新宿区の中井で染物のイベントがあるのを思い出したのは最終日にあたる2月25日でした。
急ぎ支度をして家を出たのが8時半ごろ、駅に向かう途中富岡八幡宮の境内を通ると
お神輿の準備をしていました。
この日は東京マラソンの当日で、八幡宮先に折り返し地点がありにぎわいます、
応援に出るお神輿と思いました、9時から14時半までの通行規制が始まります。
新宿区落合、中井は染の街です
大江戸線で中井駅下車して外に出るとすぐ川のギャラリーがあります
戦後間もないころの東京は、京都や金沢に並ぶ染めの3大産地として
全国に名をはせていました
江戸が育てた手書き友禅や小紋など、伝統を受け継いだ文化が息づいています
水質に恵まれた神田川、妙正寺川だったのです
時代とともに着物産業が下火になる中でも、染め職人さんたちは工房を
維持してきました。
こちらは道のギャラリー
街を丸ごと染物で飾ります
のれんはどれも美しいオリジナル作品だそうです
製作者がお店と相談しながらこの日のために染め上げるそうです
番号と作者の名前がついています
のれんは107作品
残念ながら全部は見きれませんでした
こんな半纏も見かけました
紅型染めでしょうか
藍染のれん
1周して橋に戻ると川のギャラリーの展示が完了してました
昭和30年代まで川のあちこちで染物を水洗いする光景が見られました
こんな横道もありました、ほかの小道にも小物のお店が出て
ゆっくり散策できなかったのはちょっと残念でした。
帰路門前仲町駅に着くと地下鉄出口も一方通行で、マラソンのランナーたちが永代通りを
通っていました
沿道も応援の人たちでいっぱい
我が家に近い地下鉄出口に出られず家に帰るのにちょっと遠回りでした、お神輿が出て
応援していた八幡宮前
この先すぐのところに折り返し地点があります
永代通りの折り返し点
応援の人たちは地下鉄を乗り継いで先回りして応援するのだそうです。
後日聞いたところによると、ゼッケンにチップが入っていてエリアがわかるのだとか。
門前仲町界隈永代通り、清澄通りは賑やかな日曜日でした。
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