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富岡八幡宮の「夏越の大祓」

6月と12月の晦日(みそか)に全国の神社で行われるのが大祓式です

 

特に6月の大祓は夏越の祓(なごしのはらえ)と呼ばれ、茅で出来た直径3mの茅の輪をくぐる
神事で知られています
今年は参加者の人数も制限され外での式となりました

午後3時「夏越大祓式」がはじまりました

 

一礼して茅の輪をくぐり、左に回りまた茅の輪をくぐり、今度は右側に回りもう一度くぐり
左に回ります

 

茅の輪の由来が話されました、その昔蘇民将来(そみんしょうらい)というものが茅の輪を
腰につけて疫病から逃れたという故事に因んだものです、青々とした茅の旺盛な生命力に
あやかって災厄を祓う願いも込められているのだそうです

階段の下にいた私たちもお祓いを受けられました

 

夏越の大祓式は一年の半ばに当たり心身を祓い清め清々しい姿に立ち返ろうとする伝統行事です

 

今年は特に新型コロナウイルスのことを考えずにはいられません、一日も早く世の中から
祓いたいものです

 

 

1年の半分が過ぎた6月30日「夏越大祓」で茅の輪をくぐり、半年間にたまった穢れを祓い、
これから迎える暑い夏を健やかに過ごせるよう祈願する、「夏越大祓式」に参加しました。

 

(6月30日  富岡八幡宮)

銀座の老舗レストラン

4丁目の「MIKAWAYA」 現在は銀座三越新館1Fの一角になりましたが、昔からの場所です

 

友人に私の誕生日のお祝いをしていただきました

 

ランチのコース料理、まずはビッシソワーズ、冷たいポタージュスープ、
コクのあるスープはコース料理の始まりに期待感いっぱいになります

 

パンとジャムはブルーベリー

 

可愛い形のカニコロケットサラダ添え、上品なカニコロッケはタルタルソースで頂きました

 

ハンバーグ  ビーフシチューも選べたのですがこの日はハンバーグにしました、
お肉の存在感がありそれで優しい味、添えられた野菜も美しいですね

 

 

デザートは滑らかでコクのあるプリンにフルーツの盛り合わせとコーヒー
デザートも懐かしい感じの老舗のお味でした。

 

 

テーブルの隣の棚に飾ってあったのがかわいくて思わず触ってみたら
たわしのような素材でした、表情も可愛いでしょう。

 

誕生日を祝ってもらえるのは何歳になっても嬉しいものですね。
健康で迎えられたことに感謝です。

 

皇居東御苑「本丸地区」

皇居東御苑は天皇皇后両陛下のお住まいになっている皇居の一角(東側地区)にある
皇居付属庭園です。

皇居の由緒ある豊かな自然や歴史に思いをはせながら四季の変化や花々が見られるよう、
多様な樹木、草花が配置されています。

汐見坂を上がると広場に出ます、こちらはすぐ右手にある建物です。

 

「桃華楽堂」  香淳皇后(昭和天皇の皇后)ご還暦をお祝いして建設された音楽堂です

 

「天守台」江戸城天守閣は三度立て替えられましたが、明暦(1657年)の大火で焼失した後は
天守台石垣が築き直されただけで、再建されることはありませんでした

「大奥」があったあたりのようです

 

本丸大芝生 「大嘗祭」が行われた場所です

 

竹林 この辺りには日本や中国の竹・笹類が13種植えられているそうです

 

細いタケノコも何本か見かけました、大きく根を張り生命力の強い植物ですね

 

竹や笹の種類の違いがよくわかります

 

ここは江戸城本丸殿の大奥の脇あたりで、用途は諸説あるようですが、火事などの非常時の際に
大奥用の調度などを避難させた場所と考えられるそうです
(ずっと以前ですが、石室の中まで入れたことがありました)

 

