月別アーカイブ: 2022年9月

向島百花園「萩のトンネル」

お月見を楽しんだ百花園に萩の花を見に出かけました

 

お月見の時は並んで入場しましたが、いつもは静かな庭園です

 

「お花の見ごろ情報 9月23日調べ」によりますと草木類だけでも
50種類以上でした、それに実もの、水生植物など多彩です

 

萩だけでも11種類も咲いているようです

 

萩の花のトンネルです

 

萩の花を見て種類がわかるわけではありませんが、花の大きさがだいぶ違うように思います

 

花が大きいです

 

素敵なトンネルです

 

「江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)骨董商を営んでいた佐原鞠烏が
文人墨客の協力を得て花の咲く草木鑑賞を中心とした花園として開園されました」

 

お月見の時の燈籠がそのままありました

 

「百花園とは、一説では「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたとされます、開園
当初は360本の梅が主体でした、その後詩経や万葉集など中国、日本の古典に詠まれている
有名な植物を集め、四季を通じて花が咲くようになりました、唯一現代に残る江戸時代の
花園です」

園内には29基の石碑があります、そのうち10基が江戸時代に建てられています、残りは、40年
以上おいて明治時代に建てられました、こちらは山上憶良の「秋の七草」の歌碑です

 

お月見の夜はスカイツリーのライトもきれいでした

 

萩の花は園内のあちこちで見られます

 

竹藪もあります

 

お月見の時は燈籠だけの明かりでしたから園内はどの道も暗かったです

 

白い萩、ここのは一番大きい花でした

 

「けふの月 さてもおしまぬ 光かな」

文政13年(1830)に建てられた碑です

素敵な秋の景色です

 

へちまの棚下、鉢の花は変化朝顔でした、お月見の夜は、奥の広場にテーブルがいっぱい
並び多くの人が楽しんでいました

 

「秋の七草」 萩、桔梗(キキョウ)、葛(クズ)、撫子(ナデシコ)、薄(ススキ)
女郎花(オミナエシ)藤袴(フジバカマ)

 

お月見の時、あまりの暗さに渡るのをやめた橋です

 

橋からの眺めです

 

 

萩の花やたくさんの草木、秋の風情を楽しみました

 

出入り口の近くでこんな鉢を見かけました、子供のころから名前を知っている植物でしたから
調べてみました「せんぶり」の名前の由来は、全草が非常に苦く、植物体を煎じて「千回振り
出してもまだ苦い」ということから「千度振り出し」が略されて名付けられたとされる、その
由来の通り非常に苦みが強く、最も苦い生薬(ハーブ)といわれるそうです

 

こちらの「とらのおすずかけ」は絶滅危惧種で、平賀源内ゆかりの希少植物でピンク色の
小さな花が咲くようです

 

こんなな長い植物でした

 

 

開園すぐの9時過ぎから入園しました、帰るころには多くの人が訪れていました。

 

夏の名残の草花、そして秋の草花と楽しんだので大変長くなってしまいました。

 

(9月25日)

 

 

ツーリズムEXPOジャパン2022

「世界中を旅してみよう」 世界各国・地域、日本全国から大集結

内覧会の22日に息子夫婦と会場のビッグサイトに出かけました

 

着いたのが11時半ごろでしたが、人出が少ないように思えました

 

地域別になっています

 

北海道も何か所か出ていました

 

やっぱり私が興味深いのは京都です、いろいろな京都を紹介していました、この秋も行きたい
と思っているので、資料をいろいろもらいました

 

奈良も魅力的です

 

九州は今年も出かける予定です、今回の宮崎は観光したことがないので、パンフレットも
いろいろ入手

 

制服姿の若い女性が立ち止まって見ていたのは日本遺産の写真

 

ここは通過しました

 

マスク姿が残念ですね

 

東棟4,5ホールは外国でしたが、今年はやっぱり参加国が少なかったのでしょうか

 

 

 

香港はまた出かけたいところなので気になりましたが、お客さんがいなくてなんだか近寄り
がたく、パンフレットももらいそびれました、久しぶりに香港にも行きたいものです

 

アジアのブースが一番広いようでした

 

中央アジアの国々、私には旗だけではちょっとわからない国々です、シルクロードは興味深い

 

台湾は何回か出かけた事があるので覗いてみました、観光地など地域別になっています

 

ヨーロッパは少なかったようです、この時期では仕方ないですね

 

私が一番気になるのはやっぱりイタリアです

 

トリノ観光案内のイケメンお兄さんにトリノ観光を勧められました、トリノはピエモンテ州の
州都です、ローマから南はシチリアまで出かけたのですが、北側半分はぜひ行きたいです

 

ネットが張られた中で楽しんでいました

 

