【添乗員同行】青森ねぶたと東北の遺構を訪ねる旅2024

個性ある夏祭りが、ツアーの夜を彩ります
遺跡、集落跡、復興へ向かう街へ
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香港ミニチュア展

「香港ミニチュア展」に出かけました、以前から開催されていたようですが、始めて知りました。

香港好きだった父や友人と度々出かけました。 この写真はおなじみビクトリアピークからの
眺めです、左に見える建物は香港一高い屋内展望台のあるsky100、人気の観光スポット
のようで、この10年ぐらいでもかなり変わっていることでしょう。

懐かしい街並みやお店が見られると思いわくわくして出かけました

丸の内の「KITTE」 1F アトリウムでの開催です

「生福蘭香荘」 中秋節の提灯を売る線香店 中秋節の1~2ヶ月前から香港の線香店では
店に様々な提灯を吊り下げ始める。
家族経営の店では中秋節が近づくと家族総出で提灯作りに追われます。
作者は伝統的な手法で提灯を作るべく職人の師匠から作りかたを教わったそうです。

「大豊香荘」 線香とロウソクの店

葬式や法会、お参り、祈祷など各種の祭事のための品を提供してきた、最近では伝統的な
品物ばかりでなく流行のアイテムも加えられるようになったのです。
たとえば紙で作られたブランド物のバッグやスマートフォン、さらには紙製の豪邸など、いずれも
天国に行った家族が物質的にも楽しく暮らせるようにとの願いが込められています。

香港で見かけたとき紙の紙幣などもあり、文化の違いを感じました。

「展豊老金行」 伝統的な金装飾品店

金は香港の生活文化の中で昔から重要な位置を占めてきた。そのため
社会や経済が不安定な時期には、多くの人が金製品を買い、自分たちの
財産の価値を守ろうとした。 そのため香港では街のいたるところに金製品を
商う店舗が見かけられる。

父のお土産はいつもペンダントなど金製品でした、女性には魅力的なところです
時々立ち寄りました。

香港のお粥専門店「金卿粥店」 広東人はお粥が好きでこだわりを持っている、お米は割れて
花が咲くまで煮込み、どんな素材を入れるかは人によりさまざまで、塩漬け卵や、豚肉魚介類
など様々なバリエーションがある、こうしたお粥とできたて揚げ物や焼きそばとの組み合わせは
店のお客のお気に入りである。

「喜楽士多」 駄菓子屋 士多とは英語のstoreの広東音訳で、ちょっとしたおもちゃや文房具を
売るお店である。 駄菓子を食べながらゲームで遊ぶ・・・ この懐かしい幸福感は、多くの人に
共通する思い出ではないでしょうか。

庶民のおやつを売る屋台過熱加工した軽食が味わえる「熱食街」には、様々な移動式屋台が
出ていました

レタスと魚のすり身のスープ、フカヒレ風スープ、三種の野菜の肉詰め、エッグワッフル
お粥、魚のつみれ麺、揚げパンのもち米包み、揚げ物といった庶民におなじみのおやつが
並んでいました。

しかし経済が急速に発展するにつれ、こうした街の軽食は次第に消えていったため、
この作品でその姿を思い出してもらいたいとの願いをこめているのだそうです。

九龍城にあった庶民の店  士多は香港独特の商店形式であり、さして広くない店内に
米や調味料から飲み物、お菓子やおもちゃまで様々な生活出需品を取り揃えている。

九龍城は観光客には近づけないところでした、歯磨き中のおじさんなかなかリアルです

香港スタイルの軽食店  作者は旺角(もんこっく)を歩き回り、様々な軽食店の設備の配置、
食べ物の種類やその並べ方、店員たちの作業手順や動線などを観察した上で製作に着手
したそうです。

「大坑舞火龍」 大坑村の火龍の舞 大坑村は香港島の銅羅湾(コーズウエイベイ)にある。
伝説によれば100年以上前に村で疫病が流行した際、村民が中秋節に火龍の舞を演じ、
爆竹で祓ったところ収まったという。
この作品は1970年代の火龍の舞の賑やかな様子を再現したもの。
巨大な火の龍は100人もの男たちによって舞い踊っている。(龍の頭が切れてしまい残念)

銅羅湾は香港島の中でもいちばん滞在したところです、近代的なビルが立ち並ぶ現在からは
想像もつきません。

花市場の一角  旺角(もんこっく)の花市場は、園芸好きにはよく知られている、生花を扱う
小売、卸売りが100件以上軒を連ねる。  香の漂いそうなお店でした。

レトロな飲茶楼  茶楼とはいろいろな「点心」を提供する飲茶のお店

右側の点心ワゴン、えび餃子や焼売のワゴンはいつも一番人気があった、現在大多数の
茶楼では紙に注文を書き込む方式になり、見てから選ぶ楽しみはなくなった。

見ながら注文できるのは魅力です、大好きで朝食はほとんど飲茶でした、美味しかった。

「薬材舗」 漢方生薬店
香港では西洋式の医療が主流だが、依然として多くの市民が伝統的な東洋医学を選んでいる

店内には古風な戸棚が置かれ、その横には生薬を煮出す大やかんも備えてある

漢方薬の店が軒を連ねる香港島の上環にある高陸通りは漢方薬のお店が軒を連ねる

伝統的な漢方薬のお店を模したものです

「鯉魚門夕照」  鯉夕門の夕焼け  コンクリートジャングルと称される香港ですが、
高層ビルの狭間には”街の中の村”とも言うべき昔ながらの地域が残されている

150年以上の歴史を持つ鯉魚門、昔の漁村が海鮮料理で有名な観光スポットとなっている。

ビクトリアパークに隣接していて、夕日を眺めるのに絶好の場所でもある

「大展鴻園」 開店祝い 新しく開店した薬局の入り口に、大きな赤い花看板「花碑」には
商売繁盛の願いがこめられている、隣には軽食の店があり、おもちゃの露天も出ている、
深水歩の昔ながらの風景を描写したものです。