紫陽花もあちこちで見かけました

すぐ向かいのバラ園で咲いていたのはコウシンバラだけ、ここのバラの多くは野生種だそうで
皇居吹上御苑からの移植などにより整備されたようです

バラ科のハマナスの実がたくさん生っていました

 

美味しそうなトマトのような実がなっていたのはシロバナハマナス

 

茶畑もあります

 

ふすま戸に松と千鳥が描かれた長い畳敷きの廊下でした

 

松の廊下跡  例の赤穂浪士の討ち入りにつながる事件のあった廊下ですね

 

本丸地区に現存する唯一の櫓、遺構の中では最も古いものといわれていいます

 

「野草の島」あたりにはホタルブクロがこんなに咲いていました

 

中雀門跡から出口に向かいます

 

江戸城の門の跡です

 

この辺りの石垣もかなり修理されたと説明にありました、坂道を下ります

 

「百人番所」江戸城本丸への道を厳重に守る大手中の門に向きあって設けられた警備詰所です
甲賀組、伊賀組根来組、二十五騎組という4組の鉄砲百人組が昼夜交代で勤務していました。
各組は20人の与力と100人の同心で構成されてしました。

「大番所」 大番所は大手中の門の内側に設けられていた警備詰所、ここには位の高い武士が
勤務していました。
この番所は明治期に改築され、作業所として使われていましたが、昭和43年(1968)に
江戸時代の姿に復元されたそうで、趣のある建物です

中の門跡

いくつもの石垣の門を通り、

入場した大手門から出ます

大手濠

「大嘗祭」の時は入場門もコースも指定されていて、二の丸庭園には立ち寄れなかったので
久しぶりに二の丸庭園から本丸地区も見物しました

 

大手門のお濠を背にまっすぐ伸びる道は永代通り、日本橋を通り、永代橋を渡りその先に
我が家があります。

この歩道は、いつも多くの人たちがジョギングやウオーキングを楽しんでいる皇居のお濠の
周りの歩道です。

今回はあらためて見渡したところ大手町に高層ビルがずいぶん増えたと感じました。
別世界の景色の皇居東御苑を楽しみました。

 

(6月12日)

皇居東御苑「二の丸庭園」

 

2019年11月の「大嘗祭」の時以来の皇居東御苑です

 

桔梗濠の橋を渡り、大手門に向かいます

 

「大手門」  江戸城の正門で諸大名がこの門から登城しました。大小2つの門に囲まれた
枡形は侵入する敵を阻止・攻撃しやすい構造になっています

屋根に飾られていた鯱には「明暦三丁酉」(1657年)と刻まれています、この明暦3年には
江戸城の多くの建物が焼失した明暦の大火が起きており、鯱は大火の後、江戸城再建時に
製作されたものと考えられるそうです、江戸時代好きには興味津々でワクワクします

「同心番所」前の石垣の門を入ります

 

同心番所 「番所」とは警備詰所のことで、江戸城にあった番所のうち、百人番所、大番所、
同心番所の3つが残っています、ここは主として「同心」と呼ばれる武士が詰め、登城者の
監視にあたっていました、屋根瓦に皇室の菊のご紋のあるものや、徳川家の葵の紋が見られる
ものがあるそうです

私はいつもここを右に曲がり、先に「二の丸庭園」に向かいます

 

石垣と緑のコントラストが美しい季節です

 

今回の目的は6月に咲くこの沙羅の花を見たかったのです、花は少ししか
残っていませんでした、この花も今年は開花が早かったのでしょうか

こちらのは花びら一枚に絵の具ででも付けたような赤い色があります

 

夏椿ともいわれるようですが、思い出多い花なんです、京都の妙心寺の塔頭「東林院」は
年に一度この花の咲くときだけ公開されて何回か見に出かけたことがあります、庭に1本ある
沙羅の木の花が苔の上に散るさまを思い出します、朝開いた花が夜には散ってしまうのです

