月別アーカイブ: 2018年12月

「東京ミチテラス」2018

東京駅丸の内の高層ビルの灯りが好きなんです。

この日は通り道で立ち寄る時間がなく、バスを待つ間に撮りました

素敵なライトアップでした、翌日同じ道を通ったのでやっぱり立ち寄りました

 

行幸通りのミチテラスです,少し時間が遅かったのですが、入場制限で
信号2回ほど待ち入場できました

行幸通りもこの先は皇居、ミチテラスはここまでです

戻ると正面が東京駅です、流れに沿って歩かなければなりません

東京駅丸の内駅舎へと続く無数の光の列柱に映し出されるのは「炎」「水」「風」を
モチーフとした映像です

行幸通りを包み込む樹木イルミネーションの輝きと融合し

東京駅丸の内駅舎を借景とした優雅で幻想的なひかりの世界を演出

行幸通り横の丸ビル側から見ました

もう一度駅舎前に出ました美しい陰影に包まれる東京駅丸の内駅舎に、光の粒子を
モチーフとした有機的に動く”光のライン”や色の変化を織り交ぜた映像を投影

駅前広場には”ワルツ”のようなリズミカルなライティングの動きが加わり、特別な東京駅
丸の内駅舎の景色を作り出しています

右端のKITTEビルの6階テラスからの眺めが気になり、行ってみることにしました

駅前広場が一望できます、左側は新丸ビル、正面は日本生命ビルです

東京駅駅舎はライトアップで素敵でした

残念ながら丸ビルと新丸ビル間の行幸通りは入り口しか見えませんでした

 

こちらは丸の内仲通り

こちらのライトアップは1月になっても見られるようです

 

前日立ち寄った日本橋タカシマヤの近くで見かけたデコレーション、
こちらもカラフルで素敵でした。

 

2018年、今年も締めくくりはこの「ミチテラス」でした。

最後までご覧いただきありがとうございます。

どうぞよいお年をお迎えください。

 

 

銀座ランチ

「銀座SIX」の入り口はこんなデコレーションでした

クリスマスの前でした

店内では真っ白な像がお散歩中

 

何回も紹介していますが、友人とお気に入りのお店「イル・カルデナーレ」
いつも楽しみなお店です

いつもの焼きトマトのカプレーゼ  甘いトマトと滑らかなチーズが本当においしいのです

 

この日はブロッコリーと海老のパスタをチョイス、柔らかいブロッコリーをクリーム状にして
海老を合わせた滑らかなソースのパスタも絶品でした

 

こちらもいつものラムのソテー、大きめのラムでパンなしでお腹いっぱいになるボリューム
この日は少し酸味のあるソースで大満足な味でした

 

エスプレッソとビスコッティー(イタリア風クッキー)

 

 

銀座散策の後は「ぎんざみゆき館」でひと休み

和栗のモンブランとコーヒー こちらのお店で一番好きなケーキで、暮れの忙しくなる前の
ほっとするひと時を、友人と楽しいおしゃべりとともに過ごしました。

女子会

イタリア文化会館で一緒の3人で今期授業の最終日は女子会です

 

このカラフルなサラダは10品目野菜のサラダ、これはいつも頂きます

トリッパのトマト煮 トマトで柔らかく煮込まれたトリッパは美味しかった

カキの香草焼きはレモンをかけて、3個ぐらいゆけそうねなんて話ながらワインもすすみました

ピッザはビスマルク  パンチエッタ、トマトソースにモッザレラチーズ、キノコに半熟卵です

この太めのパスタは、ゴルゴンゾーラのクリームチーズ味のペンネです

発砲白ワイン、スプマンテの後は赤ワインを頂きました、3人とも
お酒は進む方ではなく、2杯で満足なんです

3人で出かけたのは、大手町ファーストスクエアの「ラ・マレンマ」
ここでの女子会は3回目のお気に入りのお店です。

二人は今年も国内外を何度も旅されて楽しそうでした。
私もできればもう一度イタリアに行きたいです。

ミッドタウンのイルミネーション

六本木ミッドタウンのギャザリア入り口のツリーはピンク色で
お菓子のようでした

横手から帰京中のYokoさんと近くに住むTeiさんと3人で待ち合わせました

遅めのランチはTeiさんおすすめのイタリアン、ミッドタウン内のトラットリアでした

イタリアンらしいカラフルなサラダ

ピッザ

ラザーニャ

パスタも3人でシェア

満席だった店内もランチタイムが終わるころに気が付くとテラス席もありまりました

おしゃべりの続きはカフェで、ワッフルとアイスクリーム、大好きな組み合わせに大満足

そしてガレリア内散策、今年の飾りです

スターライトガーデンのライトアップは夕方5時から始まりました

今年はシャボン玉イルミネーション、まずはガーデンに向かう通路すこし高いところから見ます

ガーデンに広がるLEDに加え、初登場する約100個の光るバルーンが「宇宙」をテーマに

立体的で壮大なイルミネーションを繰り広げます

通路から見えました、こちらもカラフルなライトアップです

ガーデン前から見ます

刻々と変わるガーデン前でしばらく楽しみました

向かいの建物内から見る人も多かったです

ガレリア内のクリスマスマーケット

 

