【添乗員同行】青森ねぶたと東北の遺構を訪ねる旅2024

個性ある夏祭りが、ツアーの夜を彩ります
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広島の旅「厳島神社」

20数年ぶりの広島の路面電車はすっかり変わっていました。
ヨーロッパで見かけたような車両です、楽しみだった路面電車で宮島口へ。

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宮島口からフェリー乗り場はすぐです

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こちらはJRのフェリー、お隣の桟橋から出るフェリーに乗り込みました、宮島までは10分ほどです

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桟橋を離れると間もなく厳島神社の大居が見えてきましたが、干潮か満潮かも調べなかったことに
気がつきました、目を凝らすと鳥居のところまで人影が見えるようです、ということは干潮でしょうか

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フェリーを降りるとまず鹿を見かけました、お弁当を取られそうになったのを思い出しました

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お土産屋さんが並ぶ参道で見かけた光景、じっと中を見つめています

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表参道商店街を抜けると海に沿った道に出ました、いよいよ厳島神社

 

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やはり干潮でした、海の中に立つ姿を見たいと思っていましたが大鳥居の下まで行けるのも魅力です

厳島神社と大鳥居は、柱を地中に埋めるのではなく、海底に置いた礎の上に柱を設け、建物の重さ
だけで建っているのです

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平清盛の美意識が生み出した壮麗な神社を海側から見られました

 

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真下に行くと大きさがよく分かります、拝殿の沖合い約196mに大鳥居はあります
重さは約60t、主柱の根回りは約10m大迫力です

 

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「陰陽道」の影響を受けて東側には太陽が(左上)が描かれています、西側には月が描かれていますが、
このときはまだ気がつかず、偶然撮れた太陽がわずかに見えました、この太陽が描かれた箱型の笠木と
島木の中には約7tの小石が敷き詰められて鳥居の重度を安定させるために重石の役割を担っています

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鳥居を支える6本の柱の下には地震や台風が来ても倒れない工夫が施されているのだそうです、そして
柱には樹齢500年以上のクスの自然木を使用しています、現在のは明治8年に建てかえられたもの、
巨木を探すために20年以上の歳月を要したといわれています

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満潮時には舟でくぐることもできますが、真下まで行ける干潮時と景観は大きく変わります、20数年前に
満潮時と干潮時の両方訪れていますが、鳥居が大きかったとしか覚えていませんでした。

こちら側の扁額には万葉文字で「伊都岐島神社」背中合わせの海側には「厳嶋神社」の扁額でした

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手水所で身を清めてから神社内に入ります、切妻造りの入り口には「世界文化遺産」の看板です

 

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朱色が美しい東回廊から巡ります、満潮時には海の上を歩いているような気分になるのですが

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今回なぜか水のない回廊を想像しませんでした

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清水が絶えず湧くという丸い池、干潮時に見られます

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大鳥居はどこから眺めても存在感があります

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平舞台からの眺めです

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高舞台  800年の時を越えた舞楽が鑑賞できるそうです
黒漆塗りの基壇に朱塗りの高欄、前後に階段がある、1546年に造営されたものです

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回廊の奥に五重塔が見えました

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山の中腹にあるお堂は桜に囲まれていました

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内侍橋 巫女(内侍)が神様に神饌を供えるための橋です    御本社に参拝して進みます

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重要文化財に指定されている海上に建つ全国唯一の能舞台

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反橋(そりばし)  天皇の使者(勅使)だけが渡ることができた美しい橋  西回廊の先にありました

 

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回廊を出ると枝垂桜が美しい御手洗川

 

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厳島神社の背後にある五重塔に向かうときに地元のおじさんから、横に長い松の木を入れた方がよいと
案内されて撮った五重塔です

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五重塔は和様と唐様が融合した高さ約28mの檜皮葺きの美しい搭でした

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豊国神社 (千畳閣) 豊臣秀吉ゆかりの大経堂

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秀吉の命により造営が始まったが、1598(慶長3)年の秀吉の死後は未完成のまま、
本瓦葺きの大伽藍で、その大きさから千畳閣と呼ばれます

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千畳閣からの眺め

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千畳閣の名の通りこの広さです

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厳島神社の社殿がすぐ下に見えます

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東京の千鳥が淵で満開の桜を楽しんだ翌日に宮島で満開の桜を観賞できるなんてラッキーでした

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桟橋に戻る途中でもう一度大鳥居を眺めました

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神が宿る島として、島そのものが信仰の対象だった宮島。
陸地に社殿を建てるのは恐れ多いと、州浜に社殿を建立、瀬戸内の海を敷地にした奇想天外な構想は
一説によると竜宮城を再現したといわれます。

 

コメント

  1. shinakoji より:

    厳島神社のライトアップも魅力的でしたが、早朝に家を出て空路広島へ、
    荷物を置くとすぐ宮島に向かったので、さすがに疲れて諦めました。
    頑張って弥山へ登っていれば、ライトアップも見られたかなとの思いは残りました。

  2. 杏橋達磨 より:

    わー! 宮島だ。小学校・中学・高校と広島市内。遠足に始まり、随分行ったんですが、豊富な写真で改めていいなと、、。宮島口にある「アナゴ屋」さんで食べましたか。通りではなく、チョッと横道の
    「アナゴ弁当屋」さんがおいしかったな。ありがとう。「弥山」は行きました?

  3. shinakoji より:

    杏橋さん
    お久しぶりです!
    宮島はおなじみでしたね、やっぱり素晴らしかったですよ。
    宮島口の「アナゴ屋」さん20数年前に行ったときには簡単に手に入り、
    鹿にお弁当を取られそうになったのはそのアナゴ弁当でした。
    今回はお昼を過ぎていて入手困難とわかりあきらめました。
    すごい人気だそうですよ。
    本当は宮島には翌日行く予定で弥山にも頂上まで行くつもりでしたが、
    雨の予報で急遽この日にしたので時間的にも体力的にもちょっと無理で残念でした。
    福山(鞆の浦)や尾道、竹原、呉など巡る予定も変更がありました。
    息子が広島に住んでいたので時々通いましたそれ以後初めてです。

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