代々木公園の「雪吊」

代々木公園は本当に久しぶりで、あまりよく知らない場所です

お昼時でお弁当を広げる人たちも多く見かけました

入場門を間違えてちょっと歩きました、場所はこちら原宿門からすぐのところでした

この松の木がこの日「雪吊」が公開される木です、普段はなかなか見られない日本の園芸の
伝統技能の行程を見物したくて出かけました

上に結んであったロープの塊を解きます

ひと束ずつ小分けにされています

帆柱(ヒノキ)の先端にはバレンといわれる吊縄を編みこんだ装飾があります

模型です、解説付きで始まりました

縄は松の木の高さや枝振りで本数が変わるそうです、縄の束はちょっと引くと
するすると解けます

よれないように解いて延ばします

だいぶ均等に延ばされました

すそには丸竹でバチと呼ばれる骨組みを造り、先端にシュロ縄をまわし、それにつり縄を結びます

結ぶ体験ができます

シュロ縄が美しい曲線を描くように造ります、結び方の解説、特殊な結び方です

教わりながら一般の人も結びました

この松ノ木には何本の縄が使われたかは聞きそびれました

雪吊とは、雪の重みによる樹木の枝折れなどを防止するために、枝を縄で吊る
技法で、日本の冬の風物詩でもあります。
この日は朝から寒い土曜日でした、日差しも少なくほとんど日陰のこの場所は
すごく寒かったです。
それに残念なことに行程の仕上がりを見届けられなかったのです。
予定があり、園内の他にも完成しているところにも行けませんでした。
この美しい公園にはまた是非別の季節にでも出かけましょう。

(11月26日撮影)

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