もう一つは鎌倉の「東慶寺」で庫裡の塀の中で咲いていた沙羅の花を見ていたら、庭師さんに
良かったらどうぞと塀の中で花を見せて頂いたことがありました、それがこの花と同じ花びらの
1か所に赤い模様のある花でした、6月生まれとしてはこの季節に咲く花を見たくなります

二の丸雑木林の中にある小さな流れの所で見かけた半夏生でしょうか、白色は見えません
でしたが、以前この場所で見かけたことがあります

菖蒲田では思いがけず見ごろを迎えた花が見られました

 

それぞれに名前が書かれてあります、花の形や色が違います

 

菖蒲田の向こう側の池との景色が素敵です

思いがけず菖蒲をたくさん見られて大満足でした

 

雑木林も散策しました

 

二の丸雑木林と新雑木林は、都市近郊で失われて行く雑木林が復元されています、懐かしい
感じのするところなんです

 

諏訪の茶屋  明治時代に吹上御苑に建てられ、御休所として使われていた茶屋を移築したもの

 

私のいつものコース、天守台方面に行くため汐見坂を行きます

 

汐見坂のお濠は白鳥豪です

 

坂の途中で二の丸庭園の方面を振り返るとこんな景色、最近ますます高層ビルが
増えた大手町方向です。

 

間もなく梅雨に入るころのまだ青空が広がった日でした。

 

 

「白山神社」の紫陽花

文京区の白山神社、例年は「文京あじさいまつり」と書かれていいるの
ですが、今年は中止になり静かな境内です

手水舎も寂しい風景でした、本来なら紫陽花がいっぱい飾られているのです

あじさいまつりの時には本殿前もたくさんの紫陽花で埋まっているのに

寂しい景色でした

今年は紫陽花も開花も早かったように思います

ワクワクするほど種類がいっぱいなんです

本殿横の道を行くと

この辺りの花には水滴がついていてキラキラときれいだったのですが、私のカメラでは
残念ながら映りませんでした

ここのも満開です

紫陽花山ここも楽しみだったのですが

残念ながら入れませんでした

山になっていて上まで登れるのです

白山神社裏手の公園も紫陽花がいっぱいなんです

公園内からも神社に入れます

裏側の公園を回りもう一度本殿前に戻りました、やっぱり寂しい光景です

境内と公園で紫陽花の種類が豊富です、6月生まれには何となく身近な花なんです

もうずいぶん前になりますが、初めてこちらを訪れた時だったと思います、6月後半でした
境内と公園の紫陽花をきれいに咲いているときに数人の係りの人たちが花を全部切っている
時に出会いびっくりしてリヤカーいっぱいの紫陽花を見ていたら”お好きなだけお持ちなさい”と
言われていただいたのですが袋も持ってなかったので手で抱えて帰ってきたことがあります

その後、ネットで調べられるようになり、開花状況を調べていたら刈り取る日が書かれて
いたこともありましたが、頂いたのは偶然出かけた最初の一度だけでした

 

ラッシュ時を避けようと早朝に家を出ました、来年は例年通り
「あじさいまつり」が開催されることを願いながら白山神社を
あとにしました。

 

 

鳥居を出るとすぐ左手のお宅に今年もエンゼルトランペットが咲いていいました、紫陽花を
たくさん見た後にはなんだかこの花がひときは長く見えました、存在感のある綺麗な花ですね。
でも視力の低下や幻覚などを招く毒性に注意といわれているようですね。

 

梅雨の気配がまだ感じられない6月1日の朝でした。

 

 

 

銀座ランチ

Teiさんと会う用事があり久しぶりの銀座ランチを楽しみました。

 

この日銀座三越は開いてないフロアも多い中、11階の韓国料理「美菜莉」は営業していました

 

ランチのセットを注文するとまずお惣菜とチャプチェ、大好きなチジミとスープがきました
チジミが焼きたてでパリッとしていてとても美味しいのです、かなり昔ソウルで食べたのですが
日本で言う餅の種類のような気がします