タンザニアはアフリカのインド洋に面した国でしたね

 

南アフリカ

 

一般の人が見物できる24,25日には特設ステージでいろいろなイベント
が行われるようでした、旅好きの人たちで賑わったことでしょう。

(出店国の紹介は一部です)

 

旅行が解禁になった国も多いとはいえまだ行き難いのが現実ですね。
パンフレットなどたくさんもらい重い帰り道になりました。

 

イタリアに年2回も出かけている友人も、解禁になったけど考慮中と
言ってました、分かります、早く出かけられるようになるといいねと
話したところです。

 

(9月22日)

萩寺「龍l眼寺」

慈雲山 無量院 龍眼寺 (萩寺」  天台宗のお寺さん

萩寺の名で親しまれている龍眼寺の境内入り口

正面左には、「つき見ともみえずや露あり庭の萩」 榎本其角
「ききしより見る目ぞまさるこの寺の庭に散り敷く萩の錦は」
大納言家長郷

正面右には、「濡れてゆく人もおかしや雨の萩」 松尾芭蕉の句
 

本堂  夢どのを模し、八聖(正)道にちなんだ八角のお堂

八聖道とは、理想の境地に達するために実践する正しい行いや
生活態度のこと。

創建は1395年、柳島辻堂の下に眠る観世音をまつり、村にはやっていた
疾病を平癒し、慈雲山無量院柳源寺と号しました。

 

本堂脇の不動堂

その後寺の湧き水で洗顔すると目が良くなると眼病平癒の観世音として
信仰を集め、龍眼寺と改名しました。

 

江戸初期には、住職が百種類もの萩を諸国から集めて境内に植えたことから、通称”萩寺”として
多くの文人墨客が訪れ「江戸名所絵図」には萩をめでる人々で賑わう様子が描かれています。

 

萩の開花には少し早かったようです

 

 

本堂への参道には亀戸七福神の布袋尊を安置する「布袋堂」

 

客殿の前庭園、緑豊かなお寺さんです

 

満開なら見事でしたが、咲き始めたばかりのようでした

 

山門に書かれていた句碑もありました、都内の芭蕉句碑37基の中で最も古い句碑だそうです

 

小道入り口でにこやかなお顔の布袋尊が迎えてくれます

 

少しだけ咲き始めていた萩の棚の下には彼岸花も咲き始めていました

 

振り向くと素敵な小道でした

 

彼岸花が彩を添えてくれました

 

小さな池には鯉がいっぱい!

 

色が薄くて見にくかったですが、ビルの奥にスカイツリーが見えます

 

萩の花が見られるところもありました

 

素敵な境内です

 

本堂に向かう参道入り口の地蔵堂には子護八起地蔵尊(ねごやおきじぞうそん)を安置

 

入り口前の横十間川に沿った道は狭く、山門全体を撮るには、道を渡ります、本当に緑豊かな
お寺さんです。

秋というよりまだ日差しが夏のように暑い日でした、、お彼岸少し前ですものね。

 

 

帰り道、バス停に向かう道、正面にはスカイツリー、真っ青な空に
映えます。

バス停2つ先のスカイツリー入り口で下りてソラマチに寄るつもり
でしたが、真夏のような日差しに、汗をかいてしまい予定変更
帰宅してしまいました。

 

(9月16日)

浜町緑道公園

「弁慶像」 今を遡ること350年前、江戸三座と言われていた芝居小屋があり、市村座と
中村座の2座が歌舞伎を上演しており芝居街と呼ばれていた、また浄瑠璃による操り人形の
芝居小屋も数件あり、歌舞伎と合わせて庶民の人気を集めていたという。

ここで使われていた人形の製作と修理にあたった人形師たちは、この周辺に住み人形細工と
人形販売を生業としていた。

人形町の名前の謂れとされており、ここ人形町界隈は隆盛を極める歌舞伎発祥の地と呼んでも
差し支えないと紹介されていました

人形町には良く出かけますが浜町から行くときは、この緑道を突っ切っていました

せせらぎは残念ながら水が枯れていました

 

「漢方医学復興の地」碑文

 

今では暗渠となっている浜町川は、かつて大川に(隅田川)に接し、物資輸送路などで賑わった
掘割(人工的に水を通したところ)でした

 

笠間稲荷社のところに出ました

 

日本橋七福神のひとつ、浜町2丁目に鎮座する笠間稲荷神社東京別社は、紋三郎稲荷とも称せられ
旧笠間藩主牧野氏の邸内社でした

 

七福神の一神、寿老人がお祀りされています、寿老神は長寿の神、
お導きの神・幸運の神として運命を良い方向に切り開いてくださる
御守護で、日本橋七福神の一神として多くの人に参拝されています

 

願い事を付けた風鈴

 

