琉球王国の栄華を物語る世界遺産「首里城」はかなり印象に残っていたと
思ったのですが、前回と違う道を行ってしまい、すこし迷いました。
カラフルなシーサーを見かけた「沖縄県立芸術大学」の前を通り
「円覚寺跡」 王族の菩提寺、かつて首里城の周辺には仏教寺院と王族や家臣の建物などがあり、
中でも寺院の代表が「円覚寺」でした。
「守礼門」を抜けたところに出ました、やはり前回と違う道を上がってきたようです。
守礼門を通り首里城に向います。 扁額の「守禮之邦」とは
「琉球は礼節を重んじる国」という意味です。
この石の門は世界遺産「園比屋武御獄石門」(そのひやんうたきいしもん)
国王が外出時に安全祈願をした礼拝所である、形は門になっているが人が通る門ではなく
神への「礼拝の門」とうべき場所
「歓会門」 首里城の正門、中国皇帝の使者”冊封使”(さっぽうし)など、訪れる人への歓迎の
意を込めて名前が付けられた。 別名「あまへ御門」
「瑞泉門」 瑞泉とは”立派なめでたい泉”という意味門の前にある湧き水に
ちなんで付けられた
こちらが瑞泉門手前にある湧き水「龍樋」 国王一族の大切な飲料水。
「冊封使」が訪れた時には宿泊先の「天子の館」まで届けられました。
「漏刻門」 櫓の中の水時計で時刻を測ったことで名づけられた門、身分の高い役人も
国王に敬意を表してここで籠を降りました 別名「かご居せ御門」
「広福門」 東側には戸籍を管理する「大与座」(おおくみざ)西側には
寺や神社を管理する「寺社座」がありました。
別名「長御門」 現在は券売所です。
展望台からは「久慶門」の前に広がる森とその向こうに那覇市街地や、那覇港が一望できます。
「奉神門」 「内庭」(うなー)へ続く最後の門 3つの入口があり中央の門は国王や身分の高い
人だけが通れる門でした。 別名 「君誇御門」(きみほこりうじょう)
「首里城正殿」 約500年にわたり琉球王国の城としてあり続けた首里城、1992年に復元されました。
唐破風妻飾 唐破風の妻壁には火炎宝珠と大蟇股、両脇には金龍と瑞雲の彫刻が施されている。
階段の下両脇石台に立つのは正殿大龍柱の吽形(左)・阿形(右)で、国王の象徴である龍は城内に
いくつも見られますが、そのほとんどが阿形と吽形の対になっています。
正殿内を見学するため南殿から入りました。
内庭では様々な儀式が行われた、色違いの線は儀式の際に諸官が位の順に
立ち並ぶ目印の役割をもっていた。
中央の道は「浮道」といい国王や中国皇帝の使者など限られた人だけが
通る事を許された。
お茶をいただきました、王朝時代の伝統菓子とさんぴん茶、さんぴん茶とはジャスミン茶の事、解説に
よりますと、ジャスミン茶の漢字「香片茶」が入ってきた頃は読めなくて、発音からさんぴん茶になった
とのことでした。
お茶をいただいた部屋は「鎖之間」(さすのま) 王子たちの控え所であり、また諸役の者たちを招き
懇談する施設だった。
書院・鎖之間庭園は両間を一体となす重要なもので、城内で唯一の本格的な庭園です
書院に招かれた冊封使たちは、この庭園の魅力を讃える歌を詠んだといわれます。
「首里城」続きます。
コメント
しなこじさん
いつのまに沖縄へ?!
建物などを拝見すると、やはり、
違う文化の国だったのだなあと
あらためて思いました。
北から南まで、くまなく旅されてますね~。
アクティブですね!
雲母舟さん
ご無沙汰しております。
以前のようにすぐUPできなくて時間が経過してしまいます。
1月末に行きましたが、初夏のような陽気でした。
首里城はまだ途中でした、なかなか慣れなくて
うまく行きません、もう少し時間がかかりそうです。