようですね

箱崎 こちらも中央区です

お囃子の演奏もあちこちから聞こえます

新川東一

越中島

木場

中木場

木場五丁目

下木場

深川

深川一

深川二北

冬木

  

冨岡二丁目のおもてなしは

たっぷりの”水かけ”です

近づくおみこしの名前を付けてのおもてなししてます

琴平

全部のお神輿が出発しました、53基撮るのはやっぱり無理でした。

 

我が家の前の道路が帰り道、この先方面のお神輿も次々に帰ってきます

皆さんずぶぬれです、ここから各地に戻っていきます

お神輿が終点の首都高下ではずっと”生演奏”が続きます

午後2時ごろでしたかしら、にわか雨も降りました

途中休憩やランチタイムがあっても長時間です、お疲れでしょう

「お疲れさまでした」

久しぶりに富岡八幡宮本祭りの連合渡御を楽しみました。

(8月13日)

不忍池 「蓮の花」

 

この日の朝は、4時半からの朝歩きをやめて5時過ぎに家を出て、上野公園の蓮の花を見に出かけました

 

2週間ほど前に息子夫婦に横浜「三渓園」の蓮の花を見に行きましょうと誘われたのですが、
連日の猛暑に外出する気にもなれずにいました

 

でも蓮の花は大好きなので、やっぱり見たくなり5時過ぎに家を出て上野不忍池に着いたのは6時頃

 

開花時期が気がかりでしたが、まだたくさん咲いていました、かわいいつぼみもいっぱいです

 

参道反対側の辨天堂手水舎にも花が飾られています

 

東叡山 寛永寺 不忍池辨天堂は江戸初期の寛永年間に、天台宗東叡山寛永寺の開山、慈眼
大師天海大僧正(1536~1643)によって建立されました。

辨天堂にお祀りされる秘仏ご本尊は「辨才天」です音楽と芸能の守り神として広く信仰され、
また「辨財天」とも書くことから、金運上昇といったご利益があります、琵琶を持ったお姿で
知られていますが、辨天堂の辨天さまは八本の腕があり、手に手に煩悩を破壊する道具を意味
する武器をお持ちになっている「八臂辯才天(はっぴべんざいてん)」さまです

辨天堂すぐ横の大黒天堂

 

蓮の花は6時ごろにはもうたくさん開いていました、朝日をうけた蓮の花は本当に美しいです

 

午後には花は閉じて4日間繰り返し、4日目の夕方には散ってしまうそうです

 

以前調べた時は朝開いて午後には閉じて、それを3日繰り返すと書かれていたのですが、
1日延びたとしても儚いですね (3日間それとも4日間、どちらが正しのでしょうか)

 

花の表情がいろいろで見ていて飽きません

 

この朝初めて開く1輪でしょうか、それとも開くのは明日かしらね、、、

 

昭和20年の空襲で一帯は焼けてしまいましたが、お堂は昭和33年に復興したそうです

 

辨天堂の後ろ側で自転車に乗り、蓮の花をスケッチしている女性がいました

 

早朝の蓮の花は美しく、早起きした甲斐がありました。

 

 

寛永寺 清水観音堂 京都の清水寺を模した舞台づくりのお堂、寛永八年(1631)天海大僧正
により建立され、ご本尊も清水寺より恵心僧都作千手観音像を迎え秘仏として祀られています

「清水の舞台」の前に配されているのが、歌川広重も浮世絵に描いた月の松です、舞台から
見ると正面に広がるのが不忍池、辨天堂が正面に見えます

観音堂に上がる階段には「清水坂」と書かれてありました

 

残念ながらお参りできるのは9時からでした

 

早朝の不忍池の蓮の花を楽しみました、帰り道は、地下鉄上野広小路に出たのですが、
時間が早くてどのお店も開店前、ひと休みもせずに帰宅となりました、でもお花を見た
帰り道はいつも爽やかな気分です。

 

(7月23日)

 

「文京シビックセンター」展望塔

朝顔・ほおずき市の帰路シビックセンターから地下鉄に乗るため通ったとき、文京
シビックセンターの25階も開いていたので久しぶりに立ち寄りました、地上105mで
こちらは東方面、スカイツリーはやっぱり存在感があります

 

後楽園のアトラクションも見えます、こちらの温泉施設でのんびり過ごした時、ジェット
コースターがすぐ近くを通過したのを思い出しました、その頃観覧車はなかったように
思います

 

この方角は少しもやっていましたが、よく見える方向もありました

 

右奥の緑は小石川植物園  やっぱり広くて緑が濃いですね、中央左の一番高いビルは
サンシャイン60です

 

道路は春日通り

 

ここからの方が植物園がよく見えました、街中にも緑が多いように思います

 

すぐ下には小石川後楽園とドームが少し見えます、後楽園内は結構広く緑も多いです

 

新宿高層ビル群はすぐわかりますね、中央奥同じビルが2棟並ぶのは都庁、その左手奥に富士山も
見えるようですが、この日は見えませんでした、冬にはよく見えたような覚えがあります

 

やっぱりスカイツリーは存在感がありますね

 