お稲荷さんはキツネのイメージが強いようですが、キツネは神様のお使いをする霊獣で、
神様とは異なります、中世に人願が欲望を直接神様に祈願するのは畏れ多いとして、特別に
選ばれた動物を通して祈願したのが始まりだそうです

 

浜町駅の近くには「明治座」があります

 

明治座横の道です、今は緑がきれいですが、葉が黄色に色ずく頃は
素敵な道になります

 

突き当りの浜町公園にも寄ってみました

 

木陰はまだなんとかなります

 

日向は耐えられない暑さでした、浜町公園の奥は隅田川に面しているのですが、この日は
とてもそこまで行く元気はありませんでした

 

日陰で少し休んでも暑さには負けました、もッと気候の良い時期に来ましょうと決めました

 

浜町「高虎」です、久しぶりに公園向かいのお店に寄ってみましたが、まだ開店前でした。

こちらは染工法を用い、江戸好みの半纏・のれん・てぬぐい・袋物などの染色加工品の製作販売
のお店で、一時期よく通いましたがこの日は久しぶりで懐かしかった。

 

あまりの暑さに衣類がかなり濡れて帰りの地下鉄で恥ずかしいぐらいでした。
家に戻りシャワーを浴びれば心地よい疲れでした。

コロナ禍の中、日常生活はかなり変わりました、この日のように我が家から近い場所をひと時
歩いただけでも少しは気分転換になったようです。

 

(8月31日)

「富岡八幡宮」夏祭り

八幡さまのお祭りのこと忘れていました、今年はお神輿は出なくて寂しいお祭りでした

 

 

それでも参道にお店が並んでいました

 

こちらが特別なお神輿、大きくて写真のように大勢で担ぎます
長年近くに住んでいますが、このお神輿が担がれたのは2回しか
見たことがありません

 

こちらがいつも担がれている八幡宮のお神輿です、巫女さんがいたので
聞いてみたらこの日午前中にお神輿を車に乗せて本祭りには50基以上の
お神輿が担がれる町内を廻ったそうです、知らなかったので残念ながら
見られませんでした、江東テレビで放送していたようです

 

はやく50基以上が町内を廻る3年に一度の本祭りが開催されることを
願うばかりです。

 

(8月14日)

「向島百花園」のお月見

百花園のお月見は3年ぶりぐらいでしょうか、天気予報が気がかりでした
十五夜のこの日だけは確実に月が見られそうと思い夕方を待ちました

 

6時半ごろ百花園に着いた時驚きました、長い行列ができていたのです、
お月見には何度も通っていますがこんな光景は初めてでした、
家を出るのが遅かったことを後悔しましたが、並ぶことにしました

 

思ったより行列は動くのが早く、30分ほどで入り口に着きました

 

何度も出かけて居る場所です、まずお月見の飾りのある場所に行きました,、
月は見えてました! この時期曇り空の日が多く、雲間から数分だけかしか見えなかった
こともあったのです

 

今年のお供え物です、ここのお月見は昨日が初日で夕方にお供えの儀式があったようです
定番のススキとお団子、それに園内で収穫したものも飾られます

 

この場所は大変な人で写真を撮るのも順番待ちです、ちょっと喧嘩腰の
様子も見られましたが、何とかお月さまといっしょに撮れました

 

絵行灯の火入れ式も初日の夕方訪れて経験した年もありました

 

この暗さです、園内に慣れている私でも足元に気を付けるくらいですから、慣れない
人たちは園内図などたよりに歩く人もいました

 

今年はこんな飾りも見られました、(右側が月です)この辺りはちょっとした飲食が
できるようにテーブルが並んでいますが、もちろん満席のようでした

 

見る場所により月の位置がかなり変わって見えます

 

棚にかけてある絵行灯も素敵です

 

残念ながらお琴の演奏には間に合わなかった、外で並んでいた時に少し聞こえてました、
演奏する場所が以前と変わっていました

 

道しるべかしら、明るめの行灯です

 

園の外では見上げても見えなかったのに、園内ではあちこちから月が見られます、月が見えるか
気をもむことも多い季節です、こんなにきれいにずっと見られたのも久しぶりです

 

スカイツリーのライトアップもいつもより華やかです

 

石橋の向こうは真っ暗でした、流れに石が並べてあるところを渡るので
かなり足元に気を付けないと不安なくらい暗かったので、私はやめました
後ろの人達が”うらめしや~の感じね”なんて言いながら渡っていきました

 

そういえば、30分も並んだ入場者だったのに園内ではそれほど人が多いと感じませんでした
暗くてよく見えなかったということもありますね、そうそう外国人が多いのは初めてでした
この日に来るような人は日本通? でも数人で来て写真を撮るのにかなり時間をかけている
グループもあり、通るのに待たされましたけど

