【添乗員同行】青森ねぶたと東北の遺構を訪ねる旅2024

個性ある夏祭りが、ツアーの夜を彩ります
遺跡、集落跡、復興へ向かう街へ
おひとり様歓迎・全国どこからでもOK

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「禅林寺 永観堂」

一乗寺からの帰り道、少し予定を変えてバスを南禅寺道で下車、先に立ち寄ったのは
大好きな「永観堂」でした、昔から京都に行くと必ずのように立ち寄ったお寺さんです。

 

東山の裾野は近代の政財界の要人がこぞって別荘を構えた風光明媚は土地柄、モミジで名高い
永観堂があるのは、その奥座敷といったところ

浄土宗西山禅林寺派の総本山

約3000本ものモミジが境内を真っ赤に埋め尽くす、東山屈指の紅葉の名所で、
「モミジの永観堂」と親しまれています

何度となく訪れるのはもう一つ目的がありました、お会いしたい仏像があるのです

大玄関から入ります

禅林寺が大きく発展したのは永観律師の時代です、律師は境内に施療院を建てるなど、
恵まれない人々のために奔走、永観律師を慕う人々によって禅林寺はいつしか永観堂と
呼ばれるようになりました

唐門 天皇の使いが出入りするときに使われた勅使門、釈迦堂との間に盛砂が作られている、
勅使はこの盛砂を踏んで身を清めてから中に進んだそうです

阿弥陀堂に向かいます

お堂はかなり上です

 

「三鈷の松」の木の前を通り

臥龍廊を

上ります

美しく残っているモミジを見ながら

阿弥陀堂(本堂)に向かいます

私がお会いしたかったのは

「みかえり阿弥陀さま」

”永観おそし” と振り向いたお姿です

この「みかえり阿弥陀さま」は修行する中興の僧永観律師の前に阿弥陀如来が現れ、律師を
振り返った姿といわれます

阿弥陀さまは正面からではお顔が見えにくく、横の小さな扉が開いてお顔を見られます
この日阿弥陀堂には誰も参拝者がいなくてゆっくり対面出来て感動したひと時でした

こちらには紅葉の季節でない時も何度か訪れていますが、一度だけみかえり阿弥陀さまが
どこかの展示でお留守の時がありがっかりしたことがありました

 

阿弥陀堂から離れにくかったですが、しばらくして参拝の人が見えて阿弥陀堂を後にして
境内に出てみました

散りもみじの中にまだ赤や黄色の葉を残す木もあり、嬉しかった

 

阿弥陀堂

多宝塔  上部は円形、下部は方形の二重塔

こんなに鮮やかな赤い葉も残っていました

宝生池の周りを一回りしました、例年11月下旬ごろからこの境内は人で埋まっています

久しぶりの永観堂でなんだか名残惜しい感じがしました、出口近くの売店の方と話をしたら
三鈷の松の葉で作ったお守りをいただきました

紅葉が遅かったとはいえ12月も半ばで少し諦めていましたが、こんなに美しい紅葉が楽しめて
嬉しかった、振り向いた時また来たいと思いました

散りもみじをこんなに美しいと感じたのは今回の旅行が初めてでした。

今まで紅葉のピーク時を選んで出かけていましたし、自由に日程も
決められました。
早くそんな日常に戻れることを改めて願いました。

 

 

永観堂を出るとお昼の時間を過ぎていることに気が付き、門のすぐ前のお店に寄りました

 

にしんそばも魅力でしたが、モミジそばを見つけて注文しました、紅葉したモミジはお麩で
湯葉と野菜たっぷりの美味しいおそばでしたが、この時まだ少し気持ちが興奮気味で、
よく覚えてなくて写真を見て思い出したのです。

 

この日も強行軍でこの後まだ数か所のお寺さんに寄りました。

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