誰でも気軽に立ち寄れる、シビックセンターの展望塔はまた立ち寄れるようになり
楽しめました。

 

いろいろな催し物が再開しました、コロナの心配なくこのままいつもの日常生活に
戻れたら嬉しいですね。

 

(7月23日)

朝顔・ほおずき市

入谷の朝顔市と、浅草のほおずき市を紹介しましたが、もう一ヶ所のこちらも4年ぶりの文京区の朝顔・ほおずき市に出かけました

 

文京区の「傳通院」前回は桜の季節に紹介した名刹ですが、この日は朝顔市の会場です

 

朝8時前に着いたのですが、朝顔がなくてこれから出すのかと思ったのですが、売り切れと知り
びっくりでした、4年ぶりの開催の2日目でしたから仕方ないかな

 

本堂にお参りします

室町時代の応永22年(1415)に開創されました、慶長7年(1602)に徳川家康公の
生母於大の方の菩提寺にしたことから「傳通院」と呼ばれるようになりました

 

境内には千姫をはじめ徳川家康公ゆかりの女性の墓が多くあります

 

本堂から見た境内、いつもなら参道いっぱいに朝顔が並んでいるのです

 

8時過ぎでもかなり暑くなっていました

 

傳通院から善光寺坂を行くとすぐに「澤蔵司稲荷」(たくぞうすいなり)の前に出ます

 

慈眼院は元和6年(1620)傳通院塔頭寺院として創建されました、この学寮で修行に励まれた
多くの学僧の中に、わずか3年で宗義を極めた澤蔵司と言う修行僧がおられました

 

ある夜、和尚の夢に現れた澤蔵司は「余は千代田城内の稲荷大明神である。かねて勉強したいと
思っていた長年の希望ここに達した、今より元の神に帰るが、長く当山(傳通院)を守護して、
恩に報いる」と告げて暁の雲にお隠れになりました、そこで傳通院の住職は境内に稲荷を祀られ
澤蔵司稲荷となりました

こちらはまだ展示の準備中でした

 

すぐお隣には「月山堂善光寺」 傳通院の塔頭寺院として、慶長7年(1602)徳川家康公の
生母於大の方の念持仏をご安置し開創。

 

於大の方は、家康公とご自身の現世・後世安楽を願い、この年持物に手を合わせていたと
伝わっています、古来より月参堂とも呼ばれ、これは月に一度の寺参りを勧めるとともに、
月は仏さまに喩られており、仏さまのお堂をお参りするお堂を指すことに由来します

 

大輪朝顔の展示

 

変化朝顔も展示されていました、こちらも久しぶりでした

 

寺前の道は善光寺坂と呼ばれ、朝顔会場とほおずき会場を結びます

 

こちらはほおずき市会場「源覚寺」 「こんにゃくえんま」

 

例年入り口の2段にぎっしりとほおずきの鉢が並んでいますが

 

こちらも待ちかねた人々により残り少なくなっていました

 

焔魔堂にお参り

毘沙門天堂

 

塩地蔵

 

鐘楼のそばには弥勒菩薩像

 

いろいろお参りできました。

 

(7月23日)

夏の恒例ブルーベリー摘み

東京郊外立川の従妹の家から近いブルーベリー園、今年も初摘みの知らせがあり出かけたのは7月15日
でした去年より2日早かったようです

 

ここは従妹の家の庭、アボカドの木に初めて実が生ってました、タネから植えて5年目だとか、、、

 

すぐ近くに畑を持っているのですが、庭でも色々育てています

 

ブルーの容器の中はメダカ、このほかにも大きな水槽の中にだいぶ増えていました、手前の木も何か
南国系のフルーツだったと思うけど残念ながら今年も生ってなかったです

 

 

ブルーベリーは今年は実が少なくて、摘むのにちょっと手間がかかりました、3㎏送ってほしいと言う友人もいて今年は過去最高10㎏を従妹と二人で摘みました、このところの気温よりかは少し低かったけどネット付き虫よけ帽子や、手袋をして摘むとたちまち大汗、終わると全部着替えるようでした

 

家の近くの従妹の畑で摘んだトマト、今年は10種類近く作ったそうです、摘みたての新鮮なトマトは
味も形も色もいろいろ、味比べなどしながらいくらでも食べられる美味しさでした。

ブルーベリーは大粒のほうが断然甘くて美味しいですが、残念ながら大粒だけ摘むというのは難しいです。

 

 

後日、従妹から荷物が届き、トマトとキュウリがいっぱい入っていてびっくりでした

大きめトマトはソース用だとか、すぐにソースを作りました、真っ赤なおいしそうなソースができました。

新鮮なキュウリは塩かマヨネーズを少しつけて丸かじりで頂きました
小型トマトは食べやすいです、冷蔵庫を開けてはおやつ代わりにたくさん食べています。

 

ブルーベリーは8月になっても摘めますからもう一度行けたらと思っていましたが、今年は量が少なめで
摘むのに時間がかかるのと、この暑さではとても行く元気は出なそうです。

 

(毎年ブルーベリーの木の写真を紹介していますが、今年は撮りませんでした)