新潟 「新発田」 散策

村上駅から乗車して新発田駅(しばた)に着いたのは午後2時近く、まったく知らない町なので
とりあえず駅構内の観光案内所に行きました。
3時間ほどあるなら主なところが回れると聞きすぐ出発です。

 

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旧二の丸隅櫓(やぐら)

観光案内所で教えてもらったとおりにタクシーで新発田城に向かいお城の表門を通り越してまず濠の
外から外観を眺めました、確かにすぐ中に入ってしまったらこの景色は見られなかったわけです、でも
後で気が付きました、もう少し先まで行けばもうひとつの櫓(三階櫓)が見られたのです

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新発田藩 初代藩主溝口秀勝は、慶長三年(1598)豊臣秀吉の命により6万石を与えられ、加賀国
大聖寺から新発田に入封、関が原の戦いでは徳川方に付いた外様大名です

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辰巳櫓

入封当時の藩領は沼などの多い未開墾地でしたが、歴代藩主が河川改修や干拓など治水と新田開発に
務めた結果、美田の広がる蒲原平野へと生まれ変わりました

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表門

表門と旧二の丸隅櫓は、新潟県内で唯一、江戸時代から現存する城郭建造物です
表門は二階建ての櫓門で、二階の正面に敵を攻撃するための「石落し」という仕掛けがあります
腰壁は瓦張りで、白と黒が美しい海鼠壁で仕上げられています

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新発田城は入封から56年後の三代宣直の時に完成しています

 

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表門の中に入れました

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城の構えは本丸を二の丸が取り囲み、三の丸が突き出た変形の平城で、三方が湿地でした

 

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新発田城は舟のような形をしているため「舟形城」、周囲の湿地にアヤメが
咲いていたことから「菖蒲城」ともばれていました

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三階櫓は事実上天守に相当する櫓ですが、幕府や新藩に遠慮して天守という
名称は用いず、「三階櫓」とか「御三階櫓」と呼びました(平成16年完成)

三階櫓が見えましたが自衛隊駐屯地の中で櫓には入れないといわれました
この櫓が旧二の丸隅櫓の先に濠の外から見えた櫓でした

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辰巳櫓  表門に向かって辰巳の位置にあり、かつて赤穂義士堀部安兵衛の父が管理責任者で、櫓の
焼失の責任をとって浪人となりました、その後安兵衛は家名再興のため江戸に出て高田馬場のあだ討
によって名を遂げました(平成16年に復元)

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櫓の内部はまだ木の香がするような感じでした

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美観を重視した石垣は寛文9年(1669)の大地震で石垣の大半が崩れ、
翌年から積み直しが行われ前面の石を整形し隙間なく積む当時の最高技術
「切込はぎ」に変わりました、積み直しに江戸から石工職人を呼んだと伝わります

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「堀部安兵衛像」  新発田の出身とは知りませんでした
義士堀部安兵衛生誕の地の石碑もありました

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新発田城は明治2年(1869)版籍を奉還し、同4年の廃藩置県により、12代、274年にわたる
歴史を閉じました
江戸時代外様大名でありながら、移封がなかったことは注目すべきだそうです

新発田城をあとにして、駅に向かい地図を片手に新発田の町歩きをします

 

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少し路に迷いましたが地元の人に聞きながら着いたこの建物は

 

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蕗谷虹児記念館 蕗谷家から寄贈された原画、直筆原稿、書籍、印刷物など
の資料が展示されています、開館は昭和62年

新発田市生まれ、13歳で母を亡くし14歳で同郷の日本画家の内弟子となり
上京、21歳で竹久夢二の紹介で、「少女画報」に虹児の筆名で挿絵を描いて
デビュー、パリ留学後モダンな画風で一世を風靡する。

 

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50円切手の原画 「花嫁」(1968年)が展示されていました

花嫁人形

金襴緞子の帯しめながら  花嫁御寮はなぜ泣くのだろう
文金島田に髪結ひながら  花嫁御寮はなぜ泣くのだろう

この絵の前にルーペが置かれていました、それは花嫁の左頬に
小さな涙が描かれているのですが肉眼では見えない人の
ためでした。
(手持ちの切手には涙が見えませんでした)

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「花嫁人形」

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「キューピットを飼ふひと」

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「うたたね」

どの絵も可愛くて、ポストカードと一筆箋を買いました

 

町歩きを続けます

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寺町エリアに立派な山門が見えたので見せていただきました

 

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こちらは新発田藩主溝口家の菩提寺「宝光寺」の山門でした、均整のとれた入母屋造り二重門です

 

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経堂

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本堂

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回廊

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寺町エリアは風情ある水路のある路でした

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寺町通りから大通りに出ると地図に載っている和菓子屋、菊谷さんというお店を見つけ立ち寄り、
こちらの名物など少し買い、新発田駅に向かって歩き、10分ぐらいでしょうか駅に到着しました。

あとで気が付いたら新発田駅の写真がありませんでした、新潟からの新幹線の時間は決めていません
でしたが、朝から村上の町を散策、午後になって決めた新発田の町も散策して盛りだくさんの一日で
よく歩き、さすがに少し疲れました。

10月22日から25日まで横手で2泊、村上で1泊、晴天に恵まれ、秋を満喫した楽しい4日間でした。

 

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