「弁慶像」 今を遡ること350年前、江戸三座と言われていた芝居小屋があり、市村座と
中村座の2座が歌舞伎を上演しており芝居街と呼ばれていた、また浄瑠璃による操り人形の
芝居小屋も数件あり、歌舞伎と合わせて庶民の人気を集めていたという。
ここで使われていた人形の製作と修理にあたった人形師たちは、この周辺に住み人形細工と
人形販売を生業としていた。
人形町の名前の謂れとされており、ここ人形町界隈は隆盛を極める歌舞伎発祥の地と呼んでも
差し支えないと紹介されていました
人形町には良く出かけますが浜町から行くときは、この緑道を突っ切っていました
せせらぎは残念ながら水が枯れていました
「漢方医学復興の地」碑文
今では暗渠となっている浜町川は、かつて大川に(隅田川)に接し、物資輸送路などで賑わった
掘割(人工的に水を通したところ)でした
笠間稲荷社のところに出ました
日本橋七福神のひとつ、浜町2丁目に鎮座する笠間稲荷神社東京別社は、紋三郎稲荷とも称せられ
旧笠間藩主牧野氏の邸内社でした
七福神の一神、寿老人がお祀りされています、寿老神は長寿の神、
お導きの神・幸運の神として運命を良い方向に切り開いてくださる
御守護で、日本橋七福神の一神として多くの人に参拝されています
願い事を付けた風鈴
お稲荷さんはキツネのイメージが強いようですが、キツネは神様のお使いをする霊獣で、
神様とは異なります、中世に人願が欲望を直接神様に祈願するのは畏れ多いとして、特別に
選ばれた動物を通して祈願したのが始まりだそうです
浜町駅の近くには「明治座」があります
明治座横の道です、今は緑がきれいですが、葉が黄色に色ずく頃は
素敵な道になります
突き当りの浜町公園にも寄ってみました
木陰はまだなんとかなります
日向は耐えられない暑さでした、浜町公園の奥は隅田川に面しているのですが、この日は
とてもそこまで行く元気はありませんでした
日陰で少し休んでも暑さには負けました、もッと気候の良い時期に来ましょうと決めました
浜町「高虎」です、久しぶりに公園向かいのお店に寄ってみましたが、まだ開店前でした。
こちらは染工法を用い、江戸好みの半纏・のれん・てぬぐい・袋物などの染色加工品の製作販売
のお店で、一時期よく通いましたがこの日は久しぶりで懐かしかった。
あまりの暑さに衣類がかなり濡れて帰りの地下鉄で恥ずかしいぐらいでした。
家に戻りシャワーを浴びれば心地よい疲れでした。
コロナ禍の中、日常生活はかなり変わりました、この日のように我が家から近い場所をひと時
歩いただけでも少しは気分転換になったようです。
(8月31日)
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