旧古川庭園には趣のある日本庭園もあります、バラを楽しんだあとに木陰がうれしい
日本庭園も散策します。
新緑が美しい楓の木の下は日本庭園の入り口です
斜面にあるバラ園を下ると木陰がうれしい日差しの強い朝でした
静かなせせらぎに心地よい風が通ります
日本庭園の作庭者は京都の庭師・小川治兵衛(1860~1933)で洋風庭園に勝るとも劣らない
魅力的な庭園を造り上げています
日本庭園の中心は心の字池、優雅な曲線が心を癒します
菖蒲も見ごろでした
庭園は大正初期の庭園の原形をとどめる貴重な存在なのだそうです
枯滝 水を使わないで山水の景観を表現する「枯山水」の道具立てのひとつが枯滝
心字池 「心」の草書体を形取っています、雪見燈籠は水辺に据えられその姿が水面に浮いてみえます
透き通るようなブルーの美しいアジサイは咲き始めたところのようでした
お茶室 新緑の中でひときわ映えます
崩石積 石を垂直に積む方法でなく、石と石がかみ合って崩れそうで崩れない姿が
美しいとされる小川冶兵衛の力作といわれます
心の字池の小さな橋から雪見燈籠をみましたが、水面に灯りが写る様は新緑の背景でいっそう
美しいでしょうと想像できます
5月末に大きなトンボを見つけました
ホタルブクロも1本見つけました
朝9時の開園を待って入場しましたがバラのテラスガーデンに戻ると見物の人も多くなっていました
古川邸の玄関 左の部屋は確かビリヤードの部屋だったように思います
その奥は喫茶室になっています、美味しい紅茶を頂こうと思っていたのですが、オープン前でした
仕方なくベンチで一休み、売店のバラのアイスクリームを頂きました
ビリヤード室の横にはめずらしいブラシの木がありました。
斜面と低地という地形を活かし、小高い丘には洋館を建て、斜面は洋風庭園、
低地には日本庭園を配したのが特徴の旧古川邸庭園、今年は5月の気温が
高めでバラの開花が早かったのでしょうか、いつもより少なかったように思い
ましたが、素敵な薔薇を見て、日本情緒も楽しんだ初夏の朝のひと時でした。
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