蓮の花を楽しんだ後に、近くを散策することにしました。
不忍池を上がったところに「清水観音堂」があります、不思議な形の松は「月の松」
入り口にあったこの写真に見覚えがあり、帰宅後調べてみました
「広重の大江戸名所百景散歩」に載っていました、この松を再現したのでしょう。
清水堂の下を通っている道の池側に奇妙な格好をした松の木が立っている、
これを月の松と呼んでいた。
広重はこの松を拡大した絵をもう一枚描いている。
「上野三内月のまつ」この松を前景にクローズアップ、その背景に不忍池、池に突き出た中島
対岸の池之端の町屋を描いている。
松の輪の中に見える火の見櫓は加賀百万石の大藩前田家のものであろう。
現代の「月の松は」清水堂すぐのところに立ち、正面に弁天堂が見えます
不忍池は江戸の中心に近く、蓮見、花見、納涼、月見、雪見の場所として好適であったので、四季を
通じて江戸市民が訪れていた。
とくに6月になると、蓮の葉が水面に茂り、紅白咲き乱れた光景は江戸随一を誇り、蓮を愛する通人は
明け方の景色を特に好んだという。
上野の「清水堂」は、京都の「清水寺」を模倣して舞台の上に建てられています
この舞台から本郷台地の大名屋敷町を一望することが出来たようです
不忍池に突き出た弁天堂、両側が蓮池です
「花園神社」 鳥居をくぐり階段を下りると社殿があります、この日はこちらからのお参り
「東照宮」に向かいました
参道に人の気配はなく
扉はまだ開いてなくて、柵の中には入れませんでした
「東照宮」を後にコーヒーショップで一休みして朝の上野公園散歩を終えました。
早朝の不忍池で蓮の花を楽しみ、上野公園散策と梅雨が明けたばかりのこの日は朝から
青空が広がり散歩日和でした。
コメント