フラッシュをたくとこんな感じに撮れますが、まわりの人が驚くのでこれ一枚でした

 

絵行灯はたくさん見られます、これがお月見の時の園内の明かりなんです

 

こちらもぶどう棚のようなところに下げられた絵行灯

 

月はビルにかなり近づいて見えました

 

中秋の名月は雲ひとつ見なく本当にくっきり見えました

 

今年の絵行灯の火入れ式は初日9日でした

 

スカイツリーのライトアップも色の変化がありました

 

今年は中秋の名月がたっぷり見られ、幸せな気分のひと時でした

 

もう一度ここで月を見たら、お月さまの位置が変わっていました

 

夢見心地で帰宅、我が家の玄関から数歩の所でもこんなにきれいなお月さまが見えました。

 

(9月10日)

朝の「築地本願寺」散策

久しぶりに築地本願寺に出かけました、気温が上がるという予報に朝8時半ごろ着いたのですが、
もっと早く家を出ればよかったと後悔したほどの日差しになっていました

 

築地本願寺は親しみを感じます、中学から高校まで浄土真宗系の女子校で礼拝でお経を
読んでいました

 

本堂は二階です

 

何か法要が行われるようで、ご本尊阿弥陀さまのお姿はみえませんでしたが、お参りをしてから
少しの間こちらにいたら何となく気持ちも落ち着きました

 

今年は関東大震災100回忌法要の年だったのでしたね

 

1階に下りる階段あたりの動物たちです、牛はお釈迦様の姓の由来ともされるインドの
神聖な生き物

 

右の獅子は釈迦経典に出てくる「獅子吼」(ししく)が由来とも、左の馬は白い馬に乗って
お釈迦様が出家したと伝わります

 

お釈迦様の母親が白い象が体内に宿る夢を見たとされる、この動物たちは妖怪や幻獣好きとして
知られた伊藤忠太氏  築地本願寺内には、彼が仕掛けたかわいい動物たちが各所に配されて
いるようで次回はもう少し探してみましょう

 

浄土真宗の宗祖である親鸞聖人像、逆光でお顔が見えませんでした
中高時代に親鸞聖人の教えを学びました、そしてかなり前になりますが
流刑地越後にも出かけ足跡を訪ねたことも懐かしく思い出します

 

創建400年を誇る、浄土真宗本願寺派の寺院、独特の空間や美しがあります 「開かれたお寺」
にはいつもお参りの人が絶えません

 

前回はコロナで営業してなかった「本願寺カフェ」にも立ち寄れました

 

以前から食べてみたかった朝食を予約してないので待ちましたが、思いがけず頂けました

 

それがこちら「18品の朝ごはん」です、その由来は、築地本願寺のご本尊である阿弥陀さまは
すべての生きとし生けるものを救うために48の誓願を立てられました。
その中心となるのが「あなたを決して見捨てない」と願い誓われた、「第18願」です。
18番目の誓願にちなんで18品をそろえた「18品の朝ごはん」を通じて、仏様の願いを味わい
ましょうと書かれていました。  18品目を美味しくいただきました

お盆に敷かれていたのは、それぞれ小鉢の名前が書かれた紙でした、おかゆとおみそ汁で18品

真ん中の段右手が見えなかったけど、これは「海苔明太」、左端はおかゆその上は「築地松露」
卵焼き、このように「築地江戸一甘口昆布の佃煮」とか「築地紀文のお魚とうふおぼろ揚げ」
など地元の食材を取り入れています

 

カフェの外側です、広いカフェでしたが予約の人が多く、飛び入りの順番待ちが長かったです。
一人で朝食を楽しむ人も多く、ほかの朝食メニューもあります。

私は朝が早く、早朝歩きをしたあと6時前後には朝食です、この朝もすませて来たのですが、
席に着けたのは10時頃でしたし、思いがけないことでしたので、おかゆが苦手ですし迷い
ましたが、興味には負けて早お昼として頂くことにしたのです。

思いがけないひと時を過ごすことができました。

 

(9月6日)

銀座ランチ「美菜莉」

久しぶりに友人Teiさんと銀座三越で待ち合わせました、お昼時だったので立ち寄ったのは
11階の韓国料理「美菜莉」

 

何回か紹介していますが、久しぶりでメニューに少し変化がありました、前菜の4品と
チジミです、値段も変わっていました、今の時期仕方ないでしょうか

 

ビビンバのセットを注文、しっかり混ぜるのであつあつのビビンバはおこげが美味しい

 

セットのもう一品は冷麺にしました、熱々のビビンバと冷たい冷麺のセットは良い組み合わせ
でした。

久々にTeiさんと銀座ランチを楽しみました。