イタリア料理週間  その1

九段のイタリア文化会館です

ちょっと目立つ色ですが、すっかりなじんでいます

イタリア料理週間のイベントに参加しました、会場は1Fのエキジビションホール

 

会場で開催中の平松玲子 写真展 「美々なる主役たち」を紹介します

 

これは何?  サフランです

クレモナ風フルーツのモスタルダ イタリア北部ロンバルディア州の町
クレモナはバイオリン製作で有名だが、果物をマスタード入りシロップ
に着けたモスタルダも知られ、夏の終わりに季節の果物を瓶詰めにして
作る。 現在ではお土産用にカラフルな瓶入りのものも販売されている
クリスマスのご馳走の一皿、茹で肉と一緒に食べる習慣がある。

ニンニク、オリーブオイル、醤油  ニンニクとオリーブオイルが
イタリア料理の象徴だとすれば、醤油は日本料理の象徴である。
この写真はこれら三つの深い結びつきのメタファーである。

ヱンナのサフラン入り羊のチーズ  シチリア島の中心部に位置する
エンナで作られている羊のチーズ、ハードタイプのチーズで、高価な
サフランや胡椒が加えられている。

カギ針で作ったマッケローニ  シチリア島の中心部に位置するエンナ
地域の典型的なロングパスタ、生地を直径2ミリほどのカギ針に巻いて
手で転がしながら長く伸ばしてゆく、南イタリアのカラブリア地方でも
同じような手法でパスタが作られている。

ユダヤ風アーティーチョーク  ユダヤ、ローマ風料理の典型的な
一皿、16世紀から作られており、アーティーチョークを素揚げしたも
のが、オリジナルのレシピです。

バジル     イタリア料理には欠かせないバジルはラテン語の
basilicum, ギリシャ語のbasilikosに由来し、それは王たる威厳に
満ちた植物という意味である、ビタミンが豊富でかほり高いバジルには
抗炎症作用、また抗菌作用がある、その昔は治療薬としてまた香水に
用いられていた。

カステルマーニョチーズ イタリア北部ピエモンテ州のカステルマーニョ
ブランドレーヴェス、モンテロッソ。グラナ地域で作られている原産地
名称保護のチーズで、13世紀から食べられてきた。
混合乳で作られるセミハードタイプで、「チーズの王様」と呼ばれる。

ヴェスビオ火山のミニトマト ヴェスビオス火山の斜面で栽培されている
トマト、ナポリでクリスマスに飾られるキリスト生誕の様子を人形で
表した模型「プレゼービオ」にもこのトマトが見られる。

バルサミコ酢  イタリア北部、エミリアロマーニャ州のモデナ産
バルサミコ酢は原産地名称保護である、ブドウの搾り汁を濃縮した
もので、少なくとも12年の歳月をかけてじっくり熟成させる。
その昔、貴重なバルサミコ酢は薬品として用いられていた。

手作りの生ショートパスタ シチリア島中心部に位置するエンナ地方の
手作りパスタ、エンナの近くディッターイノ渓谷で生まれた硬質小麦は
昔からこれらのパスタ作りに使われてきた。親指と人差し指で作られた
二つのくぼみには、経験と愛情が込められている。

ソラマメ  ソラマメは先史時代から、サルデーニャ島において、
マメ科植物の中で最も広く栽培されてきた、島には”ソラマメとラード”
という名の郷土料理があり、山岳地域で、とりわけ厳しい冬の寒さ
しのぎのために食されている。

イカスミのリゾット  ヴェネツィア南部の港町、キオッジャで捕れた
新鮮な紋甲イカの墨を使った米料理のリゾットは、ヴェネツィア共和国
の領土だったイストリア半島で庶民の料理として作られるようになった。
その後現在に至るまでヴェネト州の郷土料理として食べられている。
付け合わせには鮮やかな赤紫色の野菜、チコリがよく合う。
チコリはヴェネト州の特産物で、ヴェネツィア北部の町トレヴィーゾの
ものが特に美味しいとされている。

プンタレッレ    カタローニャ種の野菜 チコリの新芽の部分
ローマの八百屋ではチコリの新芽を写真のように切り、水の浮かせて
売っている。
ニンニク、アンチョビのみじん切り、オリーブオイル、ワインビネガー
白コショウのドレッシングをあえて食べる。

ストランゴッツィ イタリア中部、ウンブリア地方で食べられている
四角い切り口のロングパスタ、小麦と水のみで作られる、ソースは
みじん切りにしたマッシュルームをベースにして薄切りにした黒トリュフ
エクストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけて食べるそうです。

アーモンドのペストリィー  サルデーニャ島のアーモンドのペスト
リーは方言でPastissusと呼ばれおり、白い糖衣で包み、花嫁のベールの
ような繊細な模様が描かれる。
家庭では復活祭やクリスマスをはじめ、祭りの日に作られる。

 

こんなにアップにした写真は、知っている食品も新鮮な感じでした。

 

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