お祝い事は華やかです、赤色、龍、孔雀など欠かせないようです。

屋台は香港の食文化の最たるものの一つといわれる

簡単な調理器具を使い、移動可能で安価なメニューを特徴とし、

何世代にもわたり香港市民に安くて美味しいファーストフードを提供した屋台を再現している

「壽宴」 長寿を祝う宴
壽宴とは50歳以上の人の長寿と幸せを願って開催する宴のこと。
香港式レストランで開かれた宴の様子を再現した作品、子豚の丸焼き、エビの
すり身を包んだカニ爪揚げ、鶏とフカヒレのスープ、魚の浮き袋とガチョウの
水かきの煮込みなど美味しそうなご馳走に加え、長寿を祈る桃饅頭などが
テーブルいっぱいに並べられている。

ガラス越しに覗いてみましたが美味しそうなお料理に見えました。

鳳大禮堂x満漢全席」
中国の美味を取り揃えた盛大は宴席、満漢全席の内の一席である「鹿鳴宴」が開かれている
この情景は1977年、香港の「国寶大酒楼」で日本のテレビ局の撮影のために行われた、
2日にわたる4回の宴会のうちの最後の宴の模様、10万香港ドルを費やしたといわれる。
料理はもちろん、食器も手作りの作品です。

わが街、香港 「我愛香港」
せわしなく行き交う人々、林立する新旧の建物、道にせり出した看板で彩られた繁華街、
大通りも路地も隅なく走る2階建てバスやトラムは、香港の街中で見られる典型的な風景。
1/76スケールで作られた作品では、愛する街、香港のユニークで活気あふれる情景を
再現している。

「唐楼」  中国式の低層建築  唐楼とは近代初期に中国南部でよく見られた様式の建築物
であり、3~4階建てで1階は商店、2階以上は住宅地となっているものが多い。

「金芸茶坊」 伝統的なお茶を楽しむ店
作者が中古品店で買ったカプセル入り玩具には中国家具のミニチュアが入っており、ここから
中国風のお茶の店を製作しようというアイデアがわいたそうです。

「花籠」  後付けベランダ
1970~80年代の香港では、居住空間の狭さから多くのアパートで、窓の外側で後付けの
ベランダのようなものを取り付けることがよくあった。
この「花籠」と呼ばれた違法建築は、住人に花を植えたり、新聞を読んだりするスぺースを
作り出し、泥棒除けにもなっていた。
しかしこうした古いアパートの大部分は解体され、花籠は香港人の記憶の中に残るのみです

新聞・雑誌の売店
飲茶の店の前にはこのような店があり、店に入る前に新聞を買い、飲茶を食べながら読むのが
定番でしたが、現在は飲茶レストランの多くはショッピングモール内に移転し、売店もコンビニに
取って代わられている。

毎朝飲茶を楽しみながら新聞を読むという習慣も徐々に忘れられ、若者たちは朝早く飲茶を
することもなく、ニュースはスマホで読むようになった。

確かに飲茶楼に入る階段の横にこんなお店があり、父はよく新聞を買ってました。

「老金山貨店」 農業と漁業が主体だった頃の荒物屋

西貢の海鮮料理屋 香港の新界東部、海鮮料理で有名な西貢の船着場近くの海鮮料理屋を
描写している。

お客は魚を選び調理してもらいます、当時もかなり流行っていました

大小の水槽にいろいろな種類の魚介類が入っていますが、ひとつひとつよく出来ていました。

街中のお店でシャコを調理してもらいましたが、時期によりかなり大きなシャコで揚げて
ぶつ切りにして、にんにくのみじん切りの揚げたのと食べるのですが、お皿に立ち上げて
盛られていてカマキリのような手に驚いたことがありました、でも味はおいしいのです。
日本の食べ方とはかなり違いますね。

長州島の饅頭祭り  毎年旧暦4月8日(お釈迦様の誕生日)に長州島の住民によって
行われる伝統祭事で、2011年に無形文化遺産として登録された。
花看板で装飾された3つの饅頭タワーが建てられ、参加者たちはタワーによじ登り、饅頭を
出来るだけ多く掴み取ればその1年家族が幸運に恵まれ、より高い位置にある饅頭ほど
さらなる幸運が訪れるといわれている。

アトリウムにはパンフレットによると48作品が展示されていました。

香港の今と昔の町並みや風物詩が本物そっくりにミニチュア作家により再現されています。
懐かしい風景もあり、香港にまた出かけたくなりました。

 

ガラス張りの展示を多くの人が楽しんでいるので、人が映り込んだり向こう側を通る
人が写ってしまったりと失敗作も多かったですが、楽しいミニチュア展でした。

 

コメント

  1. shinakoji より:

    純子さん
    懐かしい香港でした、お宅にお世話になったり、
    あちこちのお店に食事に出かけましたね。
    正子さん、マリ子さん、李さん皆さんを思い出します。
    香港を思い出すとちょっと寂しいですが、もう一度出かけたいです。

  2. Junko Fukazawa より:

    志那子さん

    今ではもう遠い昔の香港ですね。懐かしいというよりはこんな世界もあったんだと不思議な気持ちです。そう言えば、正子さん、マリ子さん、李さんももうこの世には居ない人達、、
    私が香港に帰ったらどんな世界になっているのだろうと、またまた不思議な気分です。
    私にとって香港は未知の世界になりそうです。

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