 

この日は石焼ビビンバセットにしました、熱々を混ぜて、コチュジャンを加えて好みの味に
します、まわりの石の部分で焼き付ける感じです、混ぜてもほおばるとやけどする熱さで、
最後まで熱々を食べられるのもいいですね、美味しかったです。

 

 

三越から松屋に向かう道沿いのビルの2階のお店です、以前は和栗の
モンブランが食べられる「みゆき館」といお店でしたが、変わりました

 

たっぷりランチを食べているので迷った末に注文したのはスフレとコーヒーのセット

 

スフレなんて本当に久しぶり、見事にふわふわに焼きあがっていて軽い食感で美味しかった

 

Teiさんはこちらもふわふわのパンケーキ、少しお味見させて頂いちゃいました、イチゴが
合いますね、これにメイプルシロップをかけます、やっぱりデザートはやめられません

 

かなり広い店内で雰囲気も変わっていました

 

星乃珈琲です。

 

和栗のモンブランも魅力でしたが、スフレもね、、、。
コロナ太りが気になるのに、明日から控えましょう!

港区「愛宕山」

スタバで一休みしたあとこの日の一番の目的地に向かいます、こちらも懐かしいお寺さんです

 

トンネルが見えました、愛宕山を掘り抜いて通されたトンネルですが「愛宕山隧道」と呼ばれ
東京23区内で唯一の山岳トンネルなんです、1930年完成の全長76,6m、幅9m、車道幅は4m

 

愛宕山に到着です

 

こちらが男段、いつもこちらを上がるのですが

 

この日は女段にしました、女段でもこの傾斜です

 

愛宕山は都内では一番高い自然の山なんです

 

愛宕神社着いたのは10時ごろにはなっていたと思いますが、お参りに並んでいる人がいました

 

ここで撮った懐かしい写真、半世紀も前です

 

本殿すぐ横の「将軍梅」、真垣平九郎が男段を馬で登りこの枝を折って下りて将軍に献上したと
言われる梅の木です

 

お参りする人が絶えず、前の方がお参りするところを撮らせてもらいました

 

放送博物館は日曜日で休館でした

 

昔はお花見をした覚えがある広場、そして木が茂っている場所から景色が見えたのです

 

帰り道はやっぱり裏のこの階段を下ります

 

途中から見えたここは今は少し広くなりましたが、家の裏でした

 

こちらはトンネルの上で、祖母が一時小さな畑を作ったところです、今では考えられませんね

 

左の階段を下りてトンネルの反対側に出ました
(戦時中このトンネルは避難場所でした、少しだけ覚えています)

 

トンネル前で撮った懐かしい写真、
自分で作ったワンピースなので
よく覚えています
前の写真の数年前です

トンネル入り口から数件、右手この並びに家がありました、子供のころは祖母が住んでました

 

家の窓から正面にタワーが見えたのですが、今はビルだらけですっかり隠れてしまいました

 

地下鉄神谷町駅に向かう大通りの一本裏の道、パン屋、八百屋、乾物屋、肉屋さんもありました
現在はお店は全部なくなりましたね、この先に昔からのアイスクリーム屋さんがあるのですが
こちらも日曜でお休み、立ち寄れませんでした

 

駅まで4、5分ほどです。

昔は隣が霞が関駅、今は新駅「虎ノ門ヒルズ」ですね。
ここでも年月の経過を感じました。

日比谷線には縁があり、今住むのは銀座を通り越して、築地本願寺のある築地を通り、
銀座から4駅茅場町で乗り換えて一駅です。
引っ越したころ銀座から地下鉄に乗るとき、銀座線と丸の内線の乗り換えが前と後ろの
違いがある日比谷線ホームですが、乗る方向を間違えたことがありました。
そんなことを思い出しながら日比谷線に乗りました。

 

(5月23日)