前日の雨がすっかり上がり、朝7時半ごろここ橿原神宮前駅に到着、飛鳥を巡ります。
駅前から7時40分の周遊バスで飛鳥に向けて出発です
明日香と飛鳥2種類の表記は、漢字だけを使っていた万葉かなの時代には
固有名詞の表記も一定ではなかった。
現在は行政区画としては「明日香村」そして明日香村の周辺を含めた奈良盆地
東南部の飛鳥川流域一帯をさす場合は「飛鳥」と区別して表記されるようです。
途中小学生が大勢乗り込みスクールバスも兼ねているようなバスでした、
20分ほどで岡寺前に到着、目的地は山の中腹です
途中小さなお寺さんの前を通りました、お坊さんがいらしたのでお話を伺い、お参りしました。
振り返るとこんな坂道です、目的地はまだ先です
仁王門に到着、厄除け観音霊場 「岡寺」 (東光山 龍蓋寺)
梅でしょうか古木の根元に彼岸花を見つけました
こちらは「花のお寺さん」とも呼ばれるようです
つわ蕗は水の流れが合うように思います
本堂に向かう途中の小さな庭
開山堂の前にも花がいっぱい
こちらが本堂 創建は663年
ご本尊・如意輪観音像(重要文化財)はわが国最大の塑像(土でできた仏像)4,8mの高さです
中でお参りさせていただきましたが、外からもお顔が見えました。
その御名を呼べば衆生の願いに意の如く応え、法輪を転じて衆生の願いを破る。
これがご本尊如意輪観音の功徳です。
龍蓋池 この寺の近くに農地を荒らす悪龍がいて義淵僧正はその悪龍を法力によって
小池の封じ込め大石で蓋をした、この伝説が岡寺の正式名称「龍蓋寺」の原点になっているのです。
紅葉が始まっている美しい森の先には奥の院と稲荷神社があるようですが人気のなさに躊躇しました
鐘楼
大師堂
美しい三重塔です
そこから眺めた明日香村
仁王門もこんな角度で見られました
「けさみれば露岡寺の庭のこけさなが瑠璃の光なりけり」 日本最初の厄除け霊場は趣があります
今頃はこの階段も真っ赤に染まっていることでしょう
石舞台古墳まで歩きます、レンタサイクルが充実していて、乗り捨てもできるので便利でしたが
今回は回数も少ない周遊バスですから徒歩も多くなります、幸い体調は回復してますから青空の下
歩くのは苦になりませんでした、でも人に出会わないこと、、、
何回か訪れている飛鳥ですが石舞台は初めてですので楽しみです。
(10月27日撮影)
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