サンタツリー

小さくて個性あふれる約1800体のサンタクロースたちが大集結

遊びに出かけるのは1番のサンタさんでしょうか

高さ4mのサンタツリーから12組の気まぐれサンタが、館内やガーデンに
遊びに出かけてしまったようです。

 

前にも書いたかもしれませんが、サンタクロースには子供のころの
楽しかった思い出がたくさんあります。

私がサンタさんにお願いした小さい頃は、何でも手に入る時代では
なかったので、願えをかなえるのに大変だったと思います。
私の大きな思い出のひとつです。
思い出とともに今でもこの時期が大好きです。

京都「大法恩寺」展

上野公園は晩秋の色でした

噴水と花と博物館

最終日の前日でした

見事な銀杏の木です

楽しみに出かけました

右端は馬頭観音菩薩立像

”慶派スーパースター” 快慶、定慶、行快の名品が並びました

運慶の弟子・定慶作重要文化財に指定された唯一の六観音さまです

会期中の後半はこちらの「六観音菩薩像」の光背が外されたのです
ぐるっと後ろ姿まで見せていただけて、なんだかいつもにもまして
六観音さまたちが身近に感じられました

こちらは快慶作釈迦の10人の弟子「十大弟子立像」の三象ですが、
例えば優婆離は持律第一 基本に忠実、戒律を守ることが重要です

阿那律は天眼第一 眼は見えませんが心の眼で見通せます

迦旋延は論議第一 教団きっての理論家で問答が得意です

十大弟子立像、10体揃って寺外初公開なのだそうです

京都の「大報恩寺」ご本尊の釈迦如来坐像は快慶の一番弟子、行快の代表作のひとつです
須弥壇に安置されているご本尊は秘仏で、年4回ほどの公開だとか、こちらも寺外初公開です

千本釈迦堂の名で親しまれる「大報恩寺」は鎌倉時代の1220年に
義空上人が開創した古刹です

千本釈迦堂の名前の由来は、秘仏ご本尊「釈迦如来坐像」が祀られる
本堂が、貴族から庶民まで幅広い信仰を集めた釈迦信仰の中心地であり
近くに京都を南北に縦断する千本通があることにもとづくようです。

寺内で、現在は別々に安置されている秘仏でご本尊「釈迦如来坐像」と
釈迦の10人の弟子「十大弟子立像」が同じ空間に展示されていました。

 

思いがけず写真撮影が許された仏像が1体ありました

聖観音菩薩立像です

光背が外された珍しいお姿

光背だけを見るのは不思議な感じです

その美しいお姿を多くの人が写真に収めていました

ぐるっと回れるのですが

前から写真を撮っている人が多いですから
後ろ姿を撮るときは少し遠慮して急いで
写したためか残念ながらほとんどブレて
しまいました。

 

ドーム屋根は表慶館、左側は本館

平成館を出ると何やら音がしていたので見ると大きなクレーンが
作動中で、西の空が淡いオレンジ色になっていました。

「大法恩寺」展に出かけられたのは展示最終日の前日でしたから
混雑を予想して午後から出かけました。

平成館を出たところの風景です。

何かと気ぜわしい年の暮れに、穏やかな心に残るひと時を過ごせました。

 

「芝離宮恩賜庭園』

この季節らしい催しがあるようで出かけてみました。

 

