朝のうちの曇り空が青空に変わった日、梅の花が満開と知り、
大好きな向島百花園に出かけました。
墨田区東向島にあるここは、江戸の文化が花開いた文化・文政期
(1804~1830)に花の咲く草木観賞を中心とした花園として開園されました。
一説では「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたとされます。
この木戸を通る時、どんな花を見せてもらえるかいつもワクワクします。
この日は梅の花が目的、白加賀が満開に近く、上品な花を咲かせていました。
青空になってから出かけたのが正解でした
園内からは梅越しにもスカイツリーが見えます
紅白の共演も見られます
開園当初は360本の梅が主体だったそうです
ピンクの花も見られます
松の雪つりが外される頃になりました
お茶会が開かれる部屋もあります
「福禄寿尊堂」横でも紅梅が満開でした
大きな椿の木もあります、”わびすけ太郎冠者”という札が下がっていました
趣のある椿です
気付かずに通り過ぎてしまいそうな小さな花を見つけました
白とピンクの”ゆきわりそう”でした
こちらは”福寿草”
梅の木下には水仙、花の少ない季節に可憐な花を見せてくれます
忙しく蜜を吸っていたのは
メジロでした
向島百花園では四季を通じて花が見られます。
現代に残る江戸時代の花園はいつも魅力的です。
自宅に帰るにはスカイツリーの前でバスを乗り換えます、業平橋の袂の
河津桜が咲き始めていました。
2月は寒い日が続き梅の開花も少し遅かったですが、日差しにちょっぴり
春が感じられ暖かい気分になれたひと時でした。
(3月1日撮影)
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