「パレルモ」 そのⅡ

パレルモのローマ通りから少し入ったところのトラットリアでランチを楽しみました。

 

イタリア料理は、アンティパスト(前菜)から始まり、パスタ、メインの肉料理や魚料理と進むのですが、
息子夫婦もたくさん食べる方ではないし、食べたいだけ食べられる気楽なお店にしました。

こんな店内です

こちらがアンティパスト、シチリアはなすが名物、右側の煮込み風の(caponata)は茄子を揚げてから
トマトソースで煮たもの、いずれも野菜がメインの前菜です

パスタでもパンが付いてます、このときは白ワインにしました

こちらは鰯とフェンネルのトマトパスタ

こちらはかけて食べるようですが、チーズではありませんでした

私が注文したパスタは、アサリ、エビ、ウニそしてカリカリのルッコラ添え、魚以外の海のものです
ウニの溶けたソースは塩味もちょうどよくてとても美味しかった。

 

お店からすぐのところの狭い道沿いがヴィチリア市場でしたが、地元人らしい人達が食事中だったり、
道の両側には色鮮やかな野菜や果物、魚介類、乾物などが並んでいましたが、観光客も少ないようで
ちょっと写真が撮りにくかったですが、あとで思うと、聞いてから撮ればよかった、、、

 

市場の出入り口のところの左角のジェラートやさんで好みのを選んで食べました。

 

 

市場の入り口近くのドメニコ広場に面して建つのが、サン・ドメニコ教会

 

14世紀創建のバロック様式、内部はひときは堂々たる円柱に支えられた
三廊式です

シチリア名士の廟墓や記念碑が並びます

何か準備中のようでした

真っ白なドレスのお嬢ちゃんが登場

白いドレスの可愛いお嬢ちゃんたちとそのママたちのようです、洗礼式でしょうか?
ママ達は写真を撮るのに夢中、こんなに可愛いお嬢ちゃんたです気持ちはよく分かります。

 

リナシェンテはデパートで、お土産が買いたくて立ち寄りましたが、中は人気も
少なく、シチリアらしいお土産も見つかりませんでした。

(デパートの写真も撮れてなかった)

 

軽食のお店「アンティーカ・フォカッチャ・サン・フランチェスコ」

サン・フランチェスコ・ダッシジ教会の正面にある1834年創業の歴史あるカフェ兼レストラン、ここの
名物はモツ(脾臓)のスライス煮込みとチィーズを挟んだフォカッチャ・マリタータです

中央の大鍋でモツを煮込んでます、穴のあいたスプーンでスープを切って挟んでくれます

スナック類も豊富です

下段左端がシチリア名物お菓子カンノーロ、筒状のビスケットの中にリコッタチーズやドライフルーツを
詰めたもので意外に甘くなかったです

アランチーニ こちらのはおむび程度の大きさで、ライスコロッケとでも言いましょうか、サフラン色の
ライスの中には肉やチーズが入り、控えめの味付です

こちらがお鍋で煮ていた内臓のフォカッチャ、レモンがたくさん付いています。

 

アランチーニは何回か食べましたが、それぞれ味が違います、最初に食べたパレルモ駅近くのお店のが
いちばん美味しかったように思います。
そこで買ったもう1種類は小魚、烏賊などをから揚げにしたのをたっぷり挟んだフォカッチャでした、
もちろんレモンがごろごろ付いてました。

パレルモを発つ日が日曜日だったので、その前日にお店で ”日曜日開いてますか?”  と聞いたら
あんなに愛想がよかったおばちゃんが、何言ってんのと言わんばかりに ” ノー” と言われました。
とても繁盛店でいつもお客さんが外のテーブルで食べていたり、持ち帰る人も多いお店でした。

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