日本橋高島屋で開催された「川瀬巴水」展 ~郷愁の日本風景~
大正から昭和にかけて活躍し、生誕130年を迎えた版画家・
川瀬巴水(かわせはすい)の回顧展で懐かしさを感じる風景に
出会いました
日本橋(夜明け) 東海道風景選集
初めて印象に残ったのは美しい雲とアーチの日本橋でした、
そのときは誰の作品かしらと気になったのを覚えています
東京二十景 芝増上寺 (大正14年)
女性が前を通るのは三解脱門でしょうか、今も健在 東京タワーの
すぐ近くです
川瀬巴水は現港区生まれ
新東京百景 「芝大門の雪」 (昭和11年)
芝大門は今もありますが、こんな景色だったのかしらと、なんとなく
懐かしいさを感じます
東京十二題 「春の愛宕山」 (大正11年)
愛宕山の近くで生まれ、子育ての期間も近くに住み、時代は違えど
こちらも思いで多い所、ちなみに今も桜の名所です
東京十二題 木場の夕暮れ (大正9年)
木場は現在の住まい近く、今は新木場に移転しましたが、
川も多いこの辺りです、こんな風景が見られたのですね
平泉金色堂 絶筆となった昭和32年の作品
水彩画の原画には後姿の2人の人物が描かれていました
この作品の前では一瞬周りの音が消えてしまったような不思議な
感じがしました。
コメント
木版画のほか写生帳や原画なども展示されて多くの作品でしたが、
残念ながらこの日は自分でもよく分かるほど疲れていました。
今見直してもよく覚えてないものもあります。
機会があったらもう一度見直したいです、中途半端な紹介になりました。