建物の門のすぐわきにバスの停留所があり、下車した人が皆さんここに入っていくので私も
つられて入りました、本来はここから近い別のところに向うつもりでしたが、登録有形文化財で立ち寄ってよかったと思いました
会津八一(秋艸道人)1881~1956年 大正・昭和の歌人・書家・美術史家
ここの洋館を「南浜秋艸堂」として最晩年の10年間を過ごした新潟が生んだ文学者、家書
早大教授、文学博士、戦災に遭って新潟に帰京
枯山水の庭に面する二階建て洋館は昭和3年の建築だそうです、1階は書斎と応接間
左側には蚊帳、炬燵、桐のタンス、押し入れの上の写真等々
なんだか懐かしいような感じがしました
こんな部屋もありました
正面の額に書かれているのは座敷の名前だそうです、当時この部屋にいると日本海の潮音が
聞こえたということから八一が名付けたと書かれてました
八一は枯山水の庭を見渡せるこの部屋を特に好み、ここで作品を書くことが多かったそうです
少し雨が降った後でいっそう趣がありました
門のところに大きな赤い色をした松の木がありました、古木のようで聞いたところアカマツで長い年月を経ているとのことでした。
次の目的地は、ここから徒歩で行ける紅葉が楽しみな場所です。
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