【添乗員同行】青森ねぶたと東北の遺構を訪ねる旅2024

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江戸の七夕飾り

深川江戸資料館に七夕飾りを見に出かけました

大鵬関は名誉区民だそうです

導入展示室には松平定信、鶴屋南北など深川ゆかりの人物が紹介されています

この日の目的はこちら「江戸の七夕飾り」です

七夕飾りは思ったより大きくてびっくり

表通りの大店(おおだな) 多田屋  干鰯(ほしか)〆粕(肥料)魚油を扱う店

大店の土蔵のところに七夕飾り

大店向かいの八百屋さんの店先には夏野菜が並び

当時卵は高価だったようで今のお金で350円ぐらいだったとか、手前のかごには茗荷

隣のつき米屋は米問屋から仕入れて庶民に売っています

唐臼という器機で精米します

その先木戸のところにも大きな飾り

木木戸の稲荷鮓やさん

木戸を抜けると船宿が2軒 飲食や宴会もできる小料理屋のようなところ

猪牙舟(チョキ)を使って船頭が人や荷物を搬送します

火除け地と呼ばれる広場にも願い事や和歌を書いた短冊、商売繁盛を願った大福帳など、
様々なものをつけた飾りがありました

火の見櫓の前には二八そばの屋台

こちらは長屋 松次郎さんは船宿の船頭

洗濯物越しにも飾りが見えました

三味線の師匠  於し津さんの家の縁側には朝顔の鉢植え

こんな路地の雰囲気がいいですね

つき米屋の職人秀治さんは妻と小さな子供の3人暮らし

棒手振りの政助さんは、あさり、しじみのむき身を天秤棒で担いで売るのが仕事

長屋住民の共同スペースにも七夕飾りがありました

この路地の突き当りは大店、表通りは路地も少し広い

鳴き声も聞こえ動く屋根の上のネコちゃん

願いを叶えるために、屋根の上に天高く立てた色とりどりの笹竹が風になびいています。

短冊は青・赤・黄・白・黒(紫)の五色、これは中国の思想である五行説から。

商売繁盛や家の繁栄を願い、大福帳もつけてあります。

水と深くかかわるすいか・ひょうたんは雨乞い、豊作祈願などの意味も。

筆・硯は書道の上達を願うのだそうです。

 

 

七夕飾りは「名所江戸百景」に描かれた七夕の日の江戸の町並みを
参考に再現したものだそうです。

江戸時代の七夕飾りは大きくて願い事もいっぱいでした。

 

(7月7日)

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