京都駅から一乗寺下り松町までは市バスで50分近くかかります。
バス停から徒歩6~7分坂道を行くと小さな門があります、一乗寺の最初の目的地はこちらです。
「詩仙堂」です入り口の小さな門「小有洞」から石段を登ったところに中門「老梅関」
そこをくぐると詩仙堂の書院があります
ししおどしの響く情緒あふれる唐様庭園がひろがる書院です、サツキの丸い刈込の奥に紅葉が
見られるのですが、ほとんど散ってしまったようです
庭に出ることができます
江戸時代の文人・石川丈山が隠居所とするため自ら手掛けた山荘です、狩野探幽の描いた
中国三十六歌仙像を掲げることからこの名が付きました
深山のような庭園です
現在は曹洞宗大本山永平寺の末寺だそうで、ご本尊は馬郎婦観音(めろうふかんのん)です
1986年5月9日、英国王室チャールズ皇太子と故ダイアナ妃が来日された折、京都へ
お越しになった際にこちらに立ち寄られたそうです
こちらの庭園でもこの時の見学者は私一人でした
散りもみじが寂しげでした
庭園から見た書院も趣があります、いつもはここで庭を眺める多くの人が見られるのですが
この日は寂しいくらいでした。
大好きな詩仙堂の前の道を左折して住宅地の道を行きます。
次の目的地はここから数分です、詩仙堂を訪れた時は必ずこの道を行きます。
(12月15日)
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