【添乗員同行】青森ねぶたと東北の遺構を訪ねる旅2024

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「染めの小道」 

東京の染色産業の中心地だった新宿区落合・中井地域の
「染の小道」が今年も開催されました。

 

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川筋の染工場の職人たちが川のあちこちで染物の水洗いをする様子は、
身近な風景の一部だったそうです。

妙正寺川領域には300軒以上の染色関連の業者が集まっていました。
今では3分の1ほどですが、染色職人と街の商店、住民が一体となり
「染の街」として再び発信しようと2009年に始めたイベントです。

 

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「川のギャラリー」には、反物126本が妙正寺川の上に架けられました。

 

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約200mにわたり架けられた色とりどりの反物が風にゆれる様は印象に残り、
お邪魔するのは3回目です。

 

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「百人染め」 地域の人たちが皆で一枚の布を染めるのが百人染めで、川のギャラリーに展示されました。

 

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江戸文化が醸成した染色の技術、それを受け継いできた染め工場の職人たち、染物の水洗いする光景は
昭和30年代までこの辺りの日常風景だったそうです。

 

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川沿いの工房も公開されています、暖簾は紅型

 

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「友禅工房」では友禅の着物を見せていただきました。

 

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「湯のしやさん」もありました

私は地伸しやさんで仕立て前の服地の布目を直してもらう(地伸ししてもらう)
こともあるので興味がありました、反物の湯のしは同じような意味なのでしょうか、
聞いてみたかったです。

 

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イベントの説明や周辺の案内誘導担当は和服姿の学生さんたち

 

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小学校が展示会場の「染の王国新宿展」では伝統工芸士さんによる実演も、
細かい刺繍の作業でした。

 

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着物の展示もありました

 

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「道のギャラリー」では着物に使われる染色の技術で、「のれん」を染めた作品がそれぞれの
店舗で97枚展示され、作者が書かれた暖簾は販売もされていたようです。
こちらの作品の作者のひと言は”カラスもきます” でした。

 

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細い路地には踏み切りがあります、西武新宿線の中井駅近くです

 

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こちらの暖簾も作品のひとつ 「シンプルでありながら印象に残る作品を
作りました」と作者の言葉

 

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街自体を染物のギャラリーに見立てたイベントが「染の小道」です、中井駅前の商店街と
妙正寺川の川面を染物が彩る3日間です。

小道にも造形大や美術大学生による手作り作品のお店が並び、手染めの手拭や小物やさんなど
魅力的なお店を巡るのにはもう少し時間が必要でした。

 

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一休みしようと「江戸の粋」の暖簾のかかったおすし屋さんに寄りました。

 

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「染の小道」の3日間だけのお昼のちらし寿司を美味しく頂きました。

 

「道のギャラリー」の商店街のれん作品を見て回る時間がなかったのはちょっと残念でした。

 

(2月28日撮影)

 

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