庭園に入ってすぐのところで、雪吊りの作業を見かけました
催し物はこの雪吊りでした

繊細な縄の結びです

この縄は引くとするするとほぐれます、解説を聞いてから園内を
ひと回りすることにしました

回遊式泉水庭園でたくさんいる水鳥の中で1羽だけこんな水しぶきを上げて
ひときわ目立っていました

西湖の堤 西湖は江戸の人たちの垂涎の場所だったようです、中国杭州にある
風光明媚な西湖の蘇堤を模した石造りの堤です、古来詩や絵画の題材として
珍重されたそうです

雪見燈篭、松の木、雪吊り、紅葉、築山と日本の風景です

雪吊りがもう一か所完成していました

ちょっと高い位置でした、上の飾りや、縄の結びが制作中のとは
違うような気がします

質問すればよかったですが、、、

ちょっと中を覗いてみたくなりますよね

桜の紅葉は見ごろでした

紅葉と池、あづま家、素敵な景色です

池の対岸から雪吊りの経過を見ました、奥にモノレールの駅とその下では
新幹線の通過も見えます、この庭園は浜松町駅のすぐ近くなのです

海水を取り入れていたころの取水口跡です

ヒイラギの白い花が咲いていました、久しぶりに見ました

この秋はもみじも色づくのが遅れました

この建築中のビルは39階建てだとか、すごい存在感です

その姿は池には映り切れません

芝離宮恩賜庭園は小石川後楽園と共に、今東京に残る江戸初期の大名庭園の
ひとつです、回遊式泉水庭園の特徴をよくあらわした庭園で、池を中心とした
庭園の区画や石の配置は、非常に優れているそうです

園内を一周して戻ると作業は進んでいました、縄が何本か気になり
聞きましたら、この大きさだと80本だそうです、縄の間隔は
12から15㎝ぐらいと言っていました

以前に代々木公園で作業中を見たことがありますが、かなり大きい
タイプで上の飾りも違ったように思います、雪吊りにも種類が
あるようです


雪吊りは金沢の兼六園のものが有名で、りんご吊りとも呼ばれ、雪深い地方で
実用に適した雪吊りの基本型です

その他東京都の独自なものとして南部式と北部式があるそうです
兼六園から独自に派生させたもので、実用美の兼六園式に対して
この2つの雪吊りは、かんざしと呼ばれる丸竹の骨組みを用いた
回り縁に細めの縄を等間隔に細かく結束して仕上げる装飾美重視の
技法なのだそうです、だいぶ完成に近くなっていました

明暦(1655~1658)の頃に海面を埋め立てた土地を延宝6年(1678)
老中・大久保忠朝が4代将軍家綱から拝領しました。

忠朝は屋敷を建てるにあたり、藩地の小田原から庭師を呼び、庭園を
造ったと言われています。

庭園は幾人かの所有者を経たのち、幕末頃は紀州徳川家の芝御屋敷と
なりまし。
明治8年には宮内省が買い上げ、翌9年に芝離宮となりました。
離宮は大正12年の関東大震災の際に建物や樹木に大変な被害を受け
ました。
翌年の大正13年1月には、皇太子(昭和天皇)のご成婚記念として
東京市に下賜され、整備を施し、同年4月に一般公開しました。

 

 

「肥後細川庭園」

 

文京区立肥後細川庭園は、肥後熊本藩54万石の大名、細川家の下屋敷跡です。

12月2日、ライトアップの最終日と知り、初めて出かけました

夜間はライトアップ期間の特別開園です、中門を入るときはワクワクしました

初めて見る竹あかり

大池の向こう側に広がる雪吊りと紅葉は幻想的です

左手の大きな木はもみじでしょうか、紅葉はまだでしたが

ところどころに真っ赤に色づいた木が見えます、少しの間ここから動けませんでした

水面に映る赤が美しい!

池泉回遊式庭園は、斜面地の森や湧き水の流れを巧みに活かし、起伏にとんだ景観を
作り出しています

本当に美しい赤でした!

建物の灯りは「松聲閣」です

台地を山として立体的眺望を持っている庭園です

雪吊りと紅葉は晩秋の景色

小さな滝は一幅の絵のようでした

赤が鮮やかなもみじは、我が家近くの公園では見られない美しさでした

竹に穴をあけてあかりを灯す「竹あかり」のオブジェ

水面に映る美しい景観に感動しました

大池をひと回りしました

角度を変えて見ても雪吊りと紅葉は素晴らしかった

「竹あかり」のオブジェも庭園を彩ります

 

 

旧熊本藩ゆかりの地である縁から、熊本地震の復興支援として熊本の竹あかりによる照明と
熊本観光のPRも行われていました

熊本にゆかりの絵は子供たちが描いたようです

熊本応援灯火カップです

 

松聲閣に入ってみました

熊本ゆかりの観光PRや刀剣展示などの特別展もありました

窓越しに庭園の明かりが見える部屋でお抹茶を頂きました。

 

新目白通りから少し入った静かな住宅地に「肥後細川庭園」はありました。

 

この日までのライトアップ見ることができて素敵な夜になりました。

 

(12月2日 撮影)

 

 

「世界イタリア料理週間」

イタリア文化会館で「イタリア料理週間」が開催されました。

 

1階のエキジビションホールでは食に関する本も販売されています。

 

スパークリングワインの産地がパネルで紹介されていました。

イタリアの代表的なスパークリングワイン、DIGOプロセッコ・スーペリオーレの故郷は
ヴェネト州北東部に位置するコネリアーノとバルドッピアーデネで栽培されるブドウ品種から
作られています

ふたつの町にかけて東西に広がる丘陵地には、森を背景に南向きの急勾配の斜面に
モザイク片のような小さなブドウ畑が連なって広がっており、その美しい景観から
世界遺産の候補地になっています。

温和な気候や土壌、海とアルプス山脈にはさまれた独特の立地、代々受け継がれている
ワイン造りの技や人々の情熱の産物として、果実の香り豊かで秀逸なスパークリングワインが
作られています

調和の取れた緑豊かな風景と、ブドウ栽培に従事する人々を撮った作品が紹介されました

美しいブドウ畑ですが、日当たりの良い傾斜地です、ブドウの栽培は大変と思いました。

 

1階のこの会場ではエキストラバージンオリーブオイル、バルサミコ酢、チーズ、蜂蜜、
チョコレートなどイタリアが誇る最高の食材を紹介、試飲、試食セミナーも開催されました。

 

全部興味はありましたが、日高良実シェフのトークイべントに参加しました
こちらは地下会場でした

主役は魚料理です、1990年にアクアパッツァを開店「魚料理のアクアパッツァ」一般に
紹介したシェフですね

イタリアを巡る修行時代は大変だったと思いますが、楽しそうに話されていました

「アクァパッザァ」店名でもあるお料理で、骨付き、皮付きの魚をオリーブオイルで香ばしく
ソテーし、アサリやセミドライのトマトとともに水で軽く煮込む、シンプルで味わい深い
お料理です、ブイヨンなどの旨み材料を使わず、水だけで魚の持つ旨みをストレートに
引き出す技法は漁師料理をルーツとすることに由来するそうです。

ちなみにアクアパッツァのアクア(acqua)は水でなんときちがい水、授業の時先生から
聞きいて初めて知りました、辞書を見たら狂気のとか気が狂ったとかばかげたとありました

3年間にわたる修行の中で最も強い印象を残したものが「アクアパッツァ」だったそうです

魚料理に興味があり本を買い、サインをしていただきました

興味のあるお料理ばかり、私は肉好きで魚料理はなかなかメインに
できませんでしたので、参考にさせていただこうと思いました
美味しそうな何品か紹介しましょう

サバのマリネ、ハーブオイル、イタリアンの味付けで頂くしめ鯖です、
青魚、特に生魚は苦手なのですが、ハーブオイルなら食べられるかも

海の幸のサラダ、なんとカラフルで美味しそうなこと、火を通した
貝や海老は大好きですから作ってみましょう

レモン汁、にんにく(つぶしたもの)E,Vオリーブオイルと塩という
シンプルな味付けです。

フリットは揚げ物料理の総称、素揚げ、小麦粉をまぶしたもの、
パン粉をつけたフライ風、あげ方にはいろいろありますが、魚介の
定番はいか、海老、小魚ですが、白身魚や青魚ももちろん美味しい
素材だそうです、魚介ところもの組み合わせでバリエーションが
広がります。

魚介のパスタはスパゲッティーボンゴレに代表される貝のパスタ、
貝、いか、たこ、海老などを豊富に組み合わせたペスカトーレ、
さらにいかすみや、からすみ、うになどの珍味をシンプルにからめた
料理もポピュラーです。

あじと野菜のアクアパッツァ もともとは魚だけで作るアクアパッツァ
ですが、アレンジとして野菜をいろいろ加えてもよいようです。
彩りが増し、栄養バランスもよくなり、なにより魚、野菜ともにおいしく
食べられるそうです

レシピが詳しく載っていますさっそく作ってみたいと思いました。

いわしのパン粉焼きシチリア風 魚にパン粉をまぶしてオーブン焼きに
する調理法は、イタリアのセコンドピアット(2番目のお料理)の
代表的なもの。シチリアではパン粉に松の実やレーズンを混ぜることも
多く、これを魚で包んだり、魚にまぶしたりして香ばしく焼き上げます。

真鯛のマリネ、ブッタネスカ風 パスタでも見かける名前調べてみたら
娼婦風とでも言いましょうか、いわれは聞きそびれました。

爽やかな色の組み合わせのこちらは「帆立貝、オクラ、ケイパーのタルタル」です
形を変えたカルパッチョともいえるでしょうと解説にありました、緑色はオクラ、ディル、
そしてセルフィーユです。

 

食いしん坊の私はいつまで見ていても飽きない本です。
定番のイタリア料理、パスタやリゾット、そして素材別の料理など盛りだくさんで、
イタリア料理好きにには嬉しい本です、何から作ってみましょうか、、、