「Allacciate le cinture」 ”ベルトを締めて”というイタリア映画。
イタリア文化会館でパンフレットを見て機会があればと思っていました。
ある日、気が付いたらシネスイッチ銀座で午後の回に間に合う時間でした。
パンフレットはチラッと見ただけで内容は知らずに出かけました
邦題は「カプチーノはお熱いうちに」
南イタリアのアドリア海に面した美しい街レッチェでにわか雨の降った日、
バス停留所で客同士の言い争いに巻き込まれる。
そこで出会った乱暴な男アントニオに対し、勝気で正義感の強いエレナは
真っ向から対立する。
アントニオはカフェで一緒に働く親友シルヴィアの彼、決して合うと思えない二人でした
親友の恋人で、生き方も性格もまったく正反対のアントニオに惹かれてゆく
二人は結ばれる
仲良しの3人、中央がちょっと我儘だけどお人よしな親友シルヴィア、右は
カフェの同僚ファビオ
ファビオと共同経営のカフェが大当たり
弟の親友でもあったファビオは心優しきゲイ
カフェの経営に多忙な日々を送るエレナが人生の乱気流に遭遇したのは
2人の子供にも恵まれた13年後のことでした
家族や友達そして何より行き違いのおきていたアントニオとの愛にも気づきます
子供たちの面倒も見てくれている母アンナとトラブルメーカーの叔母カルメラ(右)
カフェで働いていた頃、のちに偶然エレナの主治医になり、再会する努力家ディアーナ
エレナとシルヴィア 大事なのは今を大切に生きること
ヒロインエレナを囲む愛すべき人々
恋も仕事も手に入れてきたヒロインが遭遇する人生の乱気流、そんな時に
力をくれるのは友達、家族そして恋人の深い愛。
人は人を愛し、人に愛されて生きている生き物だと改めて気づかせてくれる、
イタリアならではの明るさと優しさに満ちたヒューマン・ラブストーリーでした。
”人生は一度きり。カプチーノも、いのちもお熱いうちに”
(9月末、銀座シネスイッチ)
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