【添乗員同行】青森ねぶたと東北の遺構を訪ねる旅2024

個性ある夏祭りが、ツアーの夜を彩ります
遺跡、集落跡、復興へ向かう街へ
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臨済宗東福寺派大本山「東福寺」

東福寺は紅葉の名所ですが12月も半ばになっていたので、当然見ごろを過ぎていますから、
「散紅葉」でも楽しめたらと京都旅最終日は楽しみにしていた東福寺からにしました。

 

一番西にある臥雲橋から紅葉の庭と通天橋を眺めまたら赤い色が残っていました!

この日はかなり気温が下り寒い朝でした、ワクワクしながら日下門から境内に入ります
正面は本堂(仏殿兼法堂)

通天橋の奥が方丈です

人気の通天橋も人影は見当たりません、紅葉のピークには両側が真っ赤に染まります

この辺りはほとんどこんな光景、散紅葉で地面が見えないほどでした

 

通天橋からの眺めも残念でした、向こう側に見えるのがドキドキしながら通った地元の人たちも
利用する木造の臥雲橋です

でも冬の日差しに美しく映える木も残っていました

少しだけ通天橋の景色を楽しめました、紅葉シーズンが過ぎていましたからいつもの喧騒とは
無縁で、紅葉以外の季節でもこんな静かな通天橋は初めてです

日差しがあるだけよかった

やっぱり通天橋には紅葉が似合います

この小さな門が月下門でしょうか

赤い愛染堂と赤いモミジ

通天橋から去りがたく独り占めの景色をしばらく楽しみました

紅葉のピーク時を見ていますが、この景色も見られる期間が短いでしょうし、何と言っても
独り占めの庭園ですからゆっくり楽しみました

青空のもと、真っ赤な木を見上げて、”残っていてくれてありがとう”という気持ちでした

禅宗寺院における僧侶の住居を指す「方丈」を見せていただきました

方丈庭園  枯山水庭園の南庭

西方に「五山」になぞられた築山を置きその苔地と砂門とを区切る斜線の表現も効果的です

南正面の向唐破風は「恩賜門」と呼ばれ、明治期唐門の代表なのだそうです

ひと時「八相の庭」南庭を楽しみました

日差しがうれしいこちらも独り占めの見物でした

東庭 雲模様地割に円柱の石で北斗星を構成し、「北斗の庭」と呼ばれる、後方には天の川を
表した生垣が配され、夜空が足元に広がるかのような小宇宙を作りだしているそうです

西庭 さつきの刈込と砂地とを葛石で方形に区切り、大きく市松模様に図案化し、井の字に
等分した「井田市松」と呼ばれる庭です

北庭 苔の緑との市松模様、(この日は霜が降りて苔が見えなくなっていましたが)サツキの
丸刈りとの調和、秋にはか背景の紅葉と通天モミジ(黄金色のモミジ)とが織りなす色彩感
あふれる空間となります

通天橋はどの角度から見ても印象に残ります

かなり寒い朝でしたから、日差しも美しさのひとつと感じました

日が当たる側の庭園の苔は緑です

本堂「仏殿兼法堂」   そろって覗いているのは子供たち、   内部には入れませんが
覗くとご本尊と供に、龍の天井画が見えます、こちらも残念なことに
公開期間が過ぎていました

境内の最も南にある「三門」禅寺の三門としては日本最古で最大、国宝に指定されています

二階建ての構造で、普段は拝観できませんが毎年3月14日~16日の「涅槃会」(ねはんえ)の
時などに公開されます

三門の北側に立つ、存在感たっぷりな東福寺の「本堂」 ご本尊は釈迦如来坐像です。

1881年(明治14年)に仏殿と法堂が焼失した後1934年(昭和9年)に仏殿兼法堂として
再建された重層入母屋造の建物。
高さ25,5m、間口41,4mという大堂で、昭和の木造建築中最大だそうです。

 

3月14,15,16日の涅槃会には「大涅槃図」が御開帳されますが、京都三大涅槃図の一つ
「大涅槃図」は現在修復作業中で完了までに数年を要するそうです。
こちらも拝観させていただいたことがあり、印象に残る涅槃図でした、修復が完成したら
是非見せていただきたいと思いました。

 

久しぶりの東福寺拝観の喜びの余韻とともに今回の京都旅行最終目的地に向かいました。

 

(